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タクシー配車アプリ「S.RIDE」地域拡大!茨城へ進出

タクシー配車アプリ「S.RIDE」地域拡大!茨城へ進出

「タクシーを呼ぶなら、電話一本!」

それはもちろん、ひとつの方程式のようなものかもしれませんが、この「タクシー配車」に新たな方程式を作り上げたのが「タクシーアプリ」です。
今や国内では多くのタクシー配車専用アプリが乱立し、特に首都圏では頭打ちとなりつつあります。

そんな中、大手タクシー配車アプリから、地域拡大のニュースが飛び込んで参りました。

タクシー配車アプリ「S.RIDE」地域拡大!茨城へ進出

都内最大級の大手タクシー配車アプリS.RIDEは4月25日より、茨城県のタクシー事業者「千波タクシー」と「新星自動車」の二社と提携し、配車サービスを開始することを明らかにしました。

タクシー配車アプリ「S.RIDE」社はソニーグループ、ソニーペイメントサービスと参画する都内タクシー会社との合弁企業として誕生。
これまで東京都、神奈川県、埼玉県、愛知県(名古屋市)、大阪府の1都1府3県で利用可能となっていたが、茨城県が追加され、4県目となります。

タクシー配車アプリ「S.RIDE」が都内で日時指定配車を始める

地域は水戸市など7市1町1村

S.RIDEの茨城県サービス提供地域は県内全域ではありません。

現在、タクシー配車アプリ「S.RIDE」は茨城県内の「千波タクシー」と「新星自動車」の二社が営業区域として管轄する「水戸市」、「日立市」、「北茨城市」、「ひたちなか市」、「那珂市」、「常陸太田市」、「常陸大宮市」、「久慈郡大子町」、「東海村」でサービスを提供します。
ご注意くださいね。

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S.RIDE提携の茨城グループ会社

今回提携の茨城県タクシー事業者「千波タクシー」と「新星自動車」の二社には共通点があります。

いずれもS.RIDEに加盟している都内大手タクシー会社「グリーンキャブ」のグループ会社です。

水戸市内No.1を目指す「千波タクシー」

千波タクシーは東京オリンピックの前年、1963年6月に創業した地域密着を第一に掲げるタクシー事業者です。

車輛台数は23台。乗務員の教育に力を入れており、お客様からは「どのタクシーの、どのタクシードライバーにご乗車いただいても安心して利用出来る」と、お褒めのお言葉を頂くほど皆様から愛されるタクシーとなっています。

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創業70年以上の老舗企業「新星自動車」

水戸市内に特化した千波タクシーならば、こちらは手広く展開を掲げる茨城県のグリーンキャブグループのタクシー会社「新星自動車」になります。

茨城県内では6営業所(水戸・勝田・日立・常陸太田・常陸大宮・磯原)を展開。
地域密着型の営業ではなく、偕楽園や国営ひたち海浜公園、日本三名瀑のひとつ「袋田の滝」など、県内の観光名所近辺に営業所を構えているのも特徴です。

台数も147台と豊富で、今後タクシーアプリの需要と重なり、台数の増加も見込まれます。

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S.RIDEは万能アプリ

国内タクシーアプリは、「S.RIDE」や「GO」に代表される国内生産型もあれば、黒船の如く参入してきた外資系アプリも存在します。(「Uber」「DiDi」など…)

操作性や配車率を考えれば、国内2社の需要はずば抜けており、S.RIDEも操作性が容易でスピーディーに配車予約ができることからビジネスシーンにおいても活躍します。

現在東京首都圏(東京特別区/武三交通圏)では『グリーンキャブ』、『寿交通』、『大和自動車交通』、『チェッカーキャブ(2021年4月1日より東京無線協同組合が業務提携開始)』など多くの大手系タクシー事業者がS.RIDEに参画しております。

台数を言えば、東京都内だけでも保有台数は1万台を超えており、「タクシーアプリを使って配車後にスピーディにタクシーが来る」とビジネスマンや一般利用客のみならず、各界の著名人からも好評を得ているアプリなのです。

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これから~Opinion~

茨城県の観光資源はあまり知られていないだけで、実はかなり可能性を秘めていると思います。

その他、茨城県の広大な土地は、時折テレビドラマのロケ地として利用することが多々あり、ゴルフ場も多く、駅や公共施設からのタクシー需要は決して悪くはない地域だと思います。

タクシー配車アプリ「S.RIDE」の茨城県内の浸透は今後、タクシー業界のたゆまぬ努力が必要です。
もちろんこれは茨城県に限った話ではありません。
(余談ですがタクシーアプリ「GO」の登場時は大々的なCMはテレビメディアのみならず、リスティング広告、駅中の街頭ポスターやチラシにまで及んでおりました。)

もちろんPRの手法は地域性が大きくものを言いますので、今後地方へ展開するS.RIDEにとって、認知の上では広告物の「費用対効果の有無を見極める」ことも重要であましょう。

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