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【タクシーニュース】東京都内200以上の事業所と連携!タクシー配車アプリGOと落とし物対応クラウドfindがタッグ。

【タクシーニュース】東京都内200以上の事業所と連携!タクシー配車アプリGOと落とし物対応クラウドfindがタッグ。
カケル
カケル
この記事を書いた人:『転職道.com』の転職相談スタッフ・『タクシーハローワーク(TSJ)』では職業紹介管理者としてタクシー求人コンサルタントを長年従事したのち、東京特別区地理試験・法令試験取得者/二種免許保持。数々のタクシー企業担当者との取材や求職者との会話で最新の情報を記事化しています。自らも地理試験・法令試験・二種免許を保持し都内タクシードライバーとして勤務もしているまさに『二刀流』です。タクシーバイト企画当時もJPN TAXI及びクラウンで史上最速の平日&週末の両日連続で営収10万円を5度達成!現在では特別区売れっ子タクシー運転手としても活躍中。

タクシー運転手として営業をしている中で、お客様の落とし物・忘れ物対応は日常的な業務の一つです。

降車後に「スマホを忘れた」「傘を置いてしまった」「財布がない!」というお問い合わせを受け、車内外を探したり、事業者窓口に電話をかけ直したりするのは、時間も労力もかかります。
またタクシー運転手は車内のお忘れ物・落とし物の対応として警察署に届ける義務があります。

今回はそんな拾得物に関連するニュースをお届けします!

【タクシーニュース】東京都内200以上の事業所と連携!タクシー配車アプリGOと落とし物対応クラウドfindがタッグ。

国内最大手のタクシー配車アプリ『GO』を運営するGO株式会社は2026年1月20日、株式会社findが提供する落とし物対応システム「落とし物クラウドfind」 と連携を開始しました。

この取り組みは、タクシー配車アプリGOの利用者がタクシー利用時に発生した落とし物を、より簡単・効率的に問い合わせ・検索できる仕組みとなっております

落とし物対応の悩みを解決

これまでお客様がタクシー車内で忘れ物・落とし物をした場合、タクシー会社への電話対応や各事業所への問い合わせで処理されるケースが多く、現場の負担は決して小さくありませんでした。

そんな中での『GO』と『落とし物クラウドfind』による連携開始というニュース。
これにより先ず東京都内200以上のタクシー営業所で対応が可能になり、現場の負担軽減・お客様満足度向上への期待が高まっています。

GO×落とし物クラウドfindの連携とは?

タクシー営業では、忘れ物・落とし物は避けて通れない問題です。
ここでは『GO』と『落とし物クラウドfind』の連携における詳細を深堀します。

お客様のみならず、タクシー運転手の負担軽減、さらにはタクシー事業者の内勤者にとっても負担軽減が期待されます。

「落とし物クラウドfind」とは?

find(ファインド)は現在、全国3,500拠点で導入され、登録から返却までの業務を一元管理できる落とし物管理プラットフォームです。

首都圏ではJR東日本、都営交通、京急電鉄、京成電鉄、ゆりかもめ、つくばエクスプレス、りんかい線、東京モノレールなどに採用され、その他羽田空港や髙島屋、遊技場の楽園などの施設にも採用されております。

採用後の事例として「電話対応がほぼゼロになった」「落とし物返却率が4倍になった」「拾得物の登録業務が8割も削減された」という声があるほど、現在多くの事業者界隈では採用されているシステムです。

「落とし物クラウドfind」は全国の交通機関・商業施設の落とし物情報を一元化を実現することによって、落とし主やタクシー事業者・運転手の悩みを解決します。
現在タクシー事業者単体では東京大手四社の『日本交通』が採用しています。

運転手の負担軽減なるか?

これまでタクシー利用時の忘れ物対応は、該当車両を特定した上でタクシー事業者へ直接に電話をする必要がありました。

しかし、それですと内勤者が営業中のタクシー運転手に連絡をリアルタイムで取ったり、或いはタクシー運転手も見つけた刹那、最寄りの交番若しくは警察署へ届けることになっている関係で、大なり小なりタイムラグが生じておりました。

しかし今回の連携により、以下の手順でお客様はタクシー車内の拾得物を検索することが可能となります。

  1. GOアプリの「利用履歴」ページから該当乗車履歴を選択

  2. 画面内の「忘れ物のお問い合わせ」ボタンをタップ

  3. findのシステムに移行し、落とし物の検索・問い合わせが可能

という流れで、電話連絡なしに忘れ物対応が可能になります。

忘れ物対応の現状

忘れ物が見つかった場合、タクシー会社・営業所が対応しなければならず、運転手がそのまま事務所対応を求められることもあります。

また、お客様が降車後に電話で問い合わせてくる場合、車両を特定するための聞き取り・事業所への取り次ぎが重なります。

結果として、電話対応・事務処理が増えて営業効率が落ちるという現場での不満が長年ありました。

カケル
カケル
拾得物を見つけたらまず最寄りの交番若しくは警察署に行き、手続きをする…。
これがまた時間が結構かかるんです…。

find連携によって変化することは?

タクシー配車アプリ「GO」と「落とし物クラウドfind」連携によって今後変わっていく事はあるのでしょうか?

システマチックなプラットホームはとかく最初は身構えてしまうものですが、一度鍵穴にフィット…つまりハマれば長期に根付くものです。

カケル
カケル
今回の連携は、東京都内のGO加盟かつfind 対応営業所約200 以上を対象としています。

全てのタクシー会社・営業所で対応しているわけではないため、従来どおり問い合わせ窓口への電話対応が必要な場合もありますのでご注意下さい。

お客様視点のメリット

今回は何よりお客様視点でのサービス色が強いでしょう。

  • シームレスな問い合わせ体験
    GOアプリ内で完結するため、電話をかけ直す必要がありません。

  • 該当車両の情報をそのまま引き継げる
    利用履歴から車両特定ができるため、「どの車両に乗ったか分からない…」という不安を軽減します。

  • AIによる適切なマッチング
    問い合わせ内容の精度が高まり、返却率向上や探しやすさが向上します。

タクシー事業者視点のメリット

忘れ物・落とし物の対応は、タクシー事業者内でも多くの時間を費やす事務的な作業です。
それらの手間を省くという面では大きなメリットがあります。

  • 電話対応の手間削減
    電話での聞き取り対応が減り、営業時間を効率化できます。

  • 現場のオペレーション効率向上
    find との連携により、問い合わせ内容が整理されるため、事業所側の検索対応も迅速になります。

  • AIマッチングによる精度向上
    専用システムによって、ユーザーの記載内容と車両データを自動紐づけしやすくなります。

従来の対応方法は維持!!!

これらのサービスを取り入れたからといって、従来のタクシー運転手の営業・接遇の所作の手間が省ける…という事では一切ありません。

従来の対応方法は絶対に維持しましょう。
理由は明確、基本的なことですし何より双方の無駄が省けるからです。

お客様へのお声がけ

上述でも猛プッシュしましたが、タクシー運転手の普段からのお客様対応に特段の変化はありません。

お客様がタクシーをお降りになる際、「ご乗車ありがとうございました」の前に一言まずはこの言葉をお声がけしてください。

「お忘れ物、落としものはありませんか?」

英語なら…「Do you have everything?」

です!このお声がけで100%お客様は周囲を確認してくれますのでそもそもの忘れ物・落とし物を防止し、営業効率は当然ながら向上します。

発見時の基本行動

もしそれでも、その後にタクシー車内にて忘れ物・落とし物を発見した際は原則として以下の基本行動が挙げられます。

  • 車内で落ちているものを確認 
  • 品名・場所・発見時刻・乗車記録等を記録 
  • 最寄りの交番または警察へ届ける➡調書を作ってもらい、控えを頂く。 
  • 事業所戻るもしくは帰庫時に連絡➡専用システムに登録

という手順はこれまで通りです。

カケル
カケル
GOとfind の連携は、その後のお客様との問い合わせ手続き・検索対応の効率化が主眼であり、現場の基本フローそのものが変わるわけではありません。

タクシー現場負担軽減がもたらす好影響

タクシー現場負担軽減がもたらす好影響は、実はタクシー運転手への転職への大きなつながりにもなります。

事件(何事も)は会議室で起きているのではなく、現場で起きているのです笑。
タクシーは公道を借りて営業している訳ですから、やはり現場負担の軽減となれば計り知れませんし、転職への好材料に自ずとなるわけです。

新人や未経験者でも対応しやすい

忘れ物対応のストレスは、特に新人ドライバー・未経験者にとっては負担感が大きいもの。
筆者も経験があります。

カケル
カケル
だからこそ、今は二度と繰り返さないようにお声がけはしつこく徹底し、降車時に私自身も確認します!(警察での時間が本当に長いんですよ…。)

しかし、アプリ内でシステム的に処理できる形になれば、拾得物に対するお問い合わせといった質問対応の不安・業務ストレスが減ります。

これにより、タクシー運転手への転職希望者が現場に馴染みやすく、安心してスタートできる環境が整っていくと予想されます。

事業者の評価向上につながる

顧客満足度が上がることは、ひいては会社評価・運転手評価の向上につながります。

満足した利用客は口コミやアプリ評価に反映しやすく、それが配車依頼の増加 → 売上安定 → 雇用の拡充につながる好循環を生みます。

もちろん忘れ物・落とし物をしないことに越したことはありませんが、スムーズに検索が可能となりご本人様の手元へ返却する率が上がれば、顧客満足度は格段に向上するでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

タクシー配車アプリ「GO」と「落とし物クラウド find」の連携が東京都内の200以上の営業所で開始されたことににより、落とし物対応の問い合わせがシームレスかつ効率化され、運転手・事業者・利用者すべてにメリットが生まれます。

落とし物対応は従来からタクシー運転手の負担となっていましたが、このようなIT連携が進むことで、営業効率・顧客満足度・現場負担の改善が期待できます。

これからタクシー運転手へ転職を考える皆様にとって、このようなIT化の波は「働きやすさ・負担軽減」という大きな追い風と言えましょう。

タクシー業界は今、DX化と現場対応が連携し、より快適に働ける環境が整いつつあります。
タクシー運転手という仕事はこれからも魅力的な選択肢であり続けることでしょう。

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