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神奈川でEVタクシーが普及したのはなぜ?その理由を徹底解説

神奈川でEVタクシーが普及したのはなぜ?その理由を徹底解説

現在、ガソリンを用いない電気自動車が普及してきています。そして、電気自動車は一般家庭や企業などに限らず、タクシー業界でも利用されています。神奈川でタクシーとして利用されているのが、電気自動車タクシー「EVタクシー」です。ここでは、EVタクシーが神奈川で普及している背景について解説していきます。

神奈川のEVタクシーって?

神奈川で普及しているEVタクシーとはどのようなものなのでしょうか。ここでは、EVタクシーの詳細について見ていきましょう。

そもそもEVタクシーとは?

EVタクシーの「EV」とは、「Electric Vehicle」の略、すなわち電気自動車のことです。EVは、従来の乗用車の内燃機関の代わりに、電気モーターを駆動させて動く仕組みになっています。そのため、ガソリン補給の代わりに充電を必要としています。

充電はガソリン補給に比べて頻度が高いというデメリットがあるものの、一般的なガソリン車と比べて振動が少なく、エンジンの騒音も小さいため、乗り心地が快適であることが知られています。そのため、乗客を乗せるタクシー用の車両として非常に有用なのです。

また、ガソリンを燃やさないので、温室効果ガスを出さないという環境面へのメリットもあります。

神奈川県では、全国初となるEVタクシープロジェクトを指導しています。このプロジェクトは2010年頃から導入が始められ、ガソリン車とEV車の両方が待機している「シェア乗り場」を試験的に設置するなど、EVタクシーの普及を積極的に行っているのです。

神奈川でEVタクシーを始めたのはなぜ?

神奈川県で電気自動車の普及についての取り組みが始まったのは、2006年頃からでした。神奈川県は、2006年の1月に「かながわ電気自動車普及推進協議会」を設置し、松沢成文知事によってEV事業への注力が決定したのです。

2011年2月上旬から3月上旬にかけて、参加事業者22社、車両台数35台の電気自動車の導入プロジェクトを実行しました。そして、導入後2年間で合計100台のEVタクシーの実用化を目標として掲げています。

さらに、2014年までには圏内3000台の電気自動車の普及を目指すことを目標としたのです。また、合わせて県内に1,000基の100V・200Vコンセントを設置する「EV充電ネットワーク」の構築や急速充電設備の設置も目標となっていました。

神奈川のEVタクシーの取り組み

神奈川県のEVタクシーへの取り組みには3つの柱があります。

1つ目は、「初期需要の創出」です。EV購入補助金や自動車税・自動車取得税の100%免税といった特典を用意し、初期需要を確保していきます。

2つ目は「普及啓発」です。EVタクシーに限らず、EVシェアリング、EVタクシー、EVバス、EVバイクの普及率を高めるために、慶應義塾大学との協力のもと、さまざまなプロジェクトを実施しています。

3つ目が「充電インフラの整備」です。急速充電設備への補助金や200Vの普通充電設備を集合住宅に設置するなどの施策を行っています。

まとめ

神奈川県は、2006年に電気自動車を普及するためのプロジェクトを立ち上げていました。電気自動車は排気ガスが出ない、振動や騒音が少ないといったメリットがあり、タクシーに適していると考えられています。神奈川県ではEVタクシーの普及や充電設備の充実など、さまざまなプロジェクトを実施し、電気自動車の普及を進めています。

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