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【タクシー『新常態』模索】東京交通新聞 より(2020年7月6日抜粋)

【タクシー『新常態』模索】東京交通新聞 より(2020年7月6日抜粋)

料理宅配 各地で活況

この記事を読んで分かること

・コロナ禍で生まれたタクシーの新しい営業形態

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新型コロナウイルスの感染拡大を背景に広がるタクシーの料理・飲食料品の配達サービス(有償貨物運送、救援事業)は、コロナ禍時代の『新しい生活様式』として定着しつつある。
有償貨物を展開するタクシー事業者に数は全国で1500超に達した。この記事では東京交通新聞と物流ニッポン新聞社がタイアップし、『ニューノーマル(新常態)』となりつつあるタクシーの事例を『連携レポート』として紹介していき、『貨客融合』の可能性を探る。

◆福島県 いわきタクシーグループ
福島県や埼玉県でバス・タクシー事業を展開する、いわきタクシーグループ(福島県いわき市、門馬成美代表)は、新型コロナウイルス禍で外出を自粛する高齢者らの為に、タクシーが料理の宅配や買い物代行をする『おつかいタクシー』サービスを提供中。市が料金の補助を始めた先月から本格化し、1日に多いときで30件ほどの注文が舞い込んでいる。

タクシー業界にとって料理の配達サービスは、コロナの影響売り上げが落ち込む飲食店を応援するとともに、自らの営業収入を少しでも得て、乗務員のモチベーションを高める。いわきタクシーグループでは緊急事態宣言下の4月15日に、旧来の『タクシー救援事業』の仕組みを使ってスタートさせた。お客から直接依頼があるときは『救援事業』として、お店からの注文には『有償貨物運送』として担う。利用件数は6月25日までに累計320件。うち、救援としての出動が9割を占める。

◆熊本県 つばめタクシー
外食を控えている家庭に、なじみのお店の料理と届けたい。
つばめタクシー(熊本県人吉市、北昌二郎社長)もそんな思いから、料理配達サービスを有償貨物運送の特例ができる前の4月16日、『タクシーイーツ』と命名して始めた。月に60件ほど使われている。
コロナで客足が途絶えた地元の飲食店の窮状を目の当たりにした。
北社長は「タクシーも夜の仕事が激減しているが、飲食店はもっとピンチだ。何とか「手伝えないかと思い、従来の買い物支援の発展形を思い立った」と振り返る。
「新しい生活様式が求められる中、タクシーのデリバリーは定着していくだろう。いろいろな仕掛けを考え、さらに広めたい。デリバリーが起爆剤になれば」と期待を寄せる。

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