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タクシー車両『JPN TAXI』「抗菌仕様」に一部改良

タクシー車両『JPN TAXI』「抗菌仕様」に一部改良

コロナ禍を生きる我々にとって、感染防止対策を行う上で欠かせない「抗菌」ですが、普段公共の場でどれだけ「抗菌」というものが行われているのでしょうか。

換気や飛沫防止はよく聞きますよね…。ですが、ウイルス(菌)そのものに対し対抗していく上で重要な「抗菌」は、そもそも我々が手洗いや消毒を徹底する他ありません。

しかし今回、新型タクシー車両にも「抗菌仕様車両」が登場するとのことです。

タクシー車両『JPN TAXI』「抗菌仕様」に一部改良

国内自動車業界最大手のトヨタ社は、一部改良を行い抗菌仕様に強化した次世代型タクシー車両『JPN TAXI』(ジャパンタクシー)の販売を5月13日より開始しました。

タクシー業界内では今回の『JPN TAXI』(ジャパンタクシー)の一部改良はコロナ禍でも、より安全にお客様に利用していただける車両として、細部に改良を重ねております。

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抗菌仕様シート&シートベルトを採用

今回の一部改良では、トヨタ社のグループ会社大手「東海理化電機製作所」によって開発された抗菌仕様シートベルト(後部座席のみ)を採用しており、自動車メーカー向けのOEM製品としては世界初とのことです。(JPN TAXIには一部改良して採用されております。)

抗菌仕様シートベルトは、お客様の接触機会が特に多いとされる箇所(「ベルト」「タング」「バックル」)の3ヵ所に抗菌性能を持たせております。

その他、細菌の繁殖を抑える効果がある抗菌シートを採用。
さらにUDタクシーとしての役割を果たすべく、足の不自由な方や、車いすなどの介助が必要な方の助手席への移乗をサポートする『アシストグリップ』を設定しています。

※『JPN TAXI』(ジャパンタクシー)は個人でも購入が可能です。

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気になる価格

最新のJPN TAXI(ジャパンタクシー)ですが、価格が気になりますよね。

販売元のトヨタ社の発表では(税込)は、333万8500円~356万4000円とのことです。
基本的には前回の一部改良時の価格と変動はありませんが、半導体不足の関係で納期は前後する可能性がありますのでご注意ください。

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JPN TAXIのマイナーチェンジ

自動車には、「マイナーチェンジ」と「フルモデルチェンジ」があります。

「マイナーチェンジ」とは…内装の仕様を変更したり、或いは技術的な改良を行われることが多く、見た目での区別がつかない事が多くあります。
主に、フルモデルチェンジの途中で行われることが多く、自動車に限らずバス、鉄道など他の乗り物にも総じて「マイナーチェンジ」という言葉は多く用いられます。

一方でフルモデルチェンジは、車両のラインナップそのものを一新するモデルチェンジを指します。
一般乗用車における「フルモデルチェンジ」は、言ってみれば古い車両よりも、新しい車両のほうが機能性も優れているという『マーケティング手法』の一環でもあります。

しかしJPN TAXIのようなタクシー専用の商用車となりますと、同時進行で「お客様対応における改良点」があり、見て見ぬふりはできない改良内容が施されいるケースが多々あります。
(代表例が「バリアフリー面の改良」など)

トヨタ自動車が次世代タクシー『JPN TAXI』を一部改良

過去の改良の様子

「マイナーチェンジ」も、「フルモデルチェンジ」も、読んで字のごとくではあるのですが、JPN TAXIは登場から数回マイナーチェンジが施されています。

今回が初の改良=マイナーチェンジ、という訳ではないのです。

▼JPN TAXI(ジャパンタクシー)主な過去のマイナーチェンジ
2017年10月 初期車両販売
2019年3月     一部改良①
車椅子乗降用スロープ変更
2021年5月 一部改良②
運転席と助手席のエアコン吹き出し口を『ナノイーX』に変更。
照度センサーによる『自動点灯・消灯』を行う際のコンライトを標準装備。
停電時の給電可能なコンセントを全車オプション装備
『V-CAT(可視光応答型光触媒)』を使用したハーフシートカバー
(デラックスタイプ)』

初期車両にも無料で部品交換・改良措置を適用。

上記のように、JPN TAXI(ジャパンタクシー)は過去2度にわたりマイナーチェンジを行ってまいりました。

今回は3度目となりますが、前回に比べてよりコロナ禍に対抗した強固な措置が取られており、お客様が安心に快適な移動時間を過ごせるタクシー車両となっております。

日本が誇る次世代タクシー『JPN TAXI(ジャパンタクシー)』とは…

これから~Opinion~

企業への転職時、希望条件に「感染防止対策が徹底している場所を選びたい」というのが求職者の新たな心理でしょう。
これは否定できないものになってきています。

そんな中で、職場環境にシビアになってきているが故に、タクシー車両という密閉された空間こそ、感染対策は必要不可欠であり、確固たるエビデンスや行動の開示が必要となる業界だと言えましょう。

感染対策防止車両と言えば聞こえはいいですが、実際にこう言った車両そのものが「抗菌」や「感染防止」を行っていたり、「タクシードライバーの意識」というのがお客様への安心感をもたらすサービスへとつながっていくことでしょう。

また、奇しくも二種免許新制度が施行される5月13日に登場とあって、タクシー業界では新たなタクシードライバーの雇用促進の際に、「感染防止対策を施した車両で安全に仕事ができる」という事にも期待をしています。

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