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タクシーアプリ「GO」が羽田・成田空港定額運賃を開始

タクシーアプリ「GO」が羽田・成田空港定額運賃を開始

空港には必ず「バス乗り場」そして「タクシー乗り場」があります。

空港から帰路に就く際の乗車だけでなく、自宅から空港までの利用にもタクシーは幅広く対応しているのをご存じでしょうか?
今回はタクシー会社・無線種それぞれで空港送迎サービスを展開する中、今や飛ぶ鳥を落とすタクシーアプリもこのサービスに参入というニュースです。

カケル
カケル
この記事を書いた人:『転職道.com』の転職相談スタッフ・『タクシーハローワーク(TSJ)』では職業紹介管理者として勤務♪タクシー求人コンサルタント歴7年目。数々のタクシー企業担当者との取材や求職者との会話で最新の情報を記事化しています。

タクシーアプリ「GO」が羽田・成田空港定額運賃を開始

タクシーアプリ業界最大手の『GO』を手掛けるMoTこと、株式会社Mobility Technologiesは、 2022年7月20日より、新たな機能に「GOの空港定額」(以下:「空港定額運賃」)を追加しました。

これにより『GO』のタクシー配車機能「今すぐ呼ぶ」を選択した際でも『空港定額運賃』の適用が可能となります。

今まで『GO』では、職場やご自宅から羽田・成田空港へのタクシー移動の際、空港定額を利用するには、1時間以上前からの予約が必須となっていました。
しかし今後はプライベートな旅行だけでなく、会社の出張など急な移動が必要となる場合でも、『空港定額運賃』を使って簡単便利なタクシーを安心してご利用いただくことが可能となります。

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対象エリアは都内

「空港定額運賃」の対応エリアは7月29日現在、東京23区(中央区、千代田区、文京区、港区、新宿区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、練馬区、板橋区、豊島区、北区、台東区、墨田区、江東区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区)・および武蔵野市・三鷹市から『羽田空港/成田空港』間となっております。

ちなみに今回の「空港定額運賃」対象エリアである東京首都圏エリア(『東京特別区・武三交通圏』)のタクシー配車アプリ「GO」加盟会社は28社となっております(2022年3月時点)。
この28社中には最大手の「日本交通」を筆頭に、「帝都自動車」や「東京無線」など都内で活躍する多くの「大手」「準大手」「自社無線」の名だたるタクシー事業者が名を連ねています。

今後の拡大エリアは未定ですが、『羽田空港/成田空港』への発着ですと今後東京都内近郊の3県(神奈川県・千葉県・埼玉県)にもサービス対象の拡大が予想されます。

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利用方法

『空港定額運賃を利用したい!』という場合にまずどうやって利用すればよいでしょうか。

『GO』は既にインストールしているけど、いざ開いたらどうやって進めるのかわからないと旅行や出張の当日になったらバタバタしてしまいますよね。ここでは利用方法をまとめています。

  1. 空港へ向かう場合…乗車地を指定→行き先を『羽田空港(着)』または『成田空港(着)』に指定→定額運賃が表示→確認の上タクシーを配車注文。
  2. 空港から出発する場合…乗車地を空港内に指定の上、行き先を指定→定額運賃が表示※→確認の上タクシーを配車注文。(※下記注意事項をご参照ください。)

手配の際に発生する「配車料金」は①「今すぐ呼ぶ」を利用の際は300円。(一部を除く)②「AI予約」を利用の際はAI予約の手配料金が発生します。
また、タクシー配車アプリ「GO」の最新バージョンへのアップデートもお忘れなく!

インストールがまだお済でない方は、下記リンク画像からダウンロード可能です!

タクシーアプリ「GO」の進化!ホテル客室配車&マイル&法人管理まで…

注意事項

今回の「空港定額運賃」を利用する際、いくつか注意点があります。
順を追って説明していきましょう。

  1. 羽田空港利用時…羽田空港発で利用される場合アプリ内「今すぐ呼ぶ」のみ利用可能となっておりあます。「今すぐ呼ぶ」を利用した場合は配車料金は通常300円(一部を除く)となりますが、「AI予約」を利用した場合は「AI予約」の手配料金がかかりますので注意が必要です。
  2. 成田空港の利用時…成田空港の利用につきましては現在、『空港着のみが対象』となっております。
  3. 乗車地によって安くなる場合は選択可能…空港発は「今すぐ呼ぶ」のみ乗車地によっては空港定額運賃より通常運賃が安くなる場合があるため、その場合は通常運賃が選択できます。
  4. 提供ソフトウェア…空港定額機能はまずiOS版から提供を開始となり、8月上旬にはAndroid版を公開予定とななっております。

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GOの対応エリアは拡大中

もはや飛ぶ鳥落とす勢いでタクシーアプリのシェアを拡大し、コマーシャル効果もあり認知度・利便性ともに大きく飛躍を遂げているタクシー配車アプリ「GO」ですが、依然として利用可能エリアを拡大しています。

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7月は2県に拡大

タクシー配車アプリ「GO」は2022年7月、2県のエリアで利用が可能となりました。

まず7月6日には九州、熊本県においてサービス展開を開始。
利用可能エリアは熊本市・合志市・人吉市・菊池郡菊陽町・上益城郡益城町・上益城郡嘉島町となっており、いずれも一部地域を除く形でのサービス展開となりますのでご注意ください。

そして7月27日には東北、山形県(米沢市)でもサービス展開を開始しました。
これによりタクシー配車アプリ「GO」の対応エリアは国内26県へ拡大しました。
今後の拡大にも注目が集まります。

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これから~Opinion~

タクシードライバー目線でお話しますと…「空港営業はギャンブルみたいなものだ」と、とある売れっ子タクシードライバーが以前本で話しておりました。

それは目的地が極端に近い方(整備場やホテル・第一ターミナルから第二ターミナル迄など)や、ロングのお客様がひしめきあう中でタクシードライバーは1時間近くもタクシープールでお客様を待機しなくてはならないからです。
それがこのGO 空港定額の登場によって完全に安定が図られるのですから、これで空港営業は以前にも増してドカーンと大きな当たりや外れは無い分、安定した収益を得やすくなったのではないでしょうか。

タクシーアプリ「GO」は単なる配車注文に特化したアプリではなく、付加価値として様々なニーズに応える昨日を日々アップロードしていっております。タクシー需要が戻りつつある今、お客様の足が通常に戻った際の需要がものすごいことになりそうですね。

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