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“ニセコモデル”が絶好調で冬の北海道がホクホク? タクシー配車アプリGO配車件数が過去最高を記録!

“ニセコモデル”が絶好調で冬の北海道がホクホク?  タクシー配車アプリGO配車件数が過去最高を記録!
カケル
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この記事を書いた人:『転職道.com』の転職相談スタッフ・『タクシーハローワーク(TSJ)』では職業紹介管理者としてタクシー求人コンサルタントを長年従事したのち、東京特別区地理試験・法令試験取得者/二種免許保持。数々のタクシー企業担当者との取材や求職者との会話で最新の情報を記事化しています。自らも地理試験・法令試験・二種免許を保持し都内タクシードライバーとして勤務もしているまさに『二刀流』です。タクシーバイト企画当時もJPN TAXI及びクラウンで史上最速の平日&週末の両日連続で営収10万円を5度達成!現在では特別区売れっ子タクシー運転手としても活躍中。

“ニセコモデル”が絶好調で冬の北海道がホクホク? タクシー配車アプリGO配車件数が過去最高を記録!

2025年12月16日から始まった、北海道ニセコ地域限定のタクシー配車アプリ 「GO」 を使った“ニセコモデル”をご存じでしょうか?

ニセコモデルはこの冬の1か月間だけで 2万件以上の乗車があり、過去最高の配車数を記録するという好調ぶりを見せています。

カケル
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北米・オセアニア・アジアなど69の国と地域から訪れるインバウンド顧客が利用し、観光地としての“一大移動需要”を支える一役を担しているのです。

タクシー需要が高まる北海道、とくに ニセコ のような観光地は、タクシー運転手にとっても営業機会が豊富で、「稼げる」「楽しみながら働ける」環境として注目されています。

今回はニセコモデルの詳細をはじめ、現場での影響やタクシー運転手に転職するメリットも含めて徹底解説します。

“ニセコモデル”とは?

ただでさえ冬の北海道は寒い。海も凍てつき「流氷」が出来るほど…そんな中でも“ニセコモデル”に関してはホクホクと言っても過言ではありません。

“ニセコモデル”がタクシー業界を熱くしている理由とは一体何なのでしょうか?

北海道の観光需要に対応する“地域限定モデル”

「ニセコモデル」とは、北海道ハイヤー協会、倶知安町・ニセコ町・蘭越町などといった地元自治体と、国内タクシー配車アプリ最大手で」御馴染みの 「GO」 を提供する GO株式会社が連携して実施した冬季限定の観光移動支援プロジェクトです。

この度の冬季期間は2025年12月16日〜2026年3月15日で展開され、寒さや積雪で交通手段が限られがちなニセコエリアでも、スマホひとつでタクシーを呼べる仕組みとして利用されています。

カケル
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同地域内でのタクシーを配車注文する際は「今すぐ呼ぶ」機能で対応し、冬季特有の移動ニーズにマッチしています。

ご存じのようにGOでは決済もアプリ内で完結可能ですので、現金不要で観光客にも好評ですよ!

“過去最高”の配車数を記録

上述の通り「ニセコモデル」は2025年12月16日に運用を開始しました。

それから13日後の12月29日には、過去最高の840件の配車回数を記録(マッチング件数約84%)。
その需要の高さを顕著なもにしています。

1か月で2万件超

さらに“ニセコモデル”は開始1か月経過時点で、なんと20,075件の配車・乗車実績を記録しております。
これは前年同期比を上回る高い進捗率となっております。

利用者の約89%がインバウンド顧客であり、アメリカやオーストラリア、香港、シンガポールなど世界各国からの旅行者が利用しています。

カケル
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これは外国人観光客の「ラストワンマイル移動」を支える仕組みとして、日本のタクシー全体が高い評価を受けている証拠でもあるのです。

タクシー業界にもたらすメリット

北海道=札幌の観光&都心部や函館の観光地がメインと思われがちです。

しかし世界を見渡すと今やSNS等を中心に大きく北海道の人気・観光資源としての需要は我々日本人が気付かないようなところまで情報が広がっていますよね。

この需要が大きく拡大しているニセコ地区周辺のタクシーですが、ここではタクシー運転手と事業者にもたらすメリットをまとめてみました。

配車アプリを通じた安定営業

“ニセコモデル”のように配車アプリGOで簡単に「タクシーを呼ぶ」ことが可能な仕組みは、現場のタクシー運転手にとって非常に大きなメリットです。

冬季繁忙期は空港や観光地などでの客待ちだけではなく、アプリからの注文が安定して獲得できるため、売上・回数の安定につながります。

アプリ経由は遠方からのお客様を捕まえやすく、短距離・中距離・空港送迎など多様なニーズに応えられるのが魅力です。

カケル
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実際に地方各地で起きている現象として、配車アプリを導入開始前と開始後では売上は大きく変動しています。
(その代償としてお客様から「タクシーがいない」「捕まらない」といった意見も多くなったのも事実なのです…。)

観光需要による高収入機会

冬季の北海道エリアといえば、スキーや温泉などの観光需要が高まります。
特に昨今は国内のみならずインバウンド顧客の利用率が尋常ではないほど高くなっています。

国内からのお客様もそうですが、特に訪日観光客の皆様は現地の公共交通に不慣れなケースが多いため、配車アプリでサッとタクシーを呼べる便利さが評価されています。

カケル
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これは、接客機会の増加=タクシー運転手の収益増加にも直結するんですよ!

“地方のタクシー需要”の可能性

“ニセコモデル”はまさに、昨今の課題となっている「地方のタクシー需要」の可能性を示しているようにも思えます。

今後都心部一極集中を少しでも分散すべく、タクシー運転手という仕事の魅力を多くの方に伝わってほしいものです。この「地方のタクシー需要」はまさにそれを体現していると言えましょう。

観光地での“移動の足”として

“ニセコモデル”が昨今注目される背景として、地域の観光インフラとしての価値が高まっていることが挙げられます。

カケル
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単に「アプリ配車件数が多い」というだけではないのですね!

現在北海道では空の玄関口として道内最大規模のターミナル『新千歳空港』でもGO・DiDi・Uberなどアプリでタクシーを呼べる仕組みが整備されつつあり、空港から観光地への移動にタクシーアプリが活用される例も増えています。

観光客が増えるエリアでは、「駅前」や「ホテル」「スキー場」などでアプリを使ってタクシーを呼べることが需要増加=稼げるフィールドへと繋がっていくのです。

タクシー転職市場へ与える影響とは?

今後、タクシー運転手への転職先として北海道ともすればは“第二の選択肢”として注目を浴びるかもしれません。

年々収入面においても存在感を増すタクシー運転手ですが、この度の観光地周辺における転職市場…この影響とはどのようなものなのでしょうか?

都市以外での“働きやすさ

一般的にタクシーの転職は「都心部への一極集中」といった傾向が目立つのは否定できません。

しかしながら、北海道のような観光地でも安定した需要がある今、転職希望者にとって選択肢は広がっています。

札幌や函館といった北海道内の主要な都市だけでなく、ニセコや道内リゾートエリアで働くことで、地域特性を活かした営業スタイルを選べる点は今後、大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

アプリ配車対応のスキルが評価される

例えば『GO』や『Uber』といったタクシー配車アプリを営業時に使いこなせることは、現場での即戦力として評価される要素と言えましょう。

配車アプリを使ってお客様を効率よく回すスキルは、新人でも習得しやすい営業手法として、タクシー運転手の転職市場においても今後相当な強みになります。

北海道の観光地では特にインバウンド対応や多言語サポートが重視されるケースもあることから、そうした付加価値スキルがキャリアにプラスになります。

現場は供給と需要が追い付かない事態も

どれだけ配車アプリの需要が増えても、実際の車両・乗務員が不足していれば営業機会を逃してしまいます。

北海道エリアでは、しばしば冬の繁忙期においてタクシーの台数不足が指摘されることもあります。
これはニセコ以外でも新千歳空港エリアで報告されている深刻な課題で、「空港なのに車両が不足する」という状況も見られます。

カケル
カケル
こうした現場では、タクシーの勤務形態に対して柔軟なシフト対応が求められる一方で、『配車アプリ中心の営業』がかえって効率良く稼げるチャンスとも言えます。
そうなんです…チャンスなんです!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

2026年2月現在、北海道ニセコ地域で展開されているタクシー配車アプリ「GO」の“ニセコモデル”は、冬季観光需要の高まりを背景に過去最高の乗車件数を記録するなど、タクシー営業の新たな可能性を示しています。

インバウンド顧客の需要に対する利便性向上はもちろんのこと、タクシー運転手の営業機会増加、事業者の収益向上、観光地の移動インフラとしての価値向上といったプラス要素が数多く存在します。

そして何より、「北海道でタクシー運転手として働く」という選択肢は今後、首都圏や主要都市の一極集中とは異なる新しいキャリアパスとして、タクシー業界の転職市場において大きな魅力になりつつあるのではないでしょうか。

雪や季節に左右されるだけではない価値ある仕事が、北海道で待っていますよ!

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