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女性歓迎のタクシー会社のメリットと確認すること

女性歓迎のタクシー会社のメリットと確認すること

運送業界=男性。このような仮説は一体だれが立てたのでしょうか?

今や女性の鉄道運転手、バス運転手、トラックドライバーは当たり前の光景になりました。そしてこれからお話するタクシードライバーも同様です。
家庭の事情や家族の理解なども含め、なかなか面接まで一歩踏み出す勇気が必要な方も多いかもしれません。

今回の特集はそんな「女性歓迎のタクシー会社のメリットと確認すること」です。

東京都の『女性歓迎』のタクシー会社一覧はこちら
神奈川県の『女性歓迎』のタクシー会社一覧はこちら
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埼玉県の『女性歓迎』のタクシー会社一覧はこちら
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「女性歓迎のタクシー会社」とは一体どんなもの?

現在都内タクシー会社では、8割強が女性歓迎のタクシー会社となっております。
ですので大々的に「女性歓迎」と打ち出してしまうのは、ジェンダーレス化が進むこのご時世で少々野暮ったいお話かもしれません。

それでも女性のタクシードライバーは、男性に比べるとまだ全国のタクシードライバーの1割も満たない割合です。

少し前の数字ではありますが平成29年度の女性ドライバーは全国7,292人でしたが、翌年の平成30年度は9,179人という水準でした(一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会)。

また国土交通省は「女性ドライバー応援企業」認定制度を創設し、女性タクシードライバーの新規獲得、就労、定着を図る取り組みを積極的に実施。国を通じて女性が働きやすい環境設備を提供するタクシー会社への支援・PRを行っております。
同年に制作された「交通政策基本計画」女性タクシードライバーの人数を2013年度から2020年度にかけて当時の約6,700人から約14,000人へ倍増すると明記されております。

※あくまで「女性歓迎」であって、「女性専用」ではありませんのでご注意ください。

「女性歓迎のあるタクシー会社」はどんなメリットがあるか?

女性歓迎のタクシー会社のメリットは、女性専用設備が充実していることです。

女性歓迎のタクシー会社は、女性があらゆるライフスタイルにおいても安心して働ける環境・設備・配慮が整った場所であることが総じて当てはまります。パウダールーム、更衣室、休憩室、仮眠室、シャワールームなど、すべて専用となっております。
上記の点は、冒頭でもお伝えしました国土交通省の「女性ドライバー応援企業」認定制度に基づき、認定基準にも明記されております。

■認定基準

以下の3点を満たす者を、「女性ドライバー応援企業」として認定するものとする。
[1]雇用目標:女性ドライバーの雇用目標を設定していること
[2]労働環境:女性ドライバーを含め、従業員が働きやすい施設・勤務形態の整備等に取り組んでいること、または整備に向けた目標が明確であること
[3]情報提供:労働環境に係る情報(勤務形態、福利厚生等)を公表していること

【出典:『国土交通省「女性ドライバー応援企業」 認定制度の創設』より】

またセキュリティに関しても、担当の方以外は開閉不可である点もしくは施錠がされていることが多いため、防犯面も安心です。

「女性歓迎でないタクシー会社」はどんなデメリットがあるか?

近年ではかなり少なくなりましたが、女性歓迎でないのタクシー会社のデメリットは、メリットの逆で女性設備がないことが言えます。

おそらく「うちの会社は男性しか雇いません」というタクシー会社は、時代遅れにも等しいと言えます。

但し、やむを得ない事情があり女性タクシードライバーの採用を積極的に行っていないタクシー会社が存在するのも事実。
その理由を伺うと「①そもそも女性専用設備がない」「②過去に受け入れたことがないのでどう対応して良いかわからない」「③うちの社風に合わない」という話が大半を占めていました。

①に関しては、専用更衣室やトイレの問題から、やはり課題はありますが、中には「家が近いのでそれでも大丈夫です」という方も。②と③に関してはタクシー会社の受け入れ方次第になります…但し②のケースで成功し、会社の華となってエース的存在になっているタクシー会社もあるのも事実です。

「女性歓迎のあるタクシー会社」で注意すべきこと

「女性歓迎のあるタクシー会社」で注意すべきことは、設備面をしっかりと把握しておくことです。

女性タクシードライバーの皆様はそれぞれ事情を抱え、お仕事をされております。
例えば子育てをしながらですと、日中勤務しながら、夕方~夜に帰庫して翌日早朝の出庫に備えること。
そして中には隔日勤務の方もいらっしゃいますので、しっかりと体のケアをすることが大切です。
そこでぜひとも利用したいのが女性タクシードライバー専用設備。

ただし女性専用設備は、タクシー会社間でかなり設備面に差があることが予測されますので、タクシー専門求人ホームページとタクシー会社公式ホームページと照らし合わせながら、情報をチェックしましょう。寮や社宅も同様です。

また面接の前に企業説明会などに参加して設備見学してみるのも一つの手かもしれません。

■タクシー知恵袋「寮希望・地方から上京予定の女性ドライバーを目指す方からのご質問」

まとめ

今や驚くことではなくなった女性の交通ドライバー。タクシードライバーも例外ではありません。

世はジェンダーレス化が進みますが、女性ならではの気配りやきめ細かな対応などが「タクシー=接客業」という価値に拍車をかけ、お客様からも「安心する」「頑張ってる姿がかっこいい」と前向きな意見を頂くこともしばしば。

そんな誇り高きお仕事、タクシードライバーに男女は関係ありませんよ!

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