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【全国初、Web講習・試験を実施準備】東京交通新聞より(2020年7月27日抜粋)

【全国初、Web講習・試験を実施準備】東京交通新聞より(2020年7月27日抜粋)

この記事を読んで分かること

・タクシー協会でも3密を避けて講習の行う事を検討している背景

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名古屋タクシー協会 運転者登録センターでWeb講習・試験を検討中

名古屋タクシー協会(天野清美会長)はこの夏、タクシー業務適正化特別措置法に基づく運転者登録実施期間で、インターネットを介した「Web講習・試験」を開始しようと準備を進めている。受講定員が20人の名古屋タクシー協会の登録センターは、毎回定員いっぱいでの開催が多く、予約が取りにくい状況にあったことから、今年初め、会員からの提案を受け検討を開始。折しも新型コロナウイルスの感染拡大を受け、インターネット上での会議や学習方法などが注目を集める中、感染予防の観点からも、必要と判断、実施に向けた準備を急いできた。タクシー業界で先例がなく、ゼロからルールづくりや機器の準備などを手探りで進めてきた取り組みが、間もなく実現する形となる。

 

【コロナウイルスが検討の弾みに】

5月の理事会で正式に提案、検討を進めることが了承となった。5月は新型コロナウイルスの影響で、様々な活動が自粛されていた時期。そうした中、中部運輸局は、特に多くの受講生が集まる名古屋地区のタクシー運転者の登録講習について、感染の発生源となることへの懸念を抱いていた。「3密」を避け会場を広い部屋に変更はしていたものの、従来通り、名古屋交通圏内各地から人が参集。会場も様々な自動車関連団体が入居する自動車会館内とあって、運輸局は万が一、感染者が発生した場合の各団体業務への影響も大きいと危惧していた。一刻も早く、手を打つ必要があると判断した運輸局は、感染防止の対応を求める連絡を、名古屋地区も含めた管内各県の講習を行う登録実施機関に出し、実質的な講習の中止を各機関に迫った。

運輸局が実際の講習を通じて感染が発生するのを強く懸念していたのと並行して、「Web講習・試験」の可能性を探り始めていた名古屋タクシー協会は、会議アプリの「ZOOM(ズーム)」を使った模擬講習の動画を作成。運輸局幹部に提示した。

動画を見た運輸局側も、新型コロナウイルスの感染予防を呼びかけたばかりとあって「Web講習・試験」に関心を寄せ、検討を進めることを了承。5月は、運転登録の業務を監督する側と実施する側がともに「Web講習・試験」の検討を確認した時期となった。

 

【不正防止と適正実施を】

名古屋タクシー協会の事務局は当初、トライアルと呼ぶ「Web講習・試験」の試験運用を早ければ6月にも開始したとの見通しを示していた。1ヵ月以上経過した背景にはゼロベースから着手したルールづくりの成文化に時間を要したことがあるとみられる。

ほかに先例がない取り組みを、運輸局側が求めた「不正防止」と「適正実施」をいかに文言に落とし込むか。名古屋タクシー協会が運輸局と行ったルール案のやり取りは複数回に及んでいる。

試験に使用できる端末や実施人数については追って記事にて公開していく。

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