タクシーメディア by転職道.com

タクシーに関わる求人から利用者まで全ての情報をお届けします

タクシー運転手以外にオススメな業種はあるのか?タクシーを辞めた後の転職先は?

タクシー運転手以外にオススメな業種はあるのか?タクシーを辞めた後の転職先は?

この記事を読んで分かること

・タクシー運転手以外のオススメな業種

・オススメの他業種の特徴

この記事は9分20秒で読み終わります

専属ライターO
専属ライターO
【この記事の制作者】

日本交通グループに1年勤務、DSP(ディスパッチャー日本交通タクシー乗り場の管理)・新卒採用担当(新卒採用での説明会)の業務を行っていました。業界の実務経験を経た説得力ある記事作りに定評があります。

・タクシー運転手へ転職したいけど、他にオススメの業種はあるのか?
・タクシー運転手以外の業種について知りたい

こんな悩みを思ったことがありませんか?

タクシー運転手以外にも、色んな選択肢があった方が安心して転職活動出来できますよね。

この記事では、タクシー運転手以外にオススメの業種を、タクシー会社大手の「日本交通」に勤めていた私の視点から紹介していきます。また、タクシーを辞めてなんの仕事をしよう…という方のために比較として色々なお仕事をご紹介します。それぞれの仕事への応募に関しては弊社問い合わせフォームよりご連絡ください。

具体的にオススメな業種は以下の4つです。
・警備業
・運送業
・役員ドライバー
・原発作業員

1 警備業(警備員)

ここでは警備業(警備員)とはどんな仕事なのか、気になる年収やそのメリット・デメリットについて解説します。

1-1 警備業とはどんな仕事? どんな職種がある?

警備業とは警備の対象となる施設や道路などにおいて、人々の生命、身体、財産を守るのが仕事ですが、その種類は多岐にわたります。警備業法では以下の4種類に区分しています。

・1号業務……契約先の施設に常駐して人の出入りの管理や防災センター業務などを行う「施設警備業務」、スーパーや書店などの商業施設において万引などの犯罪を防止する「保安警備業務」など。契約先の施設に防犯カメラを設置し、警備業者の拠点にて監視を行う「機械警備業務」もここに含まれ、警備業務全体の約50%を占める
・2号業務……工事現場などで歩行者や一般車両の安全確保を行う「交通誘導警備業務」と、コンサート会場や花火会場など人が集まる場所での事故防止や誘導を行う「雑踏警備業務」の2種類がある
・3号業務……現金輸送車などを用いて貴重品を運搬する「貴重品運搬警備業務」のほか、核燃料などの危険物を運搬する「核燃料物質等危険物運搬警備業務」もある
・4号業務……身辺警備。政財界の要人や芸能人などのボディガードのほか、女性や子どもなど犯罪弱者を対象とした警備などの業務もある

1-2 警備業の年収はどれくらい?

厚生労働省が行っている「賃金構造基本統計調査」(令和元年度、企業規模計、男女計)によると、「警備員」の「職種別きまって支給する現金給与額」は248.5千円、「年間賞与その他特別給与額」は283.2千円となっています。ここからおよその年収を計算すると約327万円となります。

あくまでこの数値は単純集計なので職種や勤続年数によっても違いがありますし、資格を取得して手当を得たり管理職としてステップアップしたりすれば、これ以上の年収を期待することも可能です。

1-3 警備業のメリット・デメリット

警備業は慢性的な人手不足で、2019年度の有効求人倍率は6.68倍となっています(職業安定業務統計「保安の職業」の数値)。そのため、採用される難易度がそれほど高くないというメリットがあります(ただし、身元が不確かだと採用されません)。会社によってはアルバイトから正社員になることも可能です。

デメリットは定期的に研修(法定教育)を受ける必要がある点や、決められた制服や装備品を着用して屋外で行う業務が多いため、夏や冬は体にかかる負担が大きい点などがあります。

もしこちらの警備の仕事に興味がある方は警備求人ケイサーチでお仕事を探してみてください。

2 運送業(トラックドライバー)

「運送業」とは旅客や貨物を輸送する「運輸業」のうち、主にトラックで貨物を取引先などに届ける仕事を指していることが多いです。そこで、ここではトラックドライバーについて解説します。

2-1 運送業とはどんな仕事? どんな職種がある?

トラックドライバーは主に輸送する距離やトラックの大きさによっておおまかに分類できます。100キロを超えるような遠方へ輸送する長距離ドライバーもあれば、コンビニの納品車のような近距離のルート配送もあります。

また、「4tトラック」「10tトラック」といったトラックの大きさを表す表記(重量は車両、乗車人員、荷物の総重量を指す)がそのまま仕事の違いに現れるという特徴があります。2~4t程度の大きさであれば近距離の得意先への配送業務が多いですが、10tを超える大型トラックやトレーラーであれば長距離の仕事が多くなります。

なお、国土交通省では2014年より女性のトラックドライバーを増やそうという趣旨で「トラガール促進プロジェクト」という企画を行っており、女性ドライバーの割合が少しずつ増えているというのが最近の傾向です。

2-2 運送業の年収は?

先述した賃金構造基本統計調査のデータによると、「営業用大型貨物自動車運転者」の年収は約456万円、「営業用普通・小型貨物自動車運転者」の年収は約419万円です。大まかに言って、トラックが大きいと免許取得や運転操作の難易度が上がるためか、年収もやや高くなる傾向にあるようです。

2-3 運送業のメリット・デメリット

会社を出てしまえば基本的に1人で行う仕事なので、職場での人間関係が面倒という方にはこの点がメリットとなります。また、車の運転が好きなら運転そのものが仕事になるのもメリットと言えるでしょう。

デメリットについてはトラックの大きさに合った免許が必要であることや、時間厳守を要求されるため交通状況を考慮しながらルートを考える必要がある点などがあります。また、荷物の種類によってはフォークリフトで荷降ろしができず、手作業で行う必要がある点などが挙げられます。

3 役員ドライバー(役員運転手)

ここでは役員ドライバー(役員運転手)とはどんな仕事なのか、気になる年収やそのメリット・デメリットについて解説します。

3-1 役員ドライバーとはどんな仕事?

役員ドライバーとは、企業の社長や専務などの役員を専用車で目的地まで送り迎えする仕事です。ドライバーを必要としている企業から直接雇用されるケースもありますが、ドライバーを紹介する会社に所属し、会社から指定された会社に派遣されて働くことの方が多いようです。

なお、役員ドライバーの仕事はハイヤー運転手とはやや異なります。役員ドライバーはその会社が所有する車を運転しますが、ハイヤーはハイヤー会社の車になります。また、ハイヤーはスポット利用もありますが、役員ドライバーは基本的に継続して同じ人を送迎するのが前提です。

3-2 役員ドライバーの年収は?

賃金構造基本統計調査に「役員ドライバー」という区分がないため公的なデータは存在しませんが、求人広告によると、月給で30~40万円程度の募集が多く見られます(賞与については明記されていないところが多いです)。雇用形態は正社員のほか、契約社員や嘱託社員もあります。

3-3 役員ドライバーのメリット・デメリット

役員ドライバーのメリットは、アルファードやレクサスなどの高級車を運転できる点です。また、通常なら接する機会のあまりない大手企業のトップクラスの人物と接し、刺激を受けることができる点もメリットです。

ただし、クライアントのレベルが高いため、相応の気遣いや対人能力、安全運転のスキルが求められます。また、スケジュール通りに送迎することが求められるので緊張を強いられるというデメリットがあります。地理の知識や渋滞を的確に予想してコースを選択する能力も必要です。

4 原発作業員

ここでは原発作業員とはどんな仕事なのか、気になる年収やそのメリット・デメリットについて解説します。

4-1 原発作業員とはどんな仕事?

原発作業員とは文字通り原子力発電所で働く仕事ですが、求人広告において募集されている仕事の多くは福島第一原子力発電所での作業です。こうした求人は未経験者や資格がなくても応募できます。

具体的な作業内容としては足場の設置や施設の解体、フレコンバッグ(除染作業で出た廃棄物の入った袋)の積み下ろし、放射線の線量測定(有資格者の補助)のほか、一般的な土木作業や雑務もあります。

4-2 原発作業員の年収は?

賃金構造基本統計調査には「原発作業員」という区分がないため、公的なデータは存在しません。

求人広告によると、雇用形態については正社員や契約社員としての募集が大半ですが、給与については日給として掲載されているものが多く、その相場は1.2~1.4万円程度です。単純計算で月に20日働けば月給で24~28万円、年収で288~336万円(賞与があればこれに加算)となります。

4-3 原発作業員のメリット・デメリット

福島第一原発で働くことについて言えば、被爆による健康被害のリスクがあるという大きなデメリットがあります。被爆を避けるために密閉度の高い防護服を着て作業することになるので、特に夏場は過酷な環境で働くことになります。

メリットについては未経験で特定の資格やスキルが求められないのに日給がやや高めであることのほか、社会から必要とされている仕事をしているという使命感を感じられる仕事である点が挙げられます。

4 解体作業員

ここでは原発作業員とはどんな仕事なのか、気になる年収やそのメリット・デメリットについて解説します。

4-1 解体作業員とはどんな仕事?

解体作業員とは、マンションや一軒家など不要になった建築物を取り壊す工事を行います。

街中の閉店したお店などで解体作業している姿を1度はいたことがあると思います。

4-2 解体作業員の年収は?

解体作業員の年収は、大卒で500万円〜600万円ほどです。

解体作業員は、現場監督やオペレーター(重機運転手)などの資格を持っていると高くなる傾向にあります。
特に、オペレーター(重機運転手)は人手が少ないので、解体作業員の仕事の中でも重視されています。

4-3 解体作業員のメリット・デメリット

解体作業員のメリットは、資格がない未経験からでも始められる事です。
また、未経験から始めて資格を取得する事で給料のアップも見込めます。

逆にデメリットは、仕事の責任が大きい事です。
解体作業員の仕事は、間違えれば危険になる場面があるので、慎重に作業や指示を出さなければなりません。
やりがいがある分、責任も大きくなってきます。

転職道.comでは、タクシー会社の求人案件を豊富に取り扱っています。
無料の転職相談を利用すると、自分に合った求人を紹介してくれたり、代わりに企業に応募をしてくれたりします。
利用者満足度が非常に高いサービスなので、タクシー業界への転職を考えている方は利用してみてはいかがでしょうか。

[ 転職道の公式HPで無料相談する ]

専属ライターO
専属ライターO
【この記事の制作者】

日本交通グループに1年勤務、DSP(ディスパッチャー日本交通タクシー乗り場の管理)・新卒採用担当(新卒採用での説明会)の業務を行っていました。業界の実務経験を経た説得力ある記事作りに定評があります。

Return Top