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タクシードライバー転職もこれで大丈夫!事故の多い都心の交差点特集。

タクシードライバー転職もこれで大丈夫!事故の多い都心の交差点特集。

タクシードライバー転職これで大丈夫!事故の多い都心の交差点特集。

カケル
カケル
この記事を書いた人:『転職道.com』の転職相談スタッフ・『タクシーハローワーク(TSJ)』では職業紹介管理者として勤務♪東京特別区地理試験・法令試験取得者/二種免許保持。タクシー求人コンサルタント歴7年目。数々のタクシー企業担当者との取材や求職者との会話で最新の情報を記事化しています。さらに自らも地理試験・法令試験・二種免許を保持しており都内タクシードライバーとして勤務もしているまさに『二刀流』です。

赤羽橋交差点(港区東麻布)

赤羽橋交差点は「桜田通り」と「主要地方道 319 環状三号線 本線」と「主要地方道 301 白山祝田田町線」が交差する、大型五差路交差点となります。

国道と都道が交差することから常に交通量が多い場所であり、東京タワーや増上寺など観光施設も近隣に立ち並んでいることもあり平日土日祝問わず混雑している場所です。

タクシードライバー転職の不安…交通事故のニュースばっかりだけど大丈夫?!

注意したいポイント

安全確認をしっかりしましょう。
また、この赤羽交差点は「右直事故」が非常に多いことでも知られています。

おそらく原因のひとつには20時から翌8時まで「右折矢印」の点灯しないことが起因しています。

信号機の矢印設置方法も独特なのも特徴ですので、見逃さずタイミングをしっかりと計りましょう。信号の変わり目で脇見や無理な左折で事故が発生しているようなので、注意が必要です。

大原交差点(杉並区和泉)

事故件数で昨年(2022年)末、日本損害保険協会の「全国交通事故多発交差点マップ」による事故件数ワースト1位となってしまったのが、この大原交差点です。

大原交差点は甲州街道と環七通りが交差する位置にあり、甲州街道上には中央自動車道から繋がる首都高速4号新宿線が通行していることもあり交通量は一年中を通して非常に多いことで知られています。
事故件数では右折時の事故が左折時を抜いてトップとなっています。

カケル
当社からも比較的近いこの交差点。
救急車の音が多い印象です…。
あまり良いことではありませんよね。

注意したいポイント

首都高速4号新宿線が甲州街道上を通行しており、交差点付近はその支柱が死角となっているため、右左折の安全確認を遮る要因となっています。しっかりとミラーと目視での安全を確認し、慌てずに慎重に行きましょう。

四谷四丁目交差点(新宿区四谷)

四谷四丁目交差点は甲州街道と新宿通り、外苑西通りが分岐する五差路の交差点です。
一日を通して交通量は多い場所ですが、やはり朝夕の通勤時間帯は特に渋滞が目立つ場所です。

この場所もまた、都心でワースト3に入る事故多発地点です。

注意したいポイント

四谷四丁目交差点で左折の際は、横断歩道に自転車などの有無を十分に確認して通行することが重要となります。
また、四谷四丁目交差点は新宿通りから外苑西通りの西麻布方面へは右折ができません。ここは要注意です!

板橋中央陸橋交差点(板橋区南常盤台)

板橋中央陸橋交差点は、環七通りと川越街道が交わる交差点です。
環七通りが陸橋となっており、川越街道を越えるような形となっています。交差点形状は五差路でとなっております。

注意したいポイント

板橋中央陸橋交差点は、その名のとおり「陸橋」の下に位置している交差点です。
そのため道路中央に支柱があるため、右折時にドライバーにとっては死角を作りやすくなっているため特に注意が必要となりましょう。

上高井戸一丁目交差点(杉並区上高井戸)

上高井戸一丁目交差点は甲州街道と環八通りが交差する交差点となっております。

特筆すべき点として環八通りは中央に『高井戸陸橋』という立体交差(オーバーパス)になっている点が挙げられます。
一年を通して常に交通量の多い場所です。

注意したいポイント

交差点が大きく、20〜30km/という早い速度のまま右左折する車両が多くみられる場所です。

そのため右左折車と横断歩行者・横断自転車との事故が多発しているため、対向車両の発見遅れや横断歩行者の確認不注意などによる人身事故が多く発生しているので注意が必要です。

上馬交差点(世田谷区上馬)

上馬交差点は玉川通り(国道246号)と環七通りが交差しております。
なお、環七通りは立体交差(アンダーパス)となっており、都内でも屈指とも言える非常に交通量の多い交差点です。

玉川通り(国道246号)の上を東名高速道路から繋がる首都高速3号渋谷線が通行しています。

注意したいポイント

上馬交差点は環七通りからの右折車両による事故が多いことでも知られております。
交差点もアンダーパスの影響か暗い印象があり、横断中の歩行者と衝突する事故にも気を付けなければなりません。

初台交差点(新宿区西新宿)

初台交差点は甲州街道と山手通りが交差する大きな交差点で、甲州街道の一部分がアンダーパスとなっています。

東京オペラシティ・新国立劇場も近くにあり、京王新線の初台駅が最寄りであることから人通りも比較的多く、交通量に関しても1年中を通して多い場所です。

初台交差点も甲州街道上に中央自動車道から繋がる首都高速4号新宿線が通行しています。

注意したいポイント

新宿方面へ向かうタクシーや、帰庫時の回送で走行するタクシーの事故が多い場所なので注意が必要です。
右直事故だけでなく、横断歩行者・横断自転車の事故も多いので、左右確認は怠らずに行いましょう。

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青戸八丁目交差点(葛飾区青戸)

青戸八丁目交差点は、環七通りと水戸街道が交わる交差点です。

特筆すべき点として環七通りは中央に『青戸陸橋』という立体交差(オーバーパス)になっている点が挙げられます。
そのため、交差点が交差点が大きく曲がっています。交通量はこちらも一年を通して多く、また渋滞の名所としても知られています。

注意したいポイント

信号の変わり目での無理な右折による事故や、対向車の直進に気づかず衝突といった事故が多い場所です。右折の際は歩行者に気を取られず、細心の注意が必要です。

中の橋交差点(杉並区上高井戸)

中の橋交差点は環八通りと甲州街道から上北沢駅入口付近で分岐した新宿府中線が交差する交差点です。

新宿府中線の上は中央自動車道から繋がる首都高速4号新宿線が走っております。
近隣には高井戸ICの出入口があることもあって中の橋交差点付近は交通量の多さと渋滞・そして事故多発地点がセットになっている場所でもあります。

注意したいポイント

右直事故だけでなく、横断歩行者・横断自転車の事故も多いので、左右確認は怠らずに行いましょう。高井戸ICの出入口付近ですので、急な割り込みなどにも注意が必要です。タクシー営業でスピードの出しすぎはもってのほかです。

カケル
カケル
10年前に行った日本損害保険協会の「全国交通事故多発交差点マップ」の統計では当時、ここ中の橋交差点がワースト1位の事故発生地点でした。

それほど、現在においても事故の発生しやすい場所ですので、細心の注意を払って走行しましょう。

熊野町交差点(板橋区熊野町)

東京で一番危ない、いや日本一危ない交差点と言えば筆者もここが真っ先に思い浮かびます。
それがこの熊野町交差点です。

熊野町交差点は山手通りと川越街道が交わる交差点です。
山手通りは中央に本線(アンダーパス)が走り、アンダーパスの上部には首都高速5号池袋線が走る。
道路上空を高速道路が走っているため、支柱が死角を作ってしまう要因となっていることが原因で、事故が非常に多い交差点となっています。

また、山手通りと川越街道が交差するだけでなく、首都高速5号池袋線の北池袋ICが目の前にあり、1年を通して交通量が多い場所であることは言うまでもありません。

注意したいポイント

川越街道と山手街道双方とも交差点の面積が広いため、右折の際は細心の注意を払う必要があります。
また、トラック・バスなどの通行も多く、北池袋ICが目の前なので車同士の衝突には特に注意が必要です。

カケル
カケル
タクシー営業においてこの熊野町交差点付近は、朝の通勤時間帯に多くのお客様がいることで有名な場所でもあります。しかしその分道路交通法を遵守し、事故のないようにタクシー車両を止めなけばなりません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

都内にはまだまだ多くの事故多発スポットはあるかと思いますが、それでも上記に挙げた交差点は現役のタクシードライバーの中では有名な場所ですし、走行する際やお客様が乗車する際は細心の注意を払う場所です。
事故はあってはいけませんが、万が一のことを考えないで営業するという行為はある意味で『無免許で運転する』のと等しく同じです。

ぜひともタクシードライバーに転職を希望される皆さん、事故多発スポットは覚えておくとよいでしょう。
ここで言いたいのは必ず事故に遭うということでは決してありませんし、変に脅している訳でもありません!

交通安全を遵守して気を付けていけば事故は防げるということです。皆さんの安全を祈っています!

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