
見出し
「タクシーは稼げる」と言われるけど、マイペースに安定してやりたい人にもおすすめ!

タクシー運転手への転職市場は、とかく収入面が前面に押し出されることが多いと思いませんか。
それには理由があり、「完全歩合制」であることが挙げられます。
近年、タクシー業界では「稼げる!」というキャッチコピーが目立ちますよね。
つまり、やったらやった分だけ収入が得られるのです。それも、特殊な営業職とは違い、お客様を送迎するお仕事という需要Maxの業種なのです。
しかし「タクシーは稼げる」と言われますが、実際にはマイペースに安定して仕事をしたい人にこそおススメなのです。
今回は「稼げる」だけじゃない、タクシー業界のリアルをお届けしましょう。
もはやコロナ禍ではない!タクシー業界のリアル

太平洋戦争終結後、焼け野原と化した日本でしたが、その後はGHQによる資金援助や朝鮮戦争による特需なども折り重なったことが要因で、GDPが戦前の水準を上回るなど驚異的な復興を遂げました。
その流れから1956年には流行語として「もはや戦後ではない」という言葉が生まれたほどです。
あれから70年、タクシー業界ではまさに筆者の独断と偏見ではありますが…この言葉がぴったりなのではないでしょうか。『もはやコロナ禍後ではない』。
実際は「安定収入」と「マイペース」
今、日本列島はインバウンド(訪日外国人観光客)の増加により、東京・横浜・大阪・京都などの観光都市はもちろん、札幌・仙台・広島・福岡といった地方の政令指定都市でも需要が高まり、求人広告では「歩合で月収50万円以上可能」などの文言もよく見られます。
しかし、実際にタクシー業界に転職した多くの人たちはこう語ります。
働いてみると…自分のペースで働けて、そこそこ安定した収入が得られるのが魅力なんだと気づきました。
タクシー業界に転職する人が増えている背景

タクシー業界に転職する方は昨今、非常に増えている傾向があります。
以前であれば定年退職後のセカンドキャリアとして考えるような職業であったかもしれませんが、今ではそれだけでは当てはまらなくなりました。
最年少では※19歳、老若男女問わず多くの方がご自身のライフワークバランスを考え、タクシー運転手という職業に魅力を感じるようになってきたのではないでしょうか?
※…特例講習で入社の最低年齢。
異業種からの転職者が増加中
また、近年では、以下のような理由でタクシー業界に飛び込む方が増えています。
・物流業・介護職などからの転職(共通点は「人と接する」「運転が多い」)
・運転関係からの転職(バス・トラックなど。働きかた改革や規模縮小などで)
・飲食業・販売業などのサービス業からの転職(コロナ禍以降の職種変化)
・定年後の再就職先として(60歳以降のセカンドキャリアとして人気)
自由な勤務形態
タクシー運転手といえば、「隔日勤務」や「昼日勤・夜日勤」など、働き方のバリエーションが豊富なのも転職者から支持されるポイントではないでしょうか。
とくに隔日勤務は、1日に2日分の時間(8h×2=16h+休憩時間3h=19時間拘束:残業時間+3hまで自由)を乗務し、翌日は明け番と言って体を休めるために「お休み」という働き方です。
体力的に無理なく続けられるだけでなく、自分の時間や家族との時間も取りやすく好評です。
賢いですね!
タクシー業界の収入は「安定しやすい」理由

世間一般的に「歩合制なんて安定しないのでは?」「不安だ」「お客様いなかったらどうするの?」という疑問が付き物だと思います。
特に上記のような質問・疑問はタクシー運転手へ転職する当人よりも、その家族の方が不安が強い傾向があります。
では、実際にタクシー運転手がこうも「安定しやすい」と言われる理由は何なのでしょうか?
1. 歩合制でも下限あり!保証給がある会社も
タクシー運転手は「歩合制=不安定」というイメージを持たれがちですが、実際には多くのタクシー会社が研修期間や新人期間中に「保証給制度」を設けているため、収入が安定しやすい構造になっています。
▼以下は求人の例です。
・入社後3ヶ月間※:月給30万円~40万円保証(例:東京都内)
・アプリ配車の充実により新人でも稼ぎやすい。
・郊外の地域密着のタクシー会社は無線配車の基盤が強く、固定常連客あり。
※…期間及び金額はタクシー事業者による。
「普通に」仕事をしていれば給与保証額は上回るはずです。初月~3ヶ月は仕事や道路、感覚を養う期間とされていますが、月間平均12乗務をこなせばちゃんと保証給以上は稼げることでしょう。
でも万が一の際と考えると、この制度はありがたいですよね。
実際の地域別収入例
ここでは実際の収入例をまとめてみました。
東京都内がやはり全国平均はトップですが、他地区においても年々月収・年収は増加傾向にあります。
参考までにご覧ください。
・東京都内(アプリ+流し):月収35〜45万円前後。週末や雨の日、イベント時などは+αが期待できる。
※大手・準大手は無線配車や法人顧客(チケット・メンバー)も存在するため、実際にはさらに+α・神奈川・千葉(駅付け・予約中心):月収25〜35万円程度。アプリ利用も伸びている。
何れも県内全体の平均値のため、神奈川京浜交通圏、千葉京葉交通圏などに着目すると月収はさらに+5~10万前後上がります。・地方都市(福岡・仙台など):月収20〜30万円。観光需要や地域密着でリピーターも。
近年インバウンド需要や出張顧客の増加もあってアプリ配車需要が増加。月収平均以上は問題なく狙えます。
マイペースに働ける自由なスタイルとは?

マイペースで仕事が出来るというのは、ある意味…いや無条件で最強とも言えます。
もちろん限度はありますが、タクシーだからこそ、営業区域内であれば「今日はここで営業してみよう」と思えば出来るのも魅力ですし、「あそこの美味しいお店でお昼を食べよう」という事も出来るのです。
交通ルールと秩序さえ守れば、小旅行気分かもしれませんよ。
自分のペースで営業できる
タクシーの営業スタイルは「流し営業」「駅付け」「アプリ配車」「無線配車」などがありますが、会社から細かい“ノルマ”を課せられるケースは少なく、自分の裁量で営業できます。
たとえば…「今日は残業しないで帰りたい」 「午前中はゆっくり動いてして午後から本気出す」 「今月は頑張って稼ぎたい」なども全然OK!
この選べる自由さが、タクシーの大きな魅力なのです。
休憩や仮眠も自由
タクシー事業所は、隔日勤務の体制で稼働していることがほとんどのため、法律により仮眠室や休憩室のある営業所がほとんどです。
これらは勤務中も自由に利用することができます。
それでなくても、タクシー車内で仮眠休憩してもOK…その場合はくれぐれも駐停車禁止の場所では行わないようにしましょう。
また、シャワーや大浴場が完備されているタクシー事業所もありますので、乗務終了後は疲れをとるためにも積極的に利用すると良いでしょう。
家族との時間も確保
上述の通り、タクシーの隔日勤務では「乗務 → 明け番 → 乗務 → 明け番…公休」といったサイクルになり、月の半分以上は自由時間となります。
子どもの行事(授業参観、運動会など)や、通院、買い物などの予定も合わせやすく、「家庭を大切にしたいからタクシー業界に転職した」という声も多く聞かれます。
家族サービスの時間も余裕で出来ますし、お子様の行事も全て参加可能!
シフトの融通も利きやすいですよ。
「安全・安心・安定」のタクシー業界

最近はSNSなどで「個人で稼げる」などと白タク(違法営業車)の誘いが増えています。
ですが、お察しの通り…と言いますかご存じの通り白タクは法律で禁じられており、違反すれば厳しい罰則があります。
その点、タクシーは国家資格(第二種運転免許)と、法人・自治体の認可のもと営業しているため、お客様にも安心、ドライバーにも保険・補償の制度が整っており、安心して長く働くことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「タクシー運転手」と聞くと、かつては「長時間労働」「不安定」などのイメージが先行していたかもしれません。しかし現代のタクシー業界は、アプリ配車の普及・働き方の多様化・高齢化社会・インバウンド需要などの観光客増加・福利厚生の整備、さらには各地の運賃改定などにより、安定的に収入を得ながら、自分のペースで長く働ける仕事へと変わってきています。
確かにガンガン稼ぐのもタクシー運転手の醍醐味でしょう。
しかし「しっかり稼ぎたい」「でも自分のペースも大切にしたい」そんなあなたにこそ、タクシーへの転職は選択肢としておすすめですよ。




