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東京無線とチェッカーキャブが業務提供し合同出発式を開催

東京無線とチェッカーキャブが業務提供し合同出発式を開催

あの会社とこの会社…企業間が合併するという話はいかなる業種にも限らず「よくある話」ではあります。

ですが、数十年前まで考えられなかった名前ですよね。たとえば「東京三菱銀行」と「UFJ銀行」の合併により誕生した「三菱UFJ銀行(もともとは「三菱銀行」と「東京銀行」「三和銀行」「東海銀行」が源流」だったり、関西の大手私鉄「阪急」と「阪神」で「阪急阪神HDGS」など…経営統合や業務提携は日常茶飯事と言えます。

タクシー業界も、「あの会社とこの会社」が、業務提携という話が昨年夏頃からありましたが、この度いよいよ合同出発式を開催しました。

東京無線とチェッカーキャブが業務提供し合同出発式を開催


東京のタクシー大手「東京無線協同組合」(本社:東京京都新宿区)とチェッカーキャブ無線協同組合(本社:東京都中央区)は今月4月1日、正式に業務提携を開始しました。

また、それに伴い翌2日には双方の組合所属会社の経営陣をはじめ、タクシー業界の関係者、ディーラー関係者が来賓として多数出席する中で業務提携記念の合同出発式を都内ホテルで開催。

今回の業務提携に参画したのは東京無線とチェッカーキャブ双方を含め91社。東京無線は48社53営業所(3619台)、チェッカーキャブは41社46営業所(2938台)となっております。

これにより双方91社、6500台が参画する大手四社に引けを取らない一大タクシーグループが誕生しました。

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目指すは「東京で一番つかまりやすいタクシー」

東京無線協同組合とチェッカーキャブ無線協同組合の両理事長の坂本篤史理事長は出発式の挨拶の際、以下のように抱負を述べられました。

「東京で一番つかまりやすいタクシーを目指していく。両者切磋琢磨して接客レベルを上げていきたい。」(東京無線協同組合・坂本篤史理事長)

「高齢化の日本ではまだまだタクシーが必要不可欠。皆様を手助けできるようこれからも頑張っていく」(チェッカーキャブ無線協同組合・秋山利裕理事長)

今回の提携により、東京無線とチェッカーキャブ双方のタクシーチケットは両組合の車両で使用可能になったのも多きなポイントでしょう。

今後は東京無線仕様のタワー型の行灯とチェッカーキャブのトレードマークである市松模様の車体デザインの統一を進めていくとのことです。

将来的には「統合」も視野

現役の東京無線とチェッカーキャブのタクシードライバー、もしくは求人情報を見てタクシードライバーへの転職を考えていらっしゃる方にとって気になる部分は「乗務員の研修」はどうなるのか問題ではないでしょうか。

今後の乗務員研修については「合同で行う」とのことです。双方のメリットを入れ込み、研修の合理化・充実化を図るのが狙いでしょう。
東京無線とチェッカーキャブの両組合は今後の展望図として、『将来的な統合』を目指し、以降も提携内容を拡大していくことも検討しています。

これから~Opinion~

これにて東京都特別区武蔵野三鷹地区の主要法人タクシーは『4台に1台』が「東京無線とチェッカーキャブ合同グループ」の所属になることになります。

数年前より東京無線の某タクシー会社へ訪問させて頂いた際も、このお話を予見されていた担当者の方の顔が思い浮かびます。東京都内は大手4社がひしめきあう様相を呈していますが、その中であって存在感のあったグリーン(東京無線)とオレンジ(チェッカーキャブ)の車体、メディアの露出や報道関係にも強かったりと、ただ単に「お客様をお乗せする」以上の魅力を持った味のあるこの2社が業務提携をする日がいよいよやって来たか…という印象です。

東京のタクシーはもちろんその他にもたくさんの会社があり、どれも個性的で魅力のある会社なのですが、大手系が触手を伸ばしていく中で、この東京無線とチェッカーキャブも、業務提携によりぜひともこれからも東京都内のタクシーを沸かせてほしいと思います。
出発式の際も来賓を代表し東京ハイヤー・タクシー協会の川鍋一朗会長も「東京無線、チェッカー無線が一緒になって東京のタクシーをリードしてほしいです」と熱いエールを送っておりましたから。

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