タクシーメディア by転職道.com

タクシーに関わる求人から利用者まで全ての情報をお届けします

タクシーの「お墓参り代行サービス」需要高まる

タクシーの「お墓参り代行サービス」需要高まる

新型コロナウイルス感染拡大の収束を願う世界中の叫びが響く中、日本でも節目の行事に大きな影響が出ました。
お盆の帰省もその一つでしょう。

今まで当たり前だったものが中々厳しい状況となっている中、感染拡大防止を務めるタクシーを含めた公共交通機関での移動を推進していますが、諸事情で実家に帰れない方も多いのではないでしょうか。
そんな中、タクシー事業者のとある代行サービスが脚光を集めています。

タクシーの「お墓参り代行サービス」需要高まる

熊本県の老舗タクシー会社「熊本タクシー」が現在、コロナ禍で帰省や県の移動が厳しい方向けに、オンラインのお墓参りサービスを行っています。

コロナ禍で返って様々な可能性を見出してきたタクシー業界。その中に「代行サービス」というものがあります。
「買い物代行」や、「運転代行(タクシー業界ではあまり行っている会社は目にしませんが)」が注目を浴びていますが、中でもこのお盆期間に特に需要が期待されているのがこの「お墓参り代行サービス」です。

外出自粛で増えるタクシーの新たな需要(デリバリー・買い物代行・物流)。

清掃とお墓参りを代行

「熊本タクシー」のお墓参り代行サービスは、依頼をしたお客様の代わりにタクシードライバーがお墓のお掃除とお参りを代行するプランとなっており、今年もオンラインでのお墓参り代行サービスに注目が集まっています。

利用料金は、1時間半7,070円で、依頼をしたお客様はリアルタイムでパソコンやスマートフォンで確認し、リモートでお参りをするというものです。
まさにコロナ禍ならではのサービスで、「お墓参りに行きたくてもいけない」という方には、画面越しでもお墓の状況が生配信され、タクシードライバーによって掃除もしていただけることで思いを馳せることができるサービスとなっております。

利用はお盆期間に限らずいつでも可能とのことで、熊本タクシーの倉岡征宏社長は「こういう時期なので、利用いただきお役に立てれば嬉しいです。お墓参りはもちろん、故郷の状況を見たいなど、要望があれば是非相談してほしい。」と話しております。

運転代行(求人)VSタクシー(求人)働きやすいのは?【年収や仕事内容を比較して解説!】

地元でもファンの多い会社

熊本タクシーでは、お墓参り代行サービスをはじめ、ツイキャスを使用し各名所を回り配信を行う「ツアープラン(利用は数百円から)」や、お墓参り代行サービスのように、要望を取り入れて実際にアプリ配信を行う「チャータープラン」が人気を博し、熊本タクシーのtwitterフォロワー数は2・8万人を超えています。

また、昨年2020年8月より新サービス「バーチャルタクシープラン」を導入したことでも知られており、タクシー車両に派手なラッピングを施したりとユニークな企画で楽しませるタクシー会社として、ファンの多い会社で知られております。

実はあの大手タクシー会社も導入

タクシー事業者の「お墓参り代行サービス」は、コロナ禍以前にもサービスとして存在していたようです。

タクシー最大手の「第一交通」も全国34都道府県に営業所を構える強みを生かし「お墓参りサポートタクシー(はかサポ)」というサービスを行っております。

元々は「お墓が遠くてなかなか足を運べない…」「仕事が忙しくお墓参りに行けてない…」「高齢になってしまったため行くことが出来ない…」という方向けに始めたサービスで、昨年のコロナ禍でより需要が高まったサービスの1つです。

第一交通がコロナ後見据えドライバー2000人増員へ

国民の多くが抱えている悩みの1つでもある「お墓参り」。

もちろん気軽に行ける距離であればいいのですが、概ね霊園は遠かったり、丘陵地帯にあったり、或いは田舎ですと山奥だったりしますよね。

タクシー会社各社が行うお墓参り代行サービスは、なかなか行けずに気が引けている…でもどうなっているか心配というニーズに応えた形のサービスとなっています。
※第一交通の「お墓参りサポートタクシー(はかサポ)」は対応エリアがありますのでご注意ください。

第一交通グループとは?
「大手タクシー会社」と呼ばれるタクシーは数知れず。ですが第一交通ほど全国的にもネームバリューが浸透しているタクシー会社はそうはないでしょう。実は第一交通は、蓋を開けてみるとタクシー事業だけではなく数多の事業を展開しており、さらには上場もしている文字通りの大手…
続きを読む

様々なサービスは転職を考えるきっかけに

タクシードライバーに転職をお考えの際、「実はタクシー営業には“こういったサービスもあるんだ!”」というのも知っておくとサービス・営業の幅が広がること請け合いでしょう。

他にもタクシードライバーのお仕事は地元の「観光タクシー」「介護福祉タクシー」「お子様送迎」など、多岐に渡りますが、基本的には通常のタクシー営業の最中で行うことが通例です。(一部専門で行っていたり、サービスを行っていないタクシー事業者もあります)

また、近年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、外出を避けたいお客様のために「買い物代行サービス」が地方を中心に広がりを見せており、「ワクチン接種会場への送迎タクシー」そして今回の「お墓参り代行サービス」がクローズアップされるようになりました。

タクシーの様々なプラスアルファのサービスは「コロナ禍」の影響で返って可能性が多岐に生まれたと言えます。

日本交通が東京首都圏で「社会科見学タクシー」を期間限定運行!

これから~Opinion~

『タクシードライバーという「他人様」にお墓参りしてもらうなんて!』という抵抗がある方ほど、是非活用してほしいサービスだと思います。
本来はお盆休みで集まって、お墓参りをして…というのがコロナ禍で難しい中、生中継してくれると少しでも気持ちが安らぐのではないでしょうか。

例えばですが先日、筆者の祖母が病気で入院したものの、コロナ禍の影響で家族との面会が一切出来なかった際、「1週間に一度だけリモート配信」という形で面会が許されました。
確かにその場で会って会話をするという「雰囲気」には到底かないませんでしたが、安心感たるや格別の思いでした。

もし、お墓が訪ね難い場所だったり、或いは地方にご実家や本家のお墓があって、都度行くことが出来ずに「今どうなってるんだろうか…」と思いを馳せるのであれば、「地元のタクシードライバーさんに掃除してもらってお参りもしてもらおう。」という選択肢があっても全然良いのではないかと思います。

気の持ちようとはよく言ったものですが…生配信も出来るご時世ですので、ここはひとつ文明と産業が生んだ便利な機器には従ったほうが無難かもしれません。

Return Top