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Uber(ウーバー)ドライバーの収入と通常タクシーとの違いを徹底解説!【2022年2月18日更新】

Uber(ウーバー)ドライバーの収入と通常タクシーとの違いを徹底解説!【2022年2月18日更新】

Uber(ウーバー)ドライバーをご存知でしょうか。
圧倒的なスピードで普及が広まっている配車アプリ「Uber」のドライバーです。

海外ではUber(ウーバー)に登録をすれば簡単にUberドライバーとして働くことが出来て、収入を得られます。
今回は実際にインタビューをした日本のUberドライバーについてと今後の需要を詳しく紹介していきましょう。

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Uber(ウーバー)ドライバーとは

Uber(ウーバー)ドライバーとはUberに登録しているドライバーのことです。

今、Uber(ウーバー)ドライバーは新たな働き方として注目されています。まずはUber(ウーバー)のサービスの内容、Uber(ウーバー)ドライバーについて紹介していきます。

Uber(ウーバー)とはスマホでタクシーを呼べるアプリ

Uber(ウーバー)とは、スマホのアプリのことです。使用することで、サービスエリア内にいるタクシーを利用者の現在地まで配車出来ます。

またハイヤー機能があり、利用者は乗車する車をレクサスやBMWの高級車など好きな車種を選ぶことが出来ます。

利用するには個人情報の登録が必要で、「名前」、「電話番号」が必須となります。
またクレジットカードの登録をしておけば支払いを円滑に出来るでしょう。

Uber(ウーバー)の特徴は他にもあります。
Uberアプリでタクシーを配車したときにも到着時間を確認することが可能。

またUber(ウーバー)は気軽にドライバーを配車するだけではなく、ドライバーに対しての評価システムがあります。アプリを使用する際にドライバー情報を確認することができ、顔や名前やドライバー評価を見ることで事前にトラブルを防ぐことが出来るので安心です。

このように一般のタクシーを配車するよりも、手軽に安心にタクシーを呼ぶことが出来ると話題になり、現在世界70カ国でUber(ウーバー)が利用されています。

Uber(ウーバー)ドライバーは2009年にアメリカで誕生

Uber(ウーバー)の誕生は2009年に「ウーバーキャブ」というハイヤーサービスを創業したのがきっかけです。

2008年に創業者のトラビスとギャレットがパリでまったくつかまらないタクシーの不便さを改善させたいと考え、2009年に開発したといわれています。

またモバイル端末でいつでも呼び出せて、安くて誰でも利用が出来るサービスにしたいと考え、Uber(ウーバー)ドライバーという誰でも運転手になれる仕組みが誕生したのです。
今では、誰でも登録可能な仕組みによりアメリカを始め様々な地域でUber(ウーバー)ドライバーという職が注目を浴びています。

Uber(ウーバー)ドライバーになる人達はお金稼ぎもそうですが、コミュニケーションとして楽しんでいる人も多いようです。
他にも日々の仕事のストレス発散にもなりますし、ただ車を運転するのが好きな人がUber(ウーバー)ドライバーになったりもするようです。

海外では白タクでUber(ウーバー)ドライバーになれる

海外ではライドシェアビジネス(相乗り)として一般の人も自家用車で配車をすることが可能となっているため、登録をしていれば副業としてお小遣い稼ぎをすることが出来るのです。

欧米、中国やインドなどでUber(ウーバー)ドライバーの数も増えています。いわゆる白タクでもUber(ウーバー)に登録をすれば、配送サービスをおこなえるのです。

白タクとは運転免許があれば営業行為が認められていない自家用車に乗って送迎をし、お金を稼ぐタクシードライバーのことです。日本では違法行為とみなされています。

このように海外では登録するだけでUber(ウーバー)ドライバーになりお金を稼げることから、職を失った人の受け皿としても利用されているのです。

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海外のUber(ウーバー)ドライバーはどのくらい収入を得ている?

Uber(ウーバー)ドライバーは好きなとき、空いた時間に働ける仕事として海外で副業または本業となる人が増加しています。

では実際に海外のUber(ウーバー)ドライバーはタクシードライバーよりも稼げるのでしょうか。Uber(ウーバー)ドライバーの収入について紹介します。

海外のuberドライバーの需要は高い

Uber(ウーバー)のサービスは利便性、低料金であることから、海外ではタクシーよりもUber(ウーバー)ドライバーの需要が高いといわれています。

アメリカの都市から離れた地域では利用者にくらべてUber(ウーバー)ドライバーが不足しているほどです。

Uber(ウーバー)ドライバーがタクシーよりも人気が高いといわれている背景の1つに、日本以外の国ではタクシードライバーは信用がない職業となっています。
度々観光客をターゲットにした運転手による悪事が問題になっていることから、品質の面でもUber(ウーバー)ドライバーの需要が高いといわれているのです。

また、ハイヤーのサービスが海外では人気が高くなっています。高級車など車種を選ぶことが出来るので少しリッチな気分を味わえるようです。

このことから海外ではUber(ウーバー)を利用する需要はなくならず、増していくばかりです。
それに伴いUber(ウーバー)ドライバーの仕事が減少することはないでしょう。

海外のUber(ウーバー)ドライバーはタクシーよりも稼げるのか

働き方が自由なため、アルバイトで週末にUber(ウーバー)ドライバーになる人も多いようです。

副業で週末にドライバーとして2,3万円ほど稼ぐサラリーマンもいれば、本業として年収400万円を稼ぐ人もいます。
本業で働くと自由に働ける分、車のガソリン代、メンテナンス代などが自己負担となるので管理が大変になります。

過去にUber(ウーバー)がドライバーは1000万円稼いでいると発表されました。これに対して誇張し過ぎていると炎上しましたが、海外ではタクシードライバーと同じかそれ以上に稼げると言えるでしょう。

フランスでは、タクシードライバーがUber(ウーバー)に対してデモをおこなうほど世界的にタクシー業界に影響を与えているのは間違いないようです。

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日本ではどれくらいUber(ウーバー)ドライバーが普及している?

先述したとおり海外でUber(ウーバー)は圧倒的なシェアを誇っていますが、実際に日本ではどれくらい普及しているのでしょうか。

日本ではUber(ウーバー)に対する法整備が整っていないことから白タクは違法とされています。
Uber(ウーバー)を導入できるのはタクシー会社のドライバーまたは営業許可を得ている個人タクシーのみです。

ここでは日本のUber(ウーバー)ドライバーの進出エリアや需要について紹介します。

uberタクシーは日本でも利用できる!使い方を紹介

日本のUber(ウーバー)進出エリア

日本のUber(ウーバー)進出エリアと対応しているタクシー会社を以下にまとめました。

  • 北海道

札幌市 ・ 北広島市

  • 青森県

青森市

  • 宮城県

仙台市…2019年に仙台中央タクシー、西条タクシー、成長タクシーの3社が参入しています。

  • 福島県

郡山市

  • 東京都

2018年より大手の第一交通タクシーが提携。

東京都:千代田区・中央区・港区・新宿区・文京区・台東区・墨田区・江東区・品川区・目黒区・世田谷区・渋谷区・豊島区・荒川区・足立区・葛飾区・江戸川区・中野区(一部地域)
東京都内は現在23 区のうち18区で利用可能。※中野区は環七通りの内側のみ利用可

Uber Blackは東京都23区全域で対応可能。

  • 千葉県

Uber Blackのみ県内全域で対応可能。

  • 愛知県

名古屋市

2018年9月にフジタクシーが参入。

  • 京都府

京都市

  • 大阪府

大阪市・堺市・池田市 ・ 箕面市 ・ 茨木市 ・ 東大阪市・八尾市・守口市・門真市・吹田市・豊中市

※2019年より未来都タクシーが参入。

  • 兵庫県(淡路島)

2019年の3月末まで島内タクシーがUber(ウーバー)と提携。

  • 広島県

広島市、福山市

  • 高知県

高知市

  • 福岡県

福岡市

以上が現在Uber(ウーバー)と提携している地域とタクシー会社です。
今後は海外のUber(ウーバー)人気を利用して、観光地を中心に提携をおこなうタクシー会社が増加するといわれています。

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日本のUber(ウーバー)ドライバーは東京を中心に需要が増している

多くの外国人が利用していることから、来日しているインバウンド客には大きな需要があるでしょう。また実際にUber(ウーバー)ドライバーにインタビューをしたところ、海外のお客さんを乗せる機会が増えたと言っていました。

日本人のお客さんの中には海外帰りの人もいるので、Uber(ウーバー)を利用したときに「日本にUber(ウーバー)があるのはうれしい」という声もあるそうです。
それほど海外ではUber(ウーバー)の存在が当たり前になっていると考えられます。

また各タクシー会社がUber(ウーバー)と提携していることから、東京を中心にuberドライバーの需要が高まってきています。
日本でも徐々に知名度や進出エリアが広がることで、利用者も増え続けることでしょう。

最近では大阪でもキャンペーンをおこなっており、2019年の2月末までプロコードを登録すると初回と2回目が3000円無料になるサービスを始め、大阪での拡大を狙っているようです。

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Uber(ウーバー)ドライバーのメリットとデメリット

Uber(ウーバー)ドライバーには、さまざまなメリットがあります。
国内では個人で旅客運送を行うという事自体が、道半ば法的にも整備されていないこともあり、まだ利用する側もドライバー側も、手探りな部分や固定観念で見てしまう部分もあります。

Uber(ウーバー)ドライバーのメリット

Uber(ウーバー)のメリットは、通常の無線配車にプラスアルファでお客様からの依頼があるという事です。個人で開始する際は、個人タクシー同様に「好きな時間で始められる」という事が最大の魅力ですので、『副業』や『隙間産業』『お小遣い稼ぎ』といった感覚で始められる方もいらっしゃいます。

ただ、タクシー事業者ではなく、個人での運営になりますので、お客様からの評価はすべて個人にジャッジが下されます。当然ながら接遇面や運転面をおこたると、それなりの結果が待っています。自分で管理できる方、自分自身で自分を律することができる方には向いているでしょう。

令和4年11月には、新型コロナウイルス感染拡大における乗務員救済措置の一環として、「チップ」機能のサービスを開始。ご乗車頂いたお客様はUBER EATS同様に「チップを追加する」のボタンを押していただき、任意の金額をドライバーへ直接支払われるシステムです。(お客様に支払いの義務はありません。)

タクシードライバーも、配達員も、ベッドメイキングも、様々な業種の方も「チップ」を頂けると心が弾むものです。こういった心遣いのあるサービスが、Uber(ウーバー)ドライバーの活力=メリットと言えましょう。

Uber(ウーバー)ドライバーのデメリット


Uber(ウーバー)のデメリットは、お客様からのキャンセルもあるということです。

まだ利用方法がわからず、整備中という点や、外国人のお客様からの依頼が多く、国内での使用方法に戸惑いを覚えた方が急遽キャンセル…といった事例が時折発生するそうです。

ただし、通常の無線配車と同じく、キャンセル料金は発生いたします。
ですので、デメリットとは言ってもマイナスが発生する訳ではありません。

また、国内では「Uber(ウーバー)=白タク行為」というイメージがタクシー・ハイヤー業界で強く、時折業界内でよい顔をされないという事もありますが…国内でUber(ウーバー)がタクシーと手を組むということは、少なくとも現時点では「白タク行為ではない」のです。
そこは堂々として問題ありません。

※国内において個人でUberを始める方も、厳しい審査を経ての営業認可が下る形となっており、二種免許は必須です。

実際にUber(ウーバー)ドライバーに聞いてみた

先述のとおり日本では白タク行為が違法となっていることから、Uber(ウーバー)ドライバーは会社に属しているタクシードライバーが多くなります。

ここではUber(ウーバー)に対応しているタクシー会社のドライバーAさんにUber(ウーバー)導入後のメリットや収入についてお伺いしました。

Uber(ウーバー)に登録したらお客さんは増えた?

編集者(以下編)「Uber(ウーバー)を導入したことでお客さんは増えましたか?」

Aさん「そうですね。以前よりも効率よくお客さんを乗せれるようになりました。特にお昼の暇な時間にuberでお客さんを見つけることが出来るので非常に便利です。

今ではUber(ウーバー)利用者の乗車は1日に10人ほどですね。また、タクシードライバーは無線での依頼があるので、Uber(ウーバー)はタブレッド版の無線が1つ増えたという感覚で使用しています。」

編「無線とUber(ウーバー)を使用してややこしくならないですか?」

Aさん「あまりないですね。会社の無線って独自なので、無線が込み合うと繋がらない場合があるんですよ。そうなるとお客さんの数が少なくなります。Uber(ウーバー)を使えば繋がらない間にお客さんを見つけることが出来るので、Uber(ウーバー)は画期的だなと感じますね。」

編「そうなんですね。ありがとうございます。」

Uber(ウーバー)を導入して収入はどのくらい影響した?

編「お客さんが増えたということは収入も増えましたか?」

Aさん「私の場合は月の収入が10~20%ほど上がりました。でも他のドライバーはあまり変わらないという人も何人かいるみたいですね。ただ、Uber(ウーバー)を導入したことで収入が下がったという人は聞いたことがありません。」

編「そうなんですね。お客さん側からキャンセルをされる場合ってあるんですか?」

Aさん「ありますよ。指定場所に呼ばれて向かったのに誰もいないということも少なくありません。」

編「ひどいですね・・・。そういう場合って売上げ0ですよね」

Aさん「はい、Uber(ウーバー)のお客様のもとへ向かっているときは他のお客様を乗せられないので、損した気分にはなりますね。ただ、私の会社の場合はキャンセル料としてuber側から500円ほど売上げに加算されるんですよ。」

編「そうなんですね。会社の無線でキャンセルになるよりは、収入の面では安心出来ますね。ドライバーからキャンセルをすることはありますか?」

Aさん「キャンセルは基本的にないです。お受けしたものはお客様のもとへ必ず向かいます。ただ、3km以上の遠い場所からとなると、お受けせずに他のドライバーに任せることはあります。」

編「Uber(ウーバー)を使用するときのコツってありますか?」

Aさん「Uber(ウーバー)で通知がきたときに1km内であれば他の人に譲るようにします。距離が遠いと行くまでに時間がかかりますし、迎えに行っている間はだれも乗車が出来ないので効率が悪いかなと思っています。Uber(ウーバー)は近くなら受ける、遠ければ受けないと分けるようにして効率よくお客様をつかまえています。」

Uber(ウーバー)の操作は難しいと感じたことはある?

編「Uber(ウーバー)の操作はすぐに慣れましたか?」

Aさん「私はすぐに慣れましたよ。会社によって違いはあると思いますが、Uber(ウーバー)の使い方の指導があります。説明書ももらえるので初めは説明書を読みながら、タブレッドを使っていました。
ただ、タクシー業界は高齢な人が多いので使いこなせない人も中にはいるみたいです。

Uber(ウーバー)のタブレットをオフにして普段通り業務をしているという声もちらほら聞きますね。操作に慣れてない内は、わからなくなってお客さんを待たせてしまうことがあってはいけないと考える人も多いようです。」

編「なるほど。タブレッドの操作に慣れれば簡単ということですね。」

Aさん「そうですね。操作はすごく簡単なので、若いドライバーだとすぐに使いこなしていますね。」

編「どういったときに紛らわしいと感じますか?」

Aさん「アプリでの操作は簡単なので紛らわしいと感じたことはないのですが、タブレット本体が揺れに弱く、時々フリーズしてしまうので困ることはあります。会社によって使うタブレットも違うかもしれないですが、私の周りではフリーズするとよく聞きます。」

編「タブレットって揺れに弱いんですね。対処法として何かしていますか?」

Aさん「フリーズをしたときは、オフラインにしてUber(ウーバー)を使わないようにしています。その間は通常通り、流しをするのであまり支障はないですね。」

編「そうなんですね。他にUber(ウーバー)の機能で改善してほしい点はありますか?」

Aさん「会社で使っているナビと連動出来たら良いなとは思います。会社のナビとUber(ウーバー)のマップが連動されれば、地図も確認しやすいです。」

編「今後、改善されると良いですね。」

Uber(ウーバー)ドライバーは評価で業務上影響はある?

編「次にUber(ウーバー)の評価システムについてですが、評価が見えることで業務上影響はありますか?」

Aさん「少し意識しています。評価システムはお客様の満足度だと思うんです。評価が上がると嬉しいですし、口コミで良いことを書いてもらえるとモチベーションに繋がります。より品質を保とうと意識は上がりました。Uber(ウーバー)が普及することでタクシー業界全体の品質が更に上がるかもしれませんね。」

編「やはりお客様もドライバーの評価を気にしているんですね。」

Aさん「ドライバーの評価は見ていると思いますよ。この前に乗せたお客様から口コミが良いと褒められたことがあります。お客様も乗車する前に顔がわかって、評価が見えると気になるみたいですね。」

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日本でも個人事業主のUber(ウーバー)ドライバーとして登録できる?

日本のUber(ウーバー)ドライバーは白タクを違法で禁じられていますが、会社に属しているタクシードライバーだけがUber(ウーバー)ドライバーではありません。
独立をしてUber(ウーバー)ドライバーに挑戦している人は多くいます。

ここでは日本で個人のUber(ウーバー)ドライバーになる方法や収入について紹介していきます。

個人のUber(ウーバー)ドライバーになる条件

日本ではUber(ウーバー)に対しての規制は厳しく、Uber(ウーバー)ドライバーになるためには様々な条件や書類が必要です。まず年齢は21歳以上で”運転免許証(2種)”が必須になります。

他には”一般乗用旅客自動車運送事業許可書””自動車検査証(車検証)”の事業者必要書類の提出。これらの条件を全て満たすことが必須の条件になります。

これらの条件を満たさなければタクシードライバーの経験者であってもUber(ウーバー)ドライバーとして登録が出来ません。

Uber(ウーバー)に登録をする方法

次にUber(ウーバー)ドライバーの登録方法について紹介します。

登録は電話、またはオンラインで申し込みが出来ます。オンラインの登録方法は以下の手順です。

1.Uber(ウーバー)サイトへ

2.アカウント登録画面で個人情報を記載

3.必要書類、使用車の情報を提出

4.書類の審査を待つ

5.銀行口座の登録

プロフィール写真を送るときはスマホで自分を撮って送るだけで完了します。
また書類審査のやりとりはUber(ウーバー)サイドでおこなってくれるので時間はあまりかからないでしょう。

早くて2,3日程度といわれています。

これらの手順を踏まえ、仲介業者に通すことでUber(ウーバー)ドライバーとしての登録が完了します。書類の審査が通過した後は、パートナーセンターへ行って細かい説明を受けます。

そのあとにアプリを登録すれば、Uber(ウーバー)ドライバーの登録が完了します。

個人タクシーはUber(ウーバー)を使えば収入アップに繋がる?

Uber(ウーバー)を取り入れることで個人ドライバーの収入も上がることが予想されます。

もともと個人ドライバーとして収入を得ていた運転手は、Uber(ウーバー)を無線代わりに出来る活気的なツールとして利用しているでしょう。

今までの個人タクシーは無線がないので、お客さんをつかまえる手段は流しか待ちが主流でした。
個人ドライバーはUber(ウーバー)が普及することで効率よくお客さんをつかまえることが可能になるでしょう。

副業としてUber(ウーバー)ドライバーは稼げる?

海外では副業として月に2~3万円ほど小遣い稼ぎをしている人もいます。
日本の副業としてどうなのでしょうか。

日本ではUber(ウーバー)に登録するのに条件が厳しいため、副業としては難しいです。
登録が出来れば、仕事終わりや土日など好きな時間に自由に働くことが出来るので副業としては稼ぎやすいといわれています。

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ドライバー未経験でも個人で稼げるの?

タクシードライバーの経験がなく、Uber(ウーバー)ドライバーで生活を賄うのは難しいでしょう。

個人タクシーは売上が全て自分のものになり、上手くいけば儲かる可能性が高いですが、かなりのリスクがあります。また、タクシードライバーとして高いスキルが求められます。

ここでは未経験が個人タクシーをオススメ出来ない理由を紹介します。

経費の負担額が大きい

個人タクシーは全て自分で費用を払う必要があります。

例えばガソリン代、清掃代、車検台、修理代などが挙げられます。
これらの経費は年間で数百万円かかります。

また個人タクシーは自営業者として働くことになるので住民税、年金、健康保険料など各種料金は自分で払わなければいけません。サラリーマンの場合は会社が保険料は半額負担でした。

しかし個人で働くと全額負担となります。また毎年2,3月には確定申告をしなければいけません。
確定申告は慣れるまでに時間がかかります。代わって税理士に頼むと報酬金の費用も高く、お金がかかってしまいます。

これらの費用を個人タクシーで賄うとなると、かなりの稼ぎが必要になるでしょう。
個人タクシーを目指すのであればまずはタクシー会社で経験を積むことをオススメします。

稼ぐ技術がない

海外であれば、Uber(ウーバー)の需要がかなり高くタクシードライバー未経験者であっても稼ぐことが出来るでしょう。
しかし日本の場合は、まだまだUber(ウーバー)の普及と認知がされていないので、未経験のドライバーが個人で稼ぐのは難しいでしょう。

また、Uber(ウーバー)だけではお客さんをつかまえるのは難しいので、流しや待ちをする必要があります。他にもタクシードライバーとして必要な技術が多いです。

まずはタクシー会社で経験を積んでから個人タクシーに挑戦するのはいかがでしょうか。
ドライバーマニュアルがあるので、流し方や乗用車の見付け方など稼ぐ技術もすぐ身に付くでしょう。

経験を積んでから個人タクシーをするのがオススメ

未経験でUber(ウーバー)ドライバーになる前に一度タクシー会社で経験を積むことがオススメです。
未経験でも普通免許2種を取得出来る会社もあります。

タクシー会社のドライバーは売上の全てが自分の収入にはなりませんが、給与形態が歩合なので、売上のほとんどを自分の収入に出来る可能性が高いでしょう。

そして会社に所属しているので経費などの心配もなく安心して経験を積みことが出来るでしょう。
今後Uber(ウーバー)ドライバーの需要はますます上がってくるので、今のうちに経験を積み、3年後~4年後に個人ドライバーとしてたくさん稼ぎましょう。

まずは経験を付けるためにタクシー会社でドライバーになることをオススメします。
なお、個人タクシーとして独立するためには、タクシー会社で10年間の運転手経験が必要な点を考慮しておきましょう。

 

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日本のUber(ウーバー)ドライバーとタクシー会社のドライバーはどっちが稼げるの?

実際に個人のUber(ウーバー)ドライバーと会社勤めのドライバーではどちらの方が収入は高いのでしょうか。
海外では圧倒的なサービスと料金の良さでUber(ウーバー)ドライバーは稼げるとされています。

日本のUber(ウーバー)人気とドライバーの収入について紹介します。

今はタクシー会社のドライバーの収入が良い

タクシードライバーの平均年収は約332万円です。

その中でも都市、東京のタクシー会社の平均年収は418万円と全国平均よりも高い数字が出ています。またタクシー会社のドライバーは歩合なので、年収1000万円稼ぐ人もいます。

日本のUber(ウーバー)は普及スピードこそ速いですが、対応地域が限られています。
タクシー会社のドライバーは無線もあり、Uber(ウーバー)ドライバーよりも効率よくお客さんをつかまえやすいので、今はタクシー会社のドライバーの方が収入は上と考えられます。

しかし、これから日本で海外のようなUber(ウーバー)人気が出た場合はUber(ウーバー)ドライバーの方が収入は上になる可能性が充分に考えられます。

また日本でもUber(ウーバー)への規制が緩み、ライドシェア(相乗り)のサービスが広まれば利用者は爆発的に伸びるでしょう。
海外ではタクシー会社よりもUber(ウーバー)の方が時間帯によれば料金が安く設定されています。

日本でも同じようなことが起きれば、一気にUber(ウーバー)ドライバーの需要が増してくるでしょう。

タクシー会社の給与形態

Uber(ウーバー)よりもタクシー会社の方が収入が高いことからタクシー会社の給与形態についてまとめました。タクシー会社には3種類の給与形態があります。

  • A型賃金

これは会社側から基本給を支給された金額よりも売上が高いと別途で給与が支給される形態です。基本給として固定の金額がもらえるので安定を求めている人がこの形態を選ばれます。

  • B型賃金

ドライバーの売上から歩合率を計算した金額が給与になる形態です。
もっともドライバーの腕が試されます。売上が低ければ給与も下がるので、ある程度の技術が求められるでしょう。

また歩合率も会社によって数字は変わるので会社を選ぶときは確認が必要です。

  • AB型賃金

固定の給与にプラスで売上の歩合率をボーナスに換算するという形態です。
給与は少し安定してもらえて頑張った分は歩合でボーナスにもらえるので、B型よりかは安心出来る給与形態です。

  • C型賃金

営業収入の全額がドライバーの売上となりますが、一定額を会社へ納めなければならない形態です。「リース方式」とも呼ばれており、営業収入がなくても納めた額分が会社へ入るため、会社側にもメリットが大きい形態です。

タクシー会社のドライバーはこれらの給与形態のなかから自分で選ぶことが出来ます。自分のペースに合わせた働き方が可能です。タクシー会社に転職を考えている人はぜひ参考にしてください。

 

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Uber(ウーバー)ドライバーが収入アップのために磨くスキルとは

Uber(ウーバー)ドライバーとして求められるスキルについて某タクシー会社でドライバーさんにインタビューをしました。必要なスキル、これから磨くべきスキルを教えていただきました。

コミュニケーション能力

編「今、Uber(ウーバー)ドライバーとして求められているスキルは何だと思いますか?」

Kさん「絶対にコミュニケーション能力が必要になります。Uber(ウーバー)で個人情報を登録しているのでお互いの名前は知っている状態ですよね。名前を知っている相手というのは話しやすいのでお客様は気軽に話しかけてくれます。そこで無愛想な態度を取ってしまうと評価が下がってしまいます。」

編「なるほど。お客様とコミュニケーションを取るときに気を付けていることはありますか?」

Kさん「やはりお客様が話をしているときは、しっかりと関心をもって会話をすることを心がけています。相づちを打つだけでも話す側はとても気持ちよくなるので、そこはとても意識をしています。」

編「コミュニケーションが苦手な人はどうすれば良いですか?」

Kさん「私も最初はコミュニケーションが苦手でした。ですが、この業界に入って3カ月ほどでお客様と話すのが慣れました。コミュニケーションが苦手なうちは、うんうんと話しを聞いてるだけで良いと思いますよ。変に話しかけようと意識をしすぎるとお客様の迷惑になる可能性もあります。」

運転の技術

編「次に必要になってくるスキルは何ですか?」

Kさん「これはUber(ウーバー)ドライバーに限らずですが、運転技術は確実に必要になりますね。Uber(ウーバー)の評価システムがあるので、少しでも質の悪い運転をすると評価に関わります。また口コミ一覧で悪い評判を書かれると印象が悪くなる可能性が…。運転技術に自信がないとuberでお客様をつかまえるのは控えた方が良いかもね。」

編「Kさんはどれくらいの期間で運転技術が上達しましたか?」

Kさん「2カ月くらいで上達したよ。同じ地域だと道も覚えてくるから慣れてきます。最初はお客様が乗車したときはナビの地図を見ながら運転しました。だんだん慣れてくると近い道も覚えられるので、運転技術はすぐに上達すると思いますよ。」

受け答えが出来る英語力

編「これから取得した方が良いスキルはありますか?」

Kさん「英語などの受け答えが出来るようになった方が良いと思いますね。インバウンドはコロナ禍で難しいとは言っても、日本在住の外国人の方もすべて日本語が話せるかって言ったら…そうではありませんので。」

編「Uber(ウーバー)は全国的に有名なので将来的なインバウンド観光客の、利用者が増加されますよね。」

Kさん「そうですね。コロナ禍の影響は、確かに大きかったんですが、オリンピック開催時は報道関係者の移動が多かった。大会関係者や選手団は流石にバスや専用のハイヤー等が容易されてましたが、Uber(ウーバー)は世界的にも認知度が高かったおかげで、当時の訪日外国人の方には利用する機会もありました。ですので、今後コロナが収束していきインバウンド現象が戻ってきたことを想定すると中国語、韓国語、英語などのあいさつが出来れば喜ばれるでしょう。あとは外国人の方が、行きたい場所を理解できるほどの英語力が必要になってくると思います。観光客が多く利用すればタクシー業界はとても活気付くと思います。」

編「観光客は日本全体の経済にも大きく関わりますよね。ではインバウンド観光客をつかまえるためのコツはありますか?」

Kさん「外国人が好きそうなイベント情報をつかんでおくのが重要ですね。インバウンド観光客は、せっかく日本に来ているので色んな場所に行きたいと考えます。日本国内で移動距離は伸びるでしょう。なので、先にイベントの場所と終わる時間を調べておくことで、インバウンド観光客が帰る頃合いに近くで流しが出来ます。」

編「情報をつかんでおくことで先回りしておくんですね。ありがとうございました。」

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まとめ

これからも日本ではUber(ウーバー)の普及率は上がっていくでしょう。その背景として、東京オリンピックによる海外からのインバウンド観光客が増加すると予想されています。
そして、Uber(ウーバー)ドライバーの需要が増加することでUber(ウーバー)と提携するタクシー会社は増え続けていくでしょう。

普及に乗っかり、未経験で個人のUber(ウーバー)ドライバーとして稼ごうと考えているのであれば、一度タクシー会社で技術を磨いてから独立することをオススメします。

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