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厳しいって本当?タクシー最大手「日本交通」の採用基準とは?[2023年4月26日更新]

厳しいって本当?タクシー最大手「日本交通」の採用基準とは?[2023年4月26日更新]

転職活動に共通して悩む話題の中で「採用基準」というものがあります。

採用基準の多くは“噂話”でしかないケースが現状ですが、真意を突いているという点では、さほど間違っていない解釈とも言える要素が含まれているのも事実であり、転職活動を行う人々にとって厄介な「見えない敵」であるわけです。

タクシードライバーを目指して転職を考える際、既に面接の確約を頂いている方も「採用基準はどうなっているのだろう」と考えることがあるはずです。
とある大手タクシー会社では、どのような採用基準になっているのでしょうか?

厳しいって本当?タクシー最大手「日本交通」の採用基準とは?

タクシー会社の採用基準…それは一概に「こうです」とは言い難いものがあります。

人事担当者の方だけでなく、タクシー会社(無線種)のカラーによっても違ったりします。今回はタクシー最大手「日本交通」の採用基準についてクローズアップしていきましょう。

「日本交通」について

日本交通は東京のタクシー、大和自動車交通・日本交通・帝都自動車交通・国際自動車(通称:大日本帝国)からなる「大手四社」の一角で、知名度はもちろんのこと、グループ売上高、無線配車数・都内専用乗り場数・法人契約数など…いずれも業界トップクラスに君臨するタクシー最大手企業となっております。

利用されるお客様は「桜にN」の行灯を信頼の証として認識し、タクシーの流し営業やタクシー乗り場での乗車する際もわざわざ「日本交通のタクシーが来るまで待つ」といった顧客を抱えるほど、タクシー業界の接遇面の底上げを行ったパイオニア企業です。

タクシー営業所は東京都内に7カ所に位置しており、日本交通の直営となる営業所になります。俗にいう「本体」と呼ばれる場所です。
また、日本交通にはタクシーの関連会社が全国18法人35営業所(ハイヤーやアプリ関連の子会社は除く)、業務提携タクシー会社(グループ会社)が28法人50営業所ほど存在しており、各社が日本交通というブランドを掲げて日々おもてなしのタクシーサービスを行っております。
※原則として「専用乗り場」など、日本交通と同じサービス内容となっております。

▼日本交通タクシー営業所
・板橋営業所
・赤羽営業所(※タクシー総合研修センター併設・また関連会社の東洋交通株式会社が併設)
千住営業所
・品川営業所
・新木場営業所
・三鷹営業所
・葛西営業所(※新卒採用乗務員のみの営業所)

▼日本交通タクシー関連会社(東京特別区武三交通圏のみ抜粋)
東洋交通株式会社【北区】(※日本交通赤羽営業所及び日本交通タクシー総合研修センター併設が併設)
・蔦交通株式会社【葛飾区】
・日交美輝株式会社【足立区】
・大国自動車交通株式会社【三鷹市】
日交練馬株式会社【練馬区】
東京ひかり交通株式会社【大田区】
・株式会社ワイエム交通(本社営業所【江東区】・錦糸町営業所【墨田区】・南砂営業所【江東区】)
・羽田交通株式会社【大田区】
・春駒交通株式会社【北区】
・改進タクシー株式会社【足立区】
恵豊自動車交通株式会社【大田区】
・ハロートーキョー(日本交通枝川営業所)【江東区】

▼日本交通業務提携グループ会社(東京特別区武三交通圏のみ抜粋)
・三和交通株式会社 東京営業所【板橋区】
扇橋交通株式会社【江戸川区】
・日立自動車交通株式会社【足立区】
日立自動車交通第二株式会社【足立区】
日立自動車交通第三株式会社【葛飾区】
・陸王交通株式会社(本社営業所【板橋区】・赤羽営業所【北区】)
・すばる交通株式会社(本社営業所【足立区】・北千住営業所【足立区】)
・キャピタルオート株式会社【杉並区】
キャピタルモータース株式会社(本社営業所【杉並区】・井草営業所【杉並区】)
日生交通株式会社【練馬区】
東京ワールド交通株式会社【江戸川区】
・東京梅田交通株式会社【足立区】
東京梅田交通第二株式会社(亀有営業所【葛飾区】・亀戸営業所【江東区】)
飛鳥交通株式会社(品川営業所)【品川区】
飛鳥交通第二株式会社(板橋営業所)【板橋区】
飛鳥交通第三株式会社(成城営業所)【世田谷区】
飛鳥交通第五株式会社(羽田営業所)【大田区】
飛鳥交通第六株式会社(小松川営業所)【江戸川区】
飛鳥交通第六株式会社(高井戸営業所)【杉並区】
飛鳥交通第七株式会社(大森営業所)【大田区】
飛鳥自動車株式会社(赤羽営業所)【北区】
昭栄自動車株式会社【足立区】
日日交通株式会社【足立区】
昭和自動車株式会社【練馬区】
・平和自動車交通株式会社【江戸川区】

日本交通とは?
東京都内のタクシー会社は“大手四社”と呼ばれるタクシー事業者があり、「日本交通」「大和自動車交通」
「国際自動車」「帝都自動車交通」の四社の漢字頭文字を取って「大日本帝国」と呼ばれています。

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どんな人材を求めている?

噂では「採用基準が厳しいでは?」という声も聞きます。
実際のところ、気になりますよね。

日本交通では、どんな人材を求めているのでしょうか?
ここでは過去実際にあった話を例に挙げていきます。

第一印象を底上げ!大切な面接時の服装・髪型のマナーをチェック

タクシー業界大手では比較的「養成に特に力を入れている」という風潮があります。
これは日本交通も例外ではなく、営業所によっては細部まで見学をさせてくれるケースもあります。
また、早ければ履歴書持参の方は当日に面接を取り計らってくださることも。

ご自身が納得した上で次へ向かうステップを組みたいですよね。

▲日本交通千住営業所【詳しくは画像をクリック】

 

知ってなきゃ恥ずかしい!?面接の常識を再確認しよう

もちろんです…が、なかなか年齢を重ねて全てが丈夫という方も珍しいと思います。

心疾患・脳疾患など二種旅客業であるタクシードライバーの業務において支障をきたしてしまう様な既往がある場合は別ですが、多少の数値が出てしまうのは仕方ないかもしれません。(医学的な内容は控えます)

ですが、業界大手のリーディングカンパニーだけあって、健康診断の採用基準は従来のタクシー事業者の中でも「厳しいほう」というのは有名です。
それだけ各々で健康に気に掛けることで、お客様から選ばれるタクシードライバー=収入アップへと繋がっていくのは間違いありません。

タクシー会社面接~健康診断~内定~研修~初乗務までのステップ丸わかり【再掲2020完全版】

東京で活躍している他社のタクシードライバーさんでさえ、「長時間ハンドルを握るので、健康には気を遣う。ただタクシードライバーは隔日勤務がほとんどなので、翌日は必ず休み。だからメリハリ付けて散歩したりしてリフレッシュができる。うまく休みが重なれば連休にもなる。」と豪語されるほどですから、タクシードライバーは会社関係なく、健康面のケアは大切であるということです。

日本交通のタクシードライバー…それはやはり特別なグレードがあります。あのブレザーに袖を通した瞬間に、お客様を目的地まで運ぶ責任の中には、無事故=健康というのを痛感することでしょう。採用基準の中にはそういった期待と責任への思いが込められています。

タクシードライバーの健康管理方法と最適のタクシー会社を紹介!

タクシードライバーに転職するにあたっては、日本交通に限らずタクシー会社へは運転記録証明書(概ね5年間分)、運転経歴証明書を例外なく提出します。
そのため、事故・違反歴を面接の際に聞かれることがよくありますので、必ず正直に話しましょう。

ここでは採用基準にフューチャーすると「嘘をついてしまう」のが最も良くないケースです。
事故や違反などは公的に記録が残るものなので包み隠さずに面接時にお伝えしましょう。

運転の癖などは、入社後の研修で「適正検査」があります。そこで研修担当の方が確認を行い、それぞれに沿った形での研修が行われます。

日本交通では採用後も赤羽の研修センターにて丁寧な研修を行いますので、初めてのタクシー業界へ転職される方でも心配はいりません。

仕事が出来なくなるかも?タクシー運転手が気を付けるべき交通違反

とお思いの方もいらっしゃと思います。
日本交通では基本的に学歴やキャリアに関しては不問ですのでご安心ください。

また、年齢に関してはタクシードライバーは比較的50代~60代のシニア層でも十分即戦力になる一方で、日本交通では女性ドライバーはもちろんのこと、2012年度より「新卒ドライバー」を積極的に採用を行っており、各種メディアでも注目されております。(※日本交通葛西営業所はタクシー業界初の「新卒タクシードライバーのみの営業所」を2020年8月に開業しました。)

【全乗務員が新卒採用者】 東京交通新聞 より(2020年8月24日抜粋)

よく転職サイトで目にする「長期勤続によるキャリア形成」「例外事由」など…いざ転職しようにも熱意だけではどうにもならない…なんてことありますよね。
ですが日本交通のタクシードライバー職はセカンドキャリアとして人気で、転職される方々の職歴が様々なのも特徴。サービス業や営業職・飲食店出身の方もいれば、技術関係や職人だった方などバラエティに富んでおります。

タクシーという業種は「職歴で向き不向きが決まる」という事は意外となく、個々の気の持ちようが結局最後にモノを言うお仕事です。
年齢層も20代から50代まで幅広く、年功序列ではなく、やった分だけ稼げる…それがこのタクシードライバーの魅力です。

採用基準の中で面接時は年齢やキャリアを「今後どう活かすか」にかかって来ると言えます。

タクシー運転手の平均年齢|世代別のメリット・デメリットとは?

実際に面接同行してみての感想

実は筆者も以前、日本交通のタクシー会社数社へ面接の同行をさせて頂いた経緯があります。
その際の感想を少しお伝えできたらと思います。(コロナ禍」以前)

日本交通では、上述のように「本体」「関連会社」「グループ会社」があり、意外にも採用基準が営業所によって違っていたり、タイミングで採用基準ギリギリと言われる線(健康面で不安があったり事故・違反歴の有無)でも面接を取り計らっていただける…という事を多々経験しました。

日本交通社員が解説する!採用面接で上手に自己PRをするためのポイント

丁寧な会社説明

日本交通営業所において共通しているのが「必ず丁寧な会社説明が面接の前置きにある。」ということです。

特に日本交通は「法人チケット契約数」「タクシー専用乗り場」「無線配車数」「車両台数」「新型コロナウイルス感染防止対策」など、他社にない強みを数多く持っており、それらが求職者の皆さんにとってタクシードライバーへ転職する大きな「判断材料」になるからです。

タクシードライバーの最終面接でよく聞かれる質問・回答のポイント

 

経歴よりも「お人柄」が何より大切

タクシーは運送業でもあり、接客業でもあります。

日本交通の接遇面はタクシー業界の中でもトップクラスと言えるサービスを誇ります。その中でタクシードライバーとして日々奮闘していくには、単に「売上を上げるためなら手段を選ばない」だとか「ただお客様を目的地に送り届けるだけ」といった気持ちのみではなかなか務まらないのが社風として根付いております。
一期一のお客様を、いかに気持ちよくお出迎えし、目的地まで快適にお送りすることができるか。そのために必要な要素はもちろん日本交通に入社後のタクシードライバー研修でも学ぶのですが、そこには人間がいる以上「お人柄」が大きく関わります。

▲キャピタルモータース【詳細は画像をクリック】

特にタクシードライバーはお客様に背を向ける時間の長い特殊な接客業ですので、ほんの少しのミスが大きく接遇の歯車を狂わすことも。
そんな時にカバーしてくれる武器が、個性…すなわち「お人柄」であったりします。
実際に所長さんや採用担当の方も面接でお人柄を知りたいと、長時間話し込むケースもありますが、それは「面接に来られた貴方を気になっている」という事でもあります。

日本交通のタクシードライバーの採用基準は、経歴書類や健康面だけでなく、実際にお会いした際の「お人柄」も、とても大切な部分となるのは間違いなさそうです。

タクシードライバー志望者必見!中途面接の自己紹介で話すべき事

 

実は採用基準は厳しくない?

もともと、関連会社・グループ会社などは日本交通と提携・M&Aとなったケースがほとんどで、元来のタクシー会社の社風が色濃く残っているというのも大きな要因です。(例えるのであれば、「街の酒屋さんがフランチャイズチェーンのコンビニエンスストアなった」という状況によく似ています。)

そのため「健康診断の採用基準」「事故・違反歴」「年齢等」も良い意味で各社で大きく異なるのが現状です。(日本交通の無線であることは間違いないので、「桜にN」の行灯や制服、タクシー乗り場や法人チケットなどのサービスは同等です。)

そこではその地域に沿った営業方法が必須になってきますので、「採用基準」が東京特別区武三交通圏内でも言われているほど厳しくなかったりすることもあります。
また、北多摩・南多摩交通圏や神奈川京浜交通圏では首都圏に比べ営業方法が大きく変わることもあり「ガツガツ営業するタイプ」「のんびりマイペースタイプ」と特色が出る営業所もあります。

日本交通の評判は?|口コミから職場環境を解説・ご紹介!

難しく考えなくて大丈夫!

つまり、日本交通のタクシードライバー採用基準は、「営業所・地域などによって異なる」部分もあることから、実はあまり難しく考えなくても大丈夫なんです。

転職活動の際は、書類選考の前に自分自身のアピール面が見つからずに否定的になってしまいがちなこともありがちですが、冷静に考えれば「この先に日本交通のタクシードライバーとして、どういう活躍をしたいか」という部分を明確にすることがとてもキーポイントになってきます。

それが東京特別区武三交通圏の営業にしても、他の地域での営業で、上手に活路を見出せるか…「やりがい」は後から経験を積まないと実感できません。
そう、やってみなくてはわかりません。

ですので、「採用基準が厳しいのでは」とあきらめるのは時期尚早!
営業所ごとに基準があるので、ぜひともチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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日本交通のタクシードライバーへ転職する方へ

企業側目線ですと、成長していくために利益を生み出すためにはタクシードライバーを養成して行かなければなりませんし、経験者であれば即戦力として長期で勤務してもらいたいというのが本音でありましょう。

せっかくタクシードライバーとして働くのではあれば「業界最大手のリーディングカンパニーで働く」のが自身のスキル向上にも繋がるのではないでしょうか。タクシー最大手「日本交通」では東京特別区武三地区のみならず、全国でタクシードライバーを募集しております。
採用基準はあくまで営業所や地域によって変わりますし、タイミングで変化することもあります。

日本交通の面接では、タクシードライバーへ転職を希望する方のこれまでの経歴を尊重し、みなさんの志望動機・自己PRを重視しています。
まず、タクシードライバーになって「目指したいもの」を伝えられることから初めてみましょう。そうすればもし不安にに思うことも、努力次第で改善できるかもしれませんし、それを真摯にアピールすることこそ、採用面接での武器になるかもしれません。

日本交通のタクシードライバーへの転職に関するリアルな情報など、知りたい方はタクシー求人サイト「転職道.com」にて無料転職相談を承っております。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

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