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タクシーの燃料って何?LPガスとは?値上げの影響と仕事への関係を解説

あなたの街中を走るタクシーは、一見すると一般の乗用車と同じように見えますよね。
しかし実は多くのタクシーは、一般的なガソリン車ではなくLPガス(液化石油ガス)を燃料として走行しています。
近年では車両の進化や燃料価格の値上げなどもあり、タクシー業界の燃料事情は変化しています。
タクシー業界に興味がある方や転職を検討している方の中には、「そういえばタクシーの燃料って何?」「LPガスって危なくないの?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
今回はタクシーの燃料の仕組みからLPガスの特徴、値上げの影響などを特集し解説していきます。
タクシーの燃料はLPガスが主流

タクシーはガソリンじゃない?…意外と知らない燃料事情があるのです。
しかLPガスと聞くと、一般的な家庭でも使用することもある「あのLPガス?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
法人のタクシー車両における燃料はLPガスが主流だったのです。
■ LPガスとは何か?
そもそもLPガスとは何ぞやという点から触れていきましょう。
普通の自動車…つまり乗用車は電気自動車以外はガソリンで走行しますよね。
LPガスとは「Liquefied Petroleum Gas(液化石油ガス)」の略称で、プロパンやブタンを主成分とした燃料です。
家庭用ガスとしても知られていますが、j実は日本ではタクシー燃料として長年利用されてきた実績があります。
タクシーにLPガスが使われる理由は主に『排出ガスが比較的クリーンである』『エンジン寿命が長い』『燃料コストが安定している』『大量走行に向いている』という点です。
その点でLPガスは非常に相性が良い燃料なのです。
耐久性とコストのバランスが重要なのですね!
最近のタクシー車両事情

ところで近年のタクシー車両の燃費などの事情は一体どうなっているのでしょうか。
確かに現代では排ガス規制も相まってか、都心部の空気が本当に綺麗なりました。
これがもし、『規制が無く…しかもタクシーはLPガスでなくガソリンで走行していたら』と考えるとゾッとします。(都心部は観光人気スポットや夜間はほぼタクシーだらけですからね。)
燃費は大きく改善
近年のタクシーは燃費性能が大きく向上しています。
代表的な車両として知られるのが、トヨタのタクシー専用車両トヨタ社のJPN TAXI でしょう。
このJPN TAXI車両はLPガスとハイブリッドシステムを組み合わせた構造となっており、従来のタクシー車両よりも燃費効率が大幅に改善されています。
また、一部ではハイブリッド車でおなじみのトヨタ社のプリウスやシエンタ、カムリを採用するケースもあります。
また、個人タクシーなどでは商用車の自由度が高いことから、ガソリン車を使用する例も存在します。
LPガスの値上げはタクシー業界に影響しているのか

LPガスは昨今ニュースでも取り上げられておりますが、世界情勢やエネルギー市場の影響により値上げが止まりません。
実際にタクシー専用のLPガススタンドへ行きますと、よくトイレなどに「来月からリッター●円値上げします。」という告知の紙が掲載されています。
この値上げはタクシー業界にどのような影響を及ぼしているのでしょうか。
運転手への影響は小さい
昨今のLPガス価格の値上げ傾向の動きは、タクシー事業者にとっては大きなコスト増要因です。
ここで疑問及び不安になるのが、転職を検討している方にとって重要「自分の収入に影響するのか」という点でしょう。
結論から言うと、法人タクシー運転手への直接的な影響はほとんどありません。
理由はシンプルで、『燃料費は会社負担』『車両維持費も会社負担』『保険・整備費も会社負担』であることが挙げられます。
つまりLPガスの値上げがあっても、タクシー運転手の給与が直接減ることは基本的にありません。
(但し「提携先での給油必須」という条件などがある場合があります。)
タクシー会社にとっては燃料コストが大きな課題

LPガスの値上げは、タクシー運転手に影響が少ない一方で、タクシ事業者にとって燃料費は非常に重要な経営要素です。
燃料価格が上昇すると、利益率の低下はもちろん、車両更新の見直しといった影響が現れます。
そして何と言っても影響で大きいのが『運賃改定の検討』です。これが如実と言えましょう。
近年、各地でタクシー運賃の値上げが行われている背景には、人件費や燃料費の上昇も含まれています。
しかしこれらは裏を返せば、タクシー業界全体が持続可能な環境を整える動きをしているという事でもあります。
タクシー運転手のメリット=燃料を気にせず働ける
タクシー運転手という仕事の大きな魅力の一つは、『 自分で燃料費を負担しなくて良い』という点です。
実は配送業や営業車の場合、軽バンなどの自家用車を使うケースではガソリン代が負担になることもあります。
しかしタクシーの場合は事業者が負担するため、営業に集中できる環境が整っています。
燃費性能の向上の恩恵
さらに近年のタクシーはJPN TAXIの登場を機に『燃費性能の向上』が顕著になりました。
そのため、長時間営業でも効率的に勤務が可能となり、車両トラブルが少なく安定した稼働が可能です。
LPガスは安全なのか?
LPガスと聞くと「爆発しそう」「危険では?」と心配する方もいますが…実際にはどうなのでしょうか?
ガスと聞くと、自宅でも使用の際は細心の注意を要しますし、万一の事を考えますよね。
非常に高い安全性
実際にはLPガスは安全性の非常に高いガスです。
特にタクシー用LPガス車は厳しい安全基準を満たしており、衝突安全設計、過圧防止装置、さらには漏れ防止構造などが備わっています。
実際のところ、日本国内で何十年もタクシー燃料としてLPガスは使用されてきた実績がありますので、安全性は確立されています。
タクシー業界転職のチャンス!
さて、LPガスの燃料価格が変動しても運転手の収入に大きく影響しない構造は、タクシー業界の安定性を示していることはお分かりいただけたと思います。
タクシー業界への転職は本当にチャンスだと思います。
燃料事情…実は安定性◎
この先、タクシー業界の安定性は問題ないと言えましょう。
それどころか、今後運賃改定が進むと売上は飛躍的に高くなります。(お客様には大変申し訳ないのですが…)
さらに、配車アプリの普及や近年爆増しているインバウンド需要など、業界環境は改善傾向にあります。タクシーは歩合制のイメージが強いですが、実際には安定収入も可能ですし、マイペースに勤務することも可能。それにタクシー業界未経験者大歓迎という特徴があります。
LPガススタンドの場所は営業時にかなりなキーポイントになりますからね!
タクシーの燃料を知ると業界の魅力が見えてきますよ♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?
タクシーの燃料は一般的なガソリンではなく、主にLPガスが使用されています。
近年はハイブリッド化も進み、燃費性能は大きく向上しました。
LPガスの値上げはタクシー事業者に影響はある事は当然です。
しかしながら法人タクシー運転手にとっては大きな負担にはならず、安心して働ける環境が維持されています。
むしろ、燃料費・車両維持費も会社負担で営業に集中できる。しかも運賃改定で売上向上が見込める…これらの点は、タクシーへの転職として大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
タクシー業界は今、需要拡大と環境変化の中で新しいチャンスが広がっています。
燃料の仕組みを知ることで、仕事の安定性や魅力がより具体的に見えてきますよ!




