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タクシードライバーは未経験でも稼げる!おすすめ求人や会社の選び方

タクシードライバーは未経験でも稼げる!おすすめ求人や会社の選び方

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タクシードライバーは未経験でもできる仕事

タクシードライバーは、未経験でも挑戦しやすい仕事です。それには、稼ぎやすいことや仕事に就きやすいことなど、様々な理由があります。ここではタクシードライバーが未経験でも挑戦しやすい主な理由について見ていきましょう。

タクシードライバーは需要が高い

タクシードライバーは年々減っており、現在は人手不足の状況です。内閣府が公表した「タクシー運転者数と年齢構成の推移」によると、平成14年に30万人超だったタクシードライバーは、平成26年には17万人程度になっており、十数万人程度減少しています(10人以上の常用労働者を雇用する事業所を対象とした調査)。

近年のデータでは、国土交通省が公表した「タクシー事業の現状について」では、平成14年は26万台に対して令和3年は約21万台と車両も大幅に少なくなっています。

また、ここ数年、新型コロナウイルスの感染が拡大したことや、外出の自粛が要請されたことの影響などにより、タクシードライバーの数は大幅に減少しました。

しかし、新型コロナウイルスの影響が落ち着いたことで需要や業績も回復傾向にあります。そこで、タクシー業界全体が人手不足の状態にあり、求人を強化しています。タクシー会社は一人でも多くの人材を確保したいため、未経験でも積極的に募集しているのです。

配車アプリが普及している

タクシードライバーの働き方も以前と大きく変わってきました。今までは、タクシー会社に電話で配車を頼んだり、道でタクシーを拾ったりする顧客が多かったです。しかし、配車アプリの登場により、アプリを通じて依頼が来るようになりました。

配車アプリの種類も「フルクル」に「GO」、「S.RIDE」や「DiDi」など数多くあり、広告でもよく見かけるようになっているため、世間の認知度も広がっています。自分で営業して、お客さんをつかまえる必要がなく、未経験でもアプリを通じて顧客を獲得しやすくなっています

第二種免許の受験資格が緩和された

タクシードライバーとして働くには第二種免許が必要ですが、この受験資格が緩和されています。これまで、受験資格は「21歳以上かつ運転経験3年以上」となっていました。しかし、令和4年5月の道路交通法改正で、「受験資格特例講習」を受ければ「19歳以上かつ運転経験1年以上」で、第二種免許の受験資格を取得できるようになりました。

年齢も運転経験も、以前よりも大幅に条件が引き下げられたことで、未経験で運転経験年数が少ない人でもタクシードライバーになりやすくなっています。タクシードライバーとして働こうと考えてから、短期間のうちにタクシードライバーになることができるため、転職しやすい職業といえます。

タクシー会社の充実したサポート内容を紹介

多くのタクシー会社では、一人でも多くの人材を確保したいため未経験でも積極的に採用しています。また、タクシードライバー未経験者がスムーズに仕事に慣れるようになるための様々なサポートも用意しています。ここではサポートの具体例を見ていきましょう。

「社員研修」が手厚い!運転手として働くためのスキルを学べる

多くのタクシー会社では手厚い社員研修を行っており、未経験者は給料をもらいながら、運転手として働くためのスキルを学ぶことができます。受けることができる社員研修はタクシー会社によって異なりますが、一般的には、次のような流れで社員研修を受けることになります。

・普通自動車第二種免許の取得

普通自動車第二種免許がない人には、普通自動車第二種免許を取得するために、指定自動車教習所へ通うことになります。

・地理試験の合格(東京、神奈川県、大阪府)

東京、神奈川県、大阪府では、地域により、地理試験に合格しないと、タクシードライバーになれません。そのため、地理試験の合格を目指した研修を受けます。

・運転者適性診断

運転者適性診断とは、ドライバー1人ひとりの運転のクセを診断し、クセに応じたアドバイスにより、運転事故などを未然に防ぐものです。

・接客・法令等の研修(社外研修)

タクシードライバーに必要とされる接客技術や法令知識を、社内や社外の研修で身につけます。

タクシー会社によって異なりますが、営業所に配属された後は先輩ドライバーとともに営業に行くなど、実際に車を使った研修もあります。

多くのケースでは、これらの研修は2週間弱で修了します。ただし、保有資格や経験値、タクシー会社によって研修期間も異なります。タクシー会社による社員研修の詳しい内容は、以下の記事で、詳しく説明しています。

タクシー会社へ就職して最初にやることって?タクシードライバーの研修内容とは

タクシードライバーに転職する4つのメリット

タクシードライバーに転職すると、さまざまなメリットを得られます。とくに、給与面・労働条件・人間関係などで大きなメリットがあるため、これらの理由で転職を考える場合は、タクシードライバーを選択するのが良いでしょう。

ここでは、給与面・労働条件・人間関係に焦点を当てて、タクシードライバーに転職することの代表的なメリットを4つ紹介します。

稼ぎやすい

特に新型コロナウイルスの影響が落ち着き、外出が増加してからは需要が増え続けています。また、タクシードライバーの給料は基本的に歩合制です。需要が多く努力が給料に結び付きやすいため、稼ぎやすい職業といえます。

また、タクシードライバーは女性や高齢者、若者も稼ぎやすいという特徴もあります。より多くの人に向いている職業といえるでしょう。

プライベートを充実させやすい

タクシードライバーの仕事は、会社員のように就業時間が決まっていないケースも多く、自分のペースで働くことができます。そのため、用事がある日や時間などに仕事を休むことができるなど、時間の融通が利きやすいメリットもあります。

また、仕事と育児・介護を両立しているタクシードライバーも少なくないので、女性でも働きやすい環境の会社も多いです。

達成感・やりがいを感じられる

タクシードライバーは、お客様と直接やりとりできる仕事です。乗客を無事に目的地まで届けて喜ばれたり、感謝の言葉を頂戴したりすることがあるなど、お客様の役に立っている実感が得やすいのもタクシードライバーの魅力のひとつです。

人間関係が面倒でない

タクシードライバーの仕事は、始業時などに出社が必要なタクシー会社もありますが、基本的には、個人業務です。そのため、面倒な人間関係におけるトラブルは発生しにくいです。

チームなど多くの人数で仕事するのではないため、一人で働くほうが好きな人という人にとって、タクシードライバーとして働くことは大きなメリットになります。

タクシードライバーに転職する2つのデメリット

どんな職業でも、転職にはメリットとデメリットの両方があります。これはタクシードライバーでも同じです。タクシードライバーにはメリットが多いですが、もちろんデメリットもあります。

ここでは、タクシードライバーに転職するデメリットを2つ紹介します。

生活リズムが不規則になることも

タクシードライバーの就業時間は様々ですが、中には隔日勤務のケースもあります。隔日勤務の場合は生活リズムが整えづらく、不規則になる可能性があります。

また、タクシードライバーの稼ぎ時といえば、休日や夜です。そこで、たくさん働いて稼ごうと思うと、ほかの仕事の人がゆっくり休息をとりたいと思っている時間に働く必要があるので注意しましょう。

あらゆるお客様と接する必要がある

タクシードライバーのメリットで、人間関係が面倒でないことを述べました。確かに、タクシードライバーは個人業務のため、社内の人間関係で悩むことは少ないです。

しかし、お客様との折衝業務は多くなります。お客様に不当な文句を言われたり、お金の未払いがあったりするといったトラブルが起こるリスクがないわけではありません。

もちろん、多くのお客様は問題のない人ばかりですが、中にはトラブルを起こす人もいることも考慮しておきましょう。

タクシー運転手に向いている人の特徴

タクシードライバーという職業には、メリットとデメリットの両方があります。そこで、転職を考える際にはメリットとデメリットを把握し、自分がタクシードライバーに向いているかどうかを考えることが必要です。

ではタクシーの運転手に向いている人とは、どのような人なのでしょうか。タクシー運転手に向いている人の特徴として以下のようなものが挙げられます。

車・運転が好きな人

タクシードライバーは運転することで収入を得ます。稼ぐためには長時間の運転が必須です。運転が好きであるなら、長時間の運転をしていても苦になることはありません。そのため、稼げる要件を満たしています。

また、燃費をよくしたり事故を防いだりするためにも、車両のメンテナンスや車内の掃除を細めに行うことが必要です。車好きなら、苦にせずこまめに作業ができると考えられるので向いています。

コミュニケーション力の高い人

タクシー運転手は、あらゆるタイプのお客様と接します。また、車内で長時間をお客様と過ごすこともあるので、お客様によってはコミュニケーション力が必要とされる場面も多くあります。

コミュニケーション能力があることで、お客様がリピーターになってくれることもあります。タクシー運転手には話すのが好きな人、共感力が高い人、傾聴力が高い人などが向いているといえるでしょう。

体調管理が得意な人

長時間運転をすると、体に負担がかかるのはもちろんのこと、精神的に疲れることも多いです。長時間、安全運転のために常に集中しなくてはいけないので、精神的な疲労が増えます。特に隔日勤務の場合は、1日の拘束時間が長くなるので大変です。

タクシー運転手はしっかりと自分の休息時間を確保し、体調管理することが重要です。

洞察力があり気配り上手な人

意外に思う人も多いかもしれませんが、タクシー運転手には「洞察力があり気配り上手な人」が向いています。

タクシー運転手にとって、お客様が快適に過ごせるような環境づくりは大切です。そのため、細かいところによく気づく洞察力が重要になります。

お客様が快適に過ごせるような環境づくりとは、事故や違反を起こさないよう気を付けることや、道路状況をみて目的地の最短ルートを考えることなどです。また、車を常に清潔に保つことも必要です。

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【インタビュー】実際にどんな理由でタクシー会社に就職・転職しましたか?

ここまで、タクシードライバーに転職するメリット、デメリット、向いている人を紹介してきましたが、実際に転職した人の声を聴くことも重要です。

国際自動車株式会社に入社された2年目の山本様【飲食業⇒タクシー会社】

―飲食業を長く続けられていて、まったく違ったタクシー業界へ転職しようとした志望理由は何ですか。

以前は、オーナー店舗でイタリアンレストランのホールとして勤めていました。しかし、2020年1月に売上が大幅に低下した中で、正社員での雇用は難しいとオーナーから言われ、アルバイトとして勤務するか退職するかのどちらかになりました。結婚して3年目ということもあり、正社員として働けないのは考えにくかったため退職し、次を探すしかありませんでした。

―タクシー会社を選んだ理由を教えてください。

説明会で、しっかりした説明を聞いたためです。例えば「売上や3ヶ月間は固定給ですよ」といった話だけではなく、「このような研修をしています、私たちにはこういう武器があります」などの説明がしっかりしている会社でした。あとは教育内容です。きちんとカレッジがあって、そこで1か月間の研修を受けた上で、実際に配属されてからも3か月間は新人社員として勉強をしっかり積んでから本採用という流れが、前職で教育していた身としても、非常に助かるなと思いました。

―実際に入社してみて説明会でのお話や入社後の研修など、事前にお聞きしていた内容やイメージとのギャップはありましたか。もしあれば良い面と悪い面のどちらも教えていただきたいです。

マイナス面はありません。プラスの部分は、何かわからないことがあっても、ほかの乗務社員に声をかければ、みんな答えてくれるところです。車を持っていたということもあり、ここ10年程はあまりタクシーに乗るという経験がありませんでした。そのため、業界のイメージも勝手なイメージで昭和のタクシーというイメージでした。ですが、入社してみたら全然違いました。もっと偏屈な人ばっかりだと思っていましたが、フレンドリーに教えてくれる方が多いです。

―未経験から入社して、給与保証や研修などのサポートがあると思うのですが、どういったサポートが良かったですか。

やはり研修ですね、研修自体の充実さは特に感じる部分でした。今だからいえることは、その研修で学んだことをしっかり身に付けて、実際乗務となった時にそれを全部出すことができれば、ほとんど問題ないと思います。とはいえ、お客様との細かいやり取りは経験が必要です。業務を始めてわからないことは所属している課の班長、上司、運行管理者の方に聞けばすべて答えていただけるので、わからないまま終わることはないです。研修で学んだことを実行して、わからない部分は教えてもらって改善する。そういった環境が整っていることもよいサポート体制に思えます。

―ここ1~2年だとコロナの影響もあったかと思いますが。未経験からスタートして売り上げが軌道に乗る、ある程度平均的に稼げるようになるにはどのぐらいの期間が必要でしたか。

1ヶ月経たなかったと思います。飲食業を通して得た知識として、お金を持っている人がどこにいるかという認識はタクシーの営業にも活用できたためです。そのほか、サラリーマンの人が日中どこにいるか、よくご飯を食べに来る人達はどこに住んでいるか、どのあたりから来るかなどタクシーを利用するであろう方々がどのあたりに多くいるかを見極めることが出来ました。

―これからタクシーのお仕事を始められる未経験の方にアドバイスとして、自身の働き方や経験からやっておいたほうが良いことはありますか。

特にありません。なぜならタクシー会社には、しっかりとした研修があるので不安に感じることはないと思います。研修で学んだことだけでは判断が難しい場合は営業所に電話をすれば、営業所のスタッフがすぐに対応してくれます。実際の乗務中は1人ですが、会社にはスタッフが控えておりますし、お客様も悪い人はそんなにいないので怖がらなくてもよいと思います。

国際自動車株式会社の入社3年目、田村様【学生⇒タクシー会社】

―前職もなく、学生を経て入社されたということですが、数ある職種・業種の中でタクシー業界へ新卒での入社を考えられた理由を教えていただけますか。

この業界に入ろうと思ったきっかけは、トップで引っ張るような仕事ではなくて、私がサポートをする仕事、人を助けるサービス、その人を伸ばすなどの職種に就こうと思ったことがひとつです。もうひとつは、学生の時にハイヤードライバー、黒塗りの車に憧れをもっていたのでそのような業界に興味を持っていました。国際自動車株式会社の採用課に相談したところ「ハイヤードライバーもあるし、タクシードライバーもあるから、この会社に入って考えてみては」と言われ、この会社を選びました。

―タクシー業界に魅力に感じたところ、タクシー会社に入社したいと思った部分はどういったところに感じますか。

様々な会社の説明会を受ける中でも、多くのタクシー会社はホスピタリティを大切にしているところという点で業界に魅力を感じました。人の関わり方や人の温かさを大切にしている会社という点と、自分が学生の頃にやりたいと思っていたことが一致したため国際自動車株式会社への入社を決めました。

―サポートしたいという部分とハイヤードライバーというお仕事がうまくマッチした業界がタクシー業界だったんですね、お仕事をしていてホスピタリティといった部分を実感することはありますか。

「本当に素晴らしい接客しているよね」と、お客様から言われることがあり、私とのやりとりだけではなく今までの先輩方がそういったことを積み重ねてきたホスピタリティが関係していると思います。そういったお言葉を頂戴すると自分もしっかりやらないと、と感じます。

―未経験から始めて人をサポートするという部分と車を運転する業務で不安に感じる部分はございましたか。

人の命を預かってお送りするという点でやはり初めのころは自分の運転のスキルや事故・違反に対して不安を感じていました。しかし、研修の中で防衛運転や交通社会の中で空気を読みながら運転するスキルを教えてもらって、不安を払拭できました。

―新卒でのご入社ですと同期の方も何名かいらっしゃいますか。同じタイミングで研修を受けてみて働きやすさとかはありましたか。

同期は8人です。国際自動車株式会社では新卒の採用を行なっているため同世代の同期がいるので心強いです。最初はみんな出来ないことだらけですが、徐々にできる子が増えていってできない子に対してサポートするなどして支え合いました。そこは新卒採用を行なっている企業ならではかなと感じました。無理をして過労で事故を起こしてしまうこともあるので、新卒同士でアドバイスしながらうまく支え合えています。

年齢の差やキャリアの差で先輩の方々と話しづらいところもあるかと思いますが国際自動車株式会社は新卒の輪で励まし合えているのではないかと思います。

タクシードライバーの求人例

ここまでは、タクシードライバーという職業について見てきました。では、実際はタクシードライバーにどのような求人があるのでしょうか。

未経験でタクシードライバーになる人におすすめの求人サイト「転職道.COM」から大手タクシー会社の求人を厳選して紹介します。

【kmグループ】国際自動車株式会社(東京都台東区

国際自動車株式会社は、東京都台東区にある大手タクシー会社です。創業から100年以上にわたって、業界をけん引し続けてきたタクシー会社です。社員が働きやすい環境の整備を重視しています。社員が働きやすいことでお客さまへのホスピタリティの向上を実現しています。国際自動車株式会社の求人の特徴としては、次のようなものがあります。

・平均年収500万円以上

・研修期間の給与補償あり

・入社時から正社員待遇

・充実のキャリア制度

・国際自動車株式会社との業務提携の個人タクシーを目指せる など

都心にあるので、働きやすい環境です。

【日本交通】日本交通株式会社(東京都品川区)

日本交通株式会社は、東京都品川区にある大手タクシー会社です。手厚い研修制度により、未経験でもすぐに活躍できる環境が整っています。実際に異業種からの転職者は94%にも上ります。すぐにでもタクシードライバーを目指したい人にはおすすめです。日本交通株式会社の求人の特徴としては、次のようなものがあります。

・入社後1年間は月収30万円の保証あり

・10か月間の充実した研修制度

・女性専用更衣室完備

・全車AT車 など

もちろん、2種免許取得費用会社負担や稼げるまでのフォローアップも充実しています。

【帝都自動車交通】帝都自動車交通株式会社(東京都墨田区)

帝都自動車交通株式会社は、東京都墨田区にある大手タクシー会社です。全営業所を合わせると、約2,000名のプロドライバーが活躍しており、その中にはタクシードライバー未経験から入社した人も多くいます。研修制度もしっかりしているので、初めてタクシードライバーを目指す人にもおすすめです。帝都自動車交通株式会社の求人の特徴としては、次のようなものがあります。

・免許取得費用全額負担

・入社祝い金25万円(経験者なら50万円)

・6ヶ月32万の給与保障

・年3回の賞与

・仮眠室・浴室完備

・女性専用施設完備 など

女性も働きやすい職場です。

【大和グループ】栄光交通株式会社(東京都足立区)

栄光交通株式会社は、東京都足立区にある大手タクシー会社です。万が一の事故でも、各費用は全額を会社が負担してくれるので安心です。タクシードライバーとして大手で安心して働きたい人にはおすすめです。栄光交通株式会社の求人の特徴としては、次のようなものがあります。

・免許取得費用全額負担

・研修期間中は日給1万円

・入社祝い金10万

・年3回の賞与

・GW・夏季・正月休み など

休みもしっかりととれるので、プライベートも充実できます。

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【1日の流れ】タクシードライバーの働き方

次に、実際にタクシードライバーになったら、どのような働き方をすることになるのか、1日の流れについて見ていきましょう。

タクシードライバーの働き方

実は、タクシードライバーの働き方はひとつではありません。タクシードライバーの働き方には、大きく分けて隔日日勤、昼日勤、夜日勤の3つがあります。それぞれについて、見ていきましょう。

・隔日日勤

隔日日勤とは、昼日勤+夜日勤の働き方です。とタクシー業界ではメジャーな働き方です。例えば、朝7時や8時から深夜の午前2時や3時ぐらいまで働くことになります。勤務時間が長くなるので、翌日(出勤日の仕事終わりの日)は休みです。

タクシー会社では、24時間タクシーを動かす必要があります。そのため、昼日勤、夜日勤、隔日日勤のどれかひとつに、ドライバーを集中させることはできません。多くのタクシードライバーは、2パターン程度の働き方でシフトを組むことが多いです。

ただし、労働時間は国土交通省と厚生労働省に厳しく規制されているので、1ヶ月の拘束時間は262時間が限度など、働きやすい工夫がされています。例えば、前述した日本交通では、次のような決まりがあります。

・昼日勤

昼日勤とは、日中を中心としてタクシードライバーの業務をこなす働き方です。例えば、朝7時や8時から夕方の16時や17時ぐらいまで働くことになります。早朝のサラリーマンや、昼間の高齢者(病院に行く人)、主婦など様々な人がお客様になります。

一般的に、早朝の時間帯の売上が多くなります。土曜日や日曜日が休みのタクシー会社も多いです。

・夜日勤

夜日勤とは、夜間を中心にタクシードライバーの業務をこなす働き方です。働く時間は昼日勤と逆になります。例えば、夕方の16時や17時から深夜の午前2時や3時ぐらいまで働くことになります。

帰宅時の会社員やお酒を飲んだ人、終電を逃した人などが、お客様になります。深夜には割増料金もつくので、売上が上がりやすいです。

・1日の勤務は15.5~18時間

・法定外の残業は禁止

・勤務日の翌日は必ずお休み

ある1日の流れを紹介

では、隔日日勤を例に、一般的な1日の流れを見ていきましょう。

〈1日の流れ〉

・6:00  点呼

点呼までに出勤します。

・6:30 出庫

車両の準備や点検がなければ出庫し、仕事に入ります。

・13:00 昼食

13時ぐらいになったら、臨機応変に昼食をとります。

・19:00 休憩(1時間)

隔日日勤では、間で3時間の休憩を取らなければなりません。乗車の状況に応じて休憩をとります。

・2:00 帰庫

営業時間が終了になります。メーターを回送にして会社に戻ります。

・3:00 帰宅

営業終了時間になったら、帰庫して、自宅に帰ります。

自分に合ったタクシー会社の選び方

タクシードライバーは稼ぎやすい職業ですが、転職する際には自分に合ったタクシー会社を選ぶ必要があります。

そこで最後に、自分に合ったタクシー会社の選び方を紹介します。

会社規模で選ぶ

タクシー会社の選ぶ際に、注目したいのが「会社規模」です。タクシー会社は日本中にありますが、会社規模は大小さまざまです。その中から、自分に合った会社規模のタクシー会社を選びます。

特に、未経験の場合は大手タクシー会社がおすすめです。大手タクシー会社では、そもそも未経験者を対象とした求人数が多く、研修制度も整っています。また、タクシー会社が所有する車両も無線配車やアプリ配車の件数が多く、お客様からの依頼が受けやすくなっています。タクシー会社専用の乗り場があるのも、顧客獲得に魅力的です。

東京都なら国際自動車、日本交通、帝都自動車交通、大和自動車交通がおすすめです。

給与体系で選ぶ

収入面でタクシー会社を選ぶ場合は「給与体系」を確認しましょう。タクシー会社の給与体系は、ひとつではありません。タクシードライバーの給料といえば、歩合が基本ですが、歩合だけでなく、基本給のあるタクシー会社も多いです。

また、歩合率も重要です。歩合率が高ければ高いほど、給与で受け取る額は高くなります。自分のスキルに自信があり、高収入を得たいなら歩合率の高い会社を選びます。一方、金額よりも安定した収入を得たい場合は、基本給+歩合制の会社を選びます。

福利厚生の充実度で選ぶ

タクシー会社で働く上で忘れてはいけないのが「福利厚生」です。労働環境を重視したい人は、福利厚生の充実度によってタクシー会社を選びます。タクシー会社の求人には、必ず福利厚生の情報が記載されているので、忘れずにチェックしましょう。

例えば、仮眠室や休憩室、浴室などの設備が整っているか、寮や社宅が完備されているかなどを確認します。女性の場合は、女性用の寮やシャワー室があるのかなども確認しましょう。

働き方で選ぶ

多くの会社では複数の働き方のパターンでシフトを組みますが、会社によって日勤のみ・夜勤のみ・隔日勤務のみ募集という場合もあります。自分ができない働き方の会社では、働くことはできません。

また、働き方を間違えると自分の希望を満たせない可能性があります。例えば、高収入を得たい場合は、隔日勤務ができるタクシー会社を選びます。育児や介護と両立させたい場合は、子供の年齢など、家庭の状況により日勤や夜勤ができるタクシー会社を選びます。

長く働くためにも、自分の希望や生活に合わせた働き方ができるタクシー会社を選びましょう。

立地で選ぶ

勤務前や勤務後は、タクシーを会社に取りに行く、または返しに行く必要があります。そのため、タクシー会社を選ぶ際には、車庫がどこにあるかを確認しておきます。

会社の車庫が家から近ければ、通勤のストレスを減らすことができます。また、営業エリアから近い場所に車庫があれば、始業後すぐにお客様を獲得することができます。通勤時間とお客様の獲得のどちらを優先するのかなど、自分に合ったタクシー会社を選択しましょう。

また、マイカー通勤できるかも確認しておいたほうが良いでしょう。

エリアで選ぶ

人通りの多い駅付近が営業エリアならお客様を獲得しやすく、売上を上げやすくなります。また、繁華街などでは、よりお客様を獲得しやすくなりますが、お酒の入った人が多くなります。自分に合った営業エリアのタクシー会社を選ぶことも考えましょう。

補償内容で選ぶ

万が一、事故や故障が起きたときの補償内容は、タクシー会社によって異なります。例えば、全額タクシー会社で補償されるのか、補償の上限があるのか、休業補償手当があるかどうかなど、補償内容はタクシー会社によって大きく異なります。

安心して働くためにも、補償内容の充実したタクシー会社を選びましょう。

次の記事では、実際に働くドライバーに「選んだポイント」についての声も紹介しています。ぜひ、こちらの記事もご参照ください。

タクシー会社を選ぶポイントはここだ!タクシードライバーたちの実体験!みんなの本音

まとめ

人材不足のため、どのタクシー会社もタクシードライバーの採用に力を入れています。多くのタクシー会社では、未経験の人でも働きやすいように研修制度などを充実させています。未経験の人でも、タクシードライバーになって稼ぐことは十分可能です。

未経験でタクシードライバーへの転職を迷っている場合は、まずは求人情報を確認してみましょう。自分に合ったタクシー会社が、きっと見つかります。

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