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日本交通のハイヤーの評判は?特徴やメリット・デメリットを解説

日本交通のハイヤーの評判は?特徴やメリット・デメリットを解説

この記事を読んで分かること

・日本交通のハイヤーの評判・メリットやデメリット

この記事は8で読み終わります

専属ライターO
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【この記事の制作者】

日本交通グループに1年勤務、DSP(ディスパッチャー日本交通タクシー乗り場の管理)・新卒採用担当(新卒採用での説明会)の業務を行っていました。業界の実務経験を経た説得力ある記事作りに定評があります。

「日本交通のハイヤーの評判は?」
「日本交通のハイヤーで働くデメリットはない?」

このような疑問を持っていませんか?
タクシー会社に転職するなら、特徴やデメリットなどを把握しておきたいでしょう。

本記事では、日本交通のハイヤーの特徴とメリット・デメリットを解説します。
後半では「日本交通のハイヤーをオススメできる人の特徴」もまとめているので、転職を検討している方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

日本交通のハイヤーとは

日本交通は、創業90周年の歴史がある日本最大のタクシー・ハイヤー会社。
日本交通のハイヤーとは、そんな業界大手「日本交通」のハイヤードライバーです。

日本交通のハイヤードライバーは、以下のいずれかに勤務します。

・赤坂営業所/東京都千代田区永田町
・銀座営業所/東京都中央区銀座
・中央営業所/東京都中央区日本橋兜町

ハイヤードライバーなので、利用者は企業の役員やVIPばかり。
幅広いお客様が利用するタクシーとは異なり、車両もレクサスなどの高級車を使用します。

運転技術だけでなく、質の高いサービスの提供が求められるやりがいのある仕事です。

日本交通のハイヤーの特徴

続いて、日本交通のハイヤーの特徴を確認していきましょう。
具体的には、以下の2つを紹介します。

特徴1:業界トップクラスの実績がある
特徴2:未経験者の割合・平均年齢が高い

特徴1:業界トップクラスの実績がある

日本交通は、日経MJの「サービス業調査|ハイヤー・タクシー部門」で10年連続売上No.1を受賞しています。
ハイヤー事業の実績もトップクラス。

ハイヤー事業における実績は、以下のとおりです。

・ハイヤー保有台数:549台
・年間売上高:145億円
・年間配車件数:35万件
・契約者数:6700社

各企業の役員や、政治・経済などのあらゆるVIPの方に利用されています。
FIFAクラブワールドカップ・インドネシア大統領来日など、大きなイベントでの配車実績もあります。

企業との取引件数は1万件以上。(2021年1月時点)
NTTデータや花王、鹿島建設など、日本を代表する大企業にも利用されています。

特徴2:未経験者の割合・平均年齢が高い

日本交通のハイヤーは、95%以上が未経験からスタートしています。
前職がホテルマンや不動産営業、銀行員など、あらゆる業界から未経験で入社する人が多いです。

また40.50代のドライバーが多く、乗務員の平均年齢は47.5歳。
乗務員の年齢構成は、以下のとおりです。

20〜29歳:63名
30〜39歳:228名
40〜49歳:531名
50〜59歳:393名
60〜64歳:90名

定年までの定着率も80%と非常に高いです。
40代以上の未経験者でも、長期的に働けるタクシー会社といえるでしょう。

日本交通の求人で魅力的なポイント

『ハイヤー・タクシー求人』は世の中の求人媒体に、誌面・ネット・新聞紙・中吊り広告などに多く溢れています。

その中にはありきたりのフレーズも多く、徐々にタクシー求人そのものが「頭打ち」になりがちではありますが、日本交通の求人はその中でもピカイチの求人内容で、求職者の心を掴んでいる=面接採用につながっています。

その魅力的なポイントを探ってみましょう。

日本交通には安定して働ける環境が整っている

業界トップクラスといわれる日本交通は「東京大手四社」の中でも「最大手」に位置します。

タクシー事業に関しては首都圏(東京23区武蔵野三鷹地区)における圧倒的な配車数、そして法人チケット契約数は16,000社以上という抜群の安定感に加えて、都内に約40カ所もの専用乗り場を設置。
未経験者でもタクシーを安定して業務しやすい環境が整っています。

ドライバーのキャリアアップ制度も充実している日本交通

タクシー会社に入社するというのは、ただ単に「タクシードライバーとして勤務する」…つまり現場勤務を一生続ける訳ではありません。
タクシードライバーにもキャリアアップはあります。

ドライバーの中での「指導班長」などといった役割から、管理職、人事関連に携わることもしばしば。
また、ドライバーのキャリアアップであれば「ハイヤー乗務員」「業務委託ドライバー」など、多岐にわたります。ワンランク上の乗務員へのチャレンジも可能です。

また、介護福祉専門のタクシードライバーといった括りはなく、日本交通では新人乗務員研修時において、「ユニバーサルドライバー研修(UD研修)」を行い、乗降スロープ設置・車いす乗降や、高齢者疑似体験ツールを使ったバリアフリー研修などを行うことで、タクシードライバーとしてデビューの際は「UDドライバー」として様々なお客様にご利用いただける事を務めております。

女性も働きやすい

近年、女性のタクシータクシードライバーの活躍が目覚ましく、日本交通では昨今ではテレビでも取り上げられるほど、新卒・中途問わず多くの方が入社され、活躍されております。

10年ほど前は大変珍しかった光景も、今では日本交通の主軸である東京23区内ではもう日常の一部となっており、さほど驚かなくなりました。
それほど、女性タクシードライバーは浸透してきており、また現場でも「気配りが聞くと評判」「男女関係なく稼いでいる」という声も聞かれます。

“女性が働きやすい環境を作る”、つまりそれは現場の採用人事に直結する問題です。
タクシー業界をこの先もサスティナブルな職場を形成しなくてはいけません。

現場も女性が働きやすいように工夫されている

女性タクシードライバーの活躍で、この数年、日本交通を含めたタクシー会社の状況はこの20年間で大きく変化しています。

例えばとあるタクシー会社は、施設内にパウダールームなどの休憩設備を設置。
女性専用の更衣室はもちろん、シャワールームなど、仕事の前後でしっかりとリフレッシュできる環境を整備し始めております。

日本交通のドライバーの生の声

では、現場で働く日本交通のタクシードライバーは、「お仕事」に対してどのような印象を抱いているのでしょうか?
やはり生の声は貴重です。

休みが多くプライベートが充実していて、生活も安定している

タクシーの仕事と聞くと、「実働時間が長い」「求人票で見たが年間休日が少ない」と思われがちですが、実は誤解です。

タクシードライバーの勤務体系で一番ポピュラーな「隔日勤務」を例に挙げると、実際のところ「勤務時間は1日24時間の中で2日分の労働時間を勤務」するのですが、休憩は好きな時間に必ず取れます。
分散して取得する方や、一気に取得する方もいたりと自由なのも魅力です。

そして実働16時間(残業等別)勤務ですので、翌日も連続で勤務ということはあり得ません。
必ず翌日は「明け番」と言って休みになります。ですので、実際は年間120日以上の休日を取得できるようなものです。

このように休みが多く、日本交通へ転職したタクシードライバーは「自由な時間が増えた」「プライベートが充実している」「以前に比べ生活も安定した」と口々に語っています。

ママでも働きやすい環境が整っている

タクシーのお仕事は、ご自身のライフスタイルに合わせた形で組むことが魅力です。

特に主婦の方は1日が1分1秒でも惜しい中で生活するには、隔日勤務とは現実的にはいかない方もいらっしゃると思います。そんな時は「昼日勤」という勤務形態も選択可能です(営業所によって異なります)

女性専用設備に踏まえ、勤務時間の融通など、休憩時間に自宅に戻って家事を行うことも可能ですので、タクシードライバーのお仕事は『生活の一部』としてなじみやすく、ママでも働きやすい環境が整っていると言えましょう。

日本交通のハイヤーで働くメリット・デメリット

次に、日本交通のハイヤーで働くメリット・デメリットを解説します。

メリット
長期的に安定して働ける
未経験からでも一流のドライバーを目指せる

デメリット
お客様の都合に合わせて働く必要がある
運転が好きな人には物足りなく感じることがある

メリット1:長期的に安定して働ける

1つ目のメリットは、長期的に安定した収入を得られることです。
日本交通のハイヤーは多くのお客様に支持されており、仕事が豊富にあります。

仕事が豊富にあるだけでなく、給与水準も高いです。
給与水準の割合は、以下のとおり。

・年収500万未満:24.3%
・年収500万〜600万未満:43.3%
・年収600万以上:32.4%

75%以上の乗務員が、500万円以上の年収を得ています。
2〜5年目までの平均年収は530万円、全乗務員の平均年収は562万円です。

入社後3ヵ月間は月給25万円を保証する制度もあるので、未経験から転職する方でも安心です。

メリット2:未経験からでも一流のドライバーを目指せる

日本交通には専用のハイヤー研修センターがあり、未経験の方でも丁寧に指導をしてもらえます。
2種免許を持つ方は最短9日、1種免許のみを持つ方は最短19日で乗務が可能です。

日本交通には、基礎的な内容以外にもさまざまな研修が用意されています。

・接客接遇教育
・安全運転教育
・守秘義務教育
・都内地理教育
・外国語教育
・秘書検定資格

現場の研修だけでなく、座学を中心とした研修が充実。
質の高いサービスを提供する、一流のハイヤードライバーを目指せます。

デメリット1:お客様の都合に合わせて働く必要がある

日本交通のハイヤーは、すべてお客様の都合に合わせて働く必要があります。
たとえば企業役員の専属乗務員になると、お客様の勤務スケジュールに合わせて働かなければいけません。

担当するお客様によっては、勤務時間が不規則になることもあるでしょう。
勤務時間がお客様に依存することは、日本交通のハイヤーで働くデメリットです。

デメリット2:運転が好きな人には物足りなく感じることがある

日本交通のハイヤーの運転時間は、1日4時間程度です。
そのため、1日中運転をしたい運転好きの人には物足りなく感じる可能性があります。

一例として、ハイヤーの1日のタイムスケジュールを紹介します。

8:00/出社
8:30/始業前点呼
9:30/ご自宅へお迎え
10:00/打ち合わせ
12:00/お昼休み
13:00/午後の乗務
17:00/帰庫
17:30/終業点呼
18:00/車両洗車〜退社

運転以外に、打ち合わせや事務処理の時間があるとわかるはずです。
ハイヤードライバーは、空き時間に地理情報や資格の勉強をすることもあります。

運転が好きな人は、ハイヤードライバーの仕事内容を理解しておきましょう。

日本交通ハイヤーをオススメできる人

ここまで、日本交通ハイヤーの特徴やメリット・デメリットなどを紹介してきました。
前述の内容を踏まえて、日本交通ハイヤーをオススメできる人の特徴をまとめます。

・長期的に働ける会社に転職したい人
・給与水準の高い会社で働きたい人
・未経験からハイヤードライバーを目指す人

日本交通は多くのお客様に支持されており、長期的に安定した収入を得られます。
ハイヤー乗務員の75%以上が500万円以上の収入を得ており、給与水準も高いです。

ハイヤー専用の研修センターもあり、95%以上が未経験からスタートしています。
業界未経験でハイヤードライバーを目指す方には、非常におすすめです。

日本交通ハイヤーをオススメできない人

日本交通ハイヤーをオススメできない人の特徴もまとめました。

・お客様を自ら探して自分のペースで仕事をしたい人
・一日中運転をしたい人

日本交通のハイヤー乗務員は、基本的にお客様の都合に合わせて働く必要があります。
また1日の平均運転時間は、4時間程度です。

上記に当てはまる方は、日本交通ハイヤー以外を検討するとよいでしょう。

まとめ:日本交通のハイヤーは長期的に安定して働きたい人におすすめ

日本交通のハイヤーは、業界トップクラスの実績があります。
仕事が豊富にあるので、お客様が少なくて収入が得られないことはありません。

給与水準も高く、ほとんどの人が500万円以上の収入を得ています。
長期的に安定した収入を得たい人は、日本交通のハイヤーを検討するとよいでしょう。

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利用者満足度が非常に高いサービスなので、タクシー業界への転職を考えている方は利用してみてはいかがでしょうか。

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