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タクシードライバーの最終面接でよく聞かれる質問・回答のポイント

タクシードライバーの最終面接でよく聞かれる質問・回答のポイント

この記事を読んで分かること

・タクシー会社の最終面接で聞かれる事

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専属ライターO
専属ライターO
【この記事の制作者】

日本交通グループに1年勤務、DSP(ディスパッチャー日本交通タクシー乗り場の管理)・新卒採用担当(新卒採用での説明会)の業務を行っていました。業界の実務経験を経た説得力ある記事作りに定評があります。

「タクシー会社の最終面接ではどんなことが聞かれるのか?」

このような疑問をもった方も多いと思います。
タクシードライバーの中途採用においては、どこの会社でも面接があります。
面接を受けるにあたり、新卒時のようなしっかりした対策は必要ありません。しかし、ポイントをおさえて要領よく答えることができればスムーズに採用してもらうことができます。

この記事では、大手タクシー会社「日本交通」に勤めていた私から、タクシードライバーの中途採用の最終面接でよく聞かれる質問と、それぞれの回答のポイントについて解説します。

最終面接でよく聞かれる質問5つ

タクシードライバーの中途採用の面接は1回のみであることがほとんどです。ここでは万が一、複数回の面接が行われる場合を想定し、最終面接でよく聞かれる具体的な質問例を5つ挙げて解説します。
1回目の面接で聞かれる可能性も十分にありますので、そのつもりで参考にしてください。

具体的には以下の点です。

【最終面接でよく聞かれる質問】
・あなたの長所と短所を教えてください
・あなたの能力をどのように業務に活かせるとお考えですか?
・残業が多い/休日が不規則な仕事ですが大丈夫ですか?
・「足切り」を設けていますが大丈夫ですか?
・最後に何か伝えておきたいことはありますか?

あなたの長所と短所を教えてください

最終面接において長所・短所を聞かれる理由と回答のポイントを、具体例とともに解説していきます。

理由

この質問はあなたの自己分析力をみると同時に、あなたがタクシードライバーという仕事に向いているかどうかを判断することが目的です。
決して難しい質問ではありませんが、事前に考えておかないと即答するのが難しい質問でもあります。1つで良いので事前に具体例を考えておくことがオススメです。

回答のポイント

自身の長所と短所を伝えるにあたっては、まず「私の長所(短所)は○○です」と告げたうえで、その理由を具体的に説明してください。
タクシードライバーの採用面接においてはそれほど重要な質問ではありませんので、簡単に説明すれば十分です。短所を伝えるときは、それをどうカバーしているかも付け加えましょう。

参考までに、長所・短所としてよくある例を以下に挙げておきます。
長所:行動力がある、慎重、努力家、粘り強い、コミュニケーション力が高い、協調性がある、好奇心が強い
短所:心配性、マイペース、頑固、緊張しやすい、神経質

なお、短所についてはどう話してもマイナスな印象しか与えられないものは避けましょう。例えば「せっかち」「優柔不断」「人見知り」「飽きっぽい」などです。

回答例

回答例1:「私の長所は慎重なところです。マイホームを購入するときは20社から資料を取り寄せ、1年かけて100棟のモデルルームを見学して決めました。そのため、これまでの人生で大きな失敗をすることがなかったです」

回答例2:「私の短所は頑固なところです。家族や友人からよく指摘されます。過去に○○試験を受験して4回不合格になり心が折れましたが、5回目で合格することができました」

あなたの能力をどのように業務に活かせるとお考えですか?

最終面接においてあなたの能力をどう仕事に活かせるかと聞かれる理由と回答のポイントを、具体例とともに解説します。

理由

この質問も長所や短所と同様に、あなたの自己分析力をみていると考えて良いでしょう。タクシードライバーは接客をともなう車の運転が仕事なので、これに関連しそうなものを考えてみてください。

回答のポイント

タクシードライバーという仕事は「車の運転経験」と「コミュニケーション力」があるとプラスに評価されます。「地理に詳しい」「観光が趣味」「よくタクシーを(乗客として)利用していた」のような内容でも構いません。

なお、コミュニケーション力とは「友人が多い」「世渡り上手」という意味ではなく、あくまで「接客ができるか」という意味です。年下の乗客にも敬語が使え、他人に頭が下げられるなら問題ありません。

回答例

回答例1:「免許を取得してから20年以上が経ち、運転が好きでよく長距離ドライブをしていますが、これまで交通事故の経験はありませんし、違反でつかまった経験もほとんどありません。これはそのままタクシーの仕事に活かせると考えています」

回答例2:「学生時代の経験で恐縮ですが、高校3年間と大学4年間はずっと接客業のアルバイトをしていました。そのため、お客様とのやりとりには自信があります」

残業が多い/休日が不規則な仕事ですが大丈夫ですか?

最終面接において残業や休日について聞かれる理由と回答のポイントを、具体例とともに解説します。

理由

タクシードライバーは「隔日勤務」という勤務形態で働く人が大半です。この質問は、事前に特殊な勤務形態であることを承知しているか、気持ちの準備ができているかどうかを確認するために行われます。

回答のポイント

「昼日勤」や「夜日勤」であれば、出勤のパターンは普通のサラリーマンとそれほど変わりません。しかし、隔日勤務は朝6時頃に出庫して翌朝2時頃に戻り、その日は休みという特殊な形になります。休日となる曜日についてはローテーションで変わります。
隔日勤務を希望する場合はこの点について簡単に触れ、問題ありませんと回答しましょう。

回答例

回答例1:「隔日勤務は朝6時頃に出庫し、帰宅は翌朝4時くらいで、その日は休みになることは承知しています。一般のサラリーマンと違って明けの日は休みに近い感覚で使えますし、平日が休みになるのも1つの魅力だと考えています」

「足切り」を設けていますが大丈夫ですか?

最終面接において、いわゆる「足切り」について聞かれる理由と回答のポイントを、具体例とともに解説します。

理由

最終面接で面接官から「足切り」(ノルマ)がある点について質問される場合、あとから「聞いてなかった」と言われることを避ける狙いがあると考えられます。
タクシードライバーの給料は実質的に歩合制なので、こうした大事な点について面接の場で確認があるのは自然な流れといえます。
なお、足切りを達成しないと給料が不利な計算方法で計算されますが、一般的には真面目に仕事をしていれば達成できる水準に設定されているので過剰な心配は要りません。

回答のポイント

足切りとはノルマのようなものであると理解していることを伝えてください。これからタクシードライバーになる人なら詳しく知らなくて当然なので、面接のときに不明点を質問して差し支えないでしょう。金額がいくらなのか、頑張れば普通に達成できるのかを確認してください。

回答例

回答例1:「先日、タクシーを利用したときに運転手さんに聞いたら『誰でも頑張って仕事をしていればクリアできるから大丈夫』と教えていただきました」

最後に何か伝えておきたいことはありますか?

最終面接において最後に何か伝えておきたいことはありますかと聞かれる理由と回答のポイントを、具体例とともに解説します。

理由

この質問は特に深い意図があるわけではなく、念のために聞いている程度の質問だと考えておけば良いでしょう。「何か聞いておきたいことはありますか?」という意図の可能性もあるので、質問があるときはこのときに聞いても問題ありません。

回答のポイント

伝えておきたいことが何もなければ「特にありません」で終えてもいいですが、心配ならやる気があることを伝えるような内容を簡潔に語るのがおすすめです。

回答例

回答例1:「二種免許をなるべく早く取得し、1日も早く乗務を始めて家族のためにもしっかり稼ぎたいと考えています。よろしくお願いいたします」

まとめ:タクシードライバーの採用試験は「選抜」ではない

新卒時の面接は数多くの応募者の中から「選抜」が行われるため、他の応募者より優れていることが求められます。
しかし、タクシードライバーの中途採用においては他人との比較はなされません。あくまであなたが一定の基準を満たしているかどうかが判断されるだけです。
そのため、面接といっても過剰に心配する必要はありません。最低限の準備をしたら、あとはなるべくリラックスして望みましょう。

専属ライターO
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【この記事の制作者】

日本交通グループに1年勤務、DSP(ディスパッチャー日本交通タクシー乗り場の管理)・新卒採用担当(新卒採用での説明会)の業務を行っていました。業界の実務経験を経た説得力ある記事作りに定評があります。

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