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【要注意】タクシー業務で聞き間違えやすい地名を解説!

【要注意】タクシー業務で聞き間違えやすい地名を解説!

【要注意】タクシー業務で聞き間違えやすい地名を解説!

タクシードライバーにとって、地名の聞き間違いは業務中によくある困った状況の一つです。お客様が言った地名をうっかり間違って聞き取ってしまうと、目的地にたどり着けず、お客様にご迷惑をかけてしまうことがあります。今回は、タクシー業務でよくある地名の聞き間違えを取り上げ、どんなケースで間違えが発生しやすいかを解説していきます。

田端と蒲田

「田端」と「蒲田」、この二つの地名は音が似ているだけでなく、どちらも東京都内に位置しているため、特に混乱しやすい地名です。「田端」は北区、そして「蒲田」は大田区です。

田端駅から蒲田駅は方向も異なり、移動距離も長いタクシーでおよそ80分、料金にすると10,300円ほどかかってしまうため、絶対に避けたい間違いです。
聞き間違えが発生すると大きなロスを生じることになるので、お客様が急いでいる場合でもしっかり確認してから出発しましょう。

仙川と千川

「仙川」と「千川」は、濁音の有無しか違いのない非常に似た地名で、聞き間違えが発生しやすいです。「仙川」は調布市にある駅名で、京王線沿線に位置します。一方、「千川」は豊島区にある駅名で、有楽町線が通っています。

仙川駅から千川駅まではタクシーでおよそ60分、料金は約7,300円です。

五反田と五反野

「五反田」と「五反野」、発音はほぼ同じですが、場所はまったく異なります。「五反田」は品川区の有名なターミナル駅であり、商業施設やビジネス街が立ち並ぶエリアです。一方、「五反野」は東京都足立区にあり、どちらも都内にあるものの、移動距離は大きく異なります。

五反田駅から五反野駅まではタクシーでおよそ70分、料金はおよそ8,700円です。

板橋と飯田橋

「板橋」と「飯田橋」も、音が似ているだけでなくどちらも有名な地名のため、慣れていないドライバーには聞き間違えが生じやすいです。「板橋」は板橋区にあり、都営三田線や東武東上線が通っています。対して「飯田橋」は千代田区にあり、総武線や地下鉄の路線が集まる交通の要所です。

板橋駅から飯田橋駅は距離自体はそこまで遠くなく、タクシーでおよそ30分ほど。料金はおよそ3,100円です。

渋谷と日比谷

「渋谷」と「日比谷」も音が似ているため、間違えやすい地名です。「渋谷」は東京都渋谷区の中心的なエリアで、若者文化の発信地として有名です。「日比谷」は千代田区にあり、ビジネス街と高級ホテルが多いエリアです。

渋谷駅から日比谷駅もまたそこまで遠くはなく、他と比べて間違えた際のタイムロスは少なめです。タクシーでおよそ30分、料金は約3,300円ほどです。

青梅と青海

「青梅」と「青海」は、発音が似ている上に漢字も一部似ているため混同されがちで、東京の地名間違いとして最も多く取り上げられていると言っても過言ではないエリアです。「青梅」は東京都の西部にある市で、「青海」は東京都の湾岸エリアにある駅名です。

地理的には大きく異なるため、間違えてしまうと非常に大きなロスにつながります。青梅駅から青海駅まではおよそ200分、料金にして28,000円にもなるため、絶対に間違えられない地名です。

立川と立会川

「立川」と「立会川」も、名前が非常に似ているため特に急いでいる時に混同されがちです。「立川」は東京都立川市の中心的なエリアで、JR中央線や青梅線が通っています。一方、「立会川」は大田区の駅名で、京急本線が通る駅です。

立川駅から立会川駅まではおよそ130分、料金は18,300円ほどです。

目白とめじろ台

「目白」と「めじろ台」、この二つの地名も、「台」を聞きそびれて間違われることの多い組み合わせです。「目白」は豊島区に位置し、JR山手線の駅名として有名です。「めじろ台」は八王子市の駅名で、中央線の沿線にあります。

目白駅からめじろ台駅へはタクシーでおよそ160分、料金は約20,000円です。

亀戸と亀有

「亀戸」と「亀有」は、名前が似ているだけでなく、どちらも東京都内の地名です。「亀戸」は江東区にあり、JR総武線が通る駅名です。「亀有」は足立区にあり、同じくJR常磐線が通っています。

この2駅は比較的距離が近く、移動はタクシーでおよそ30分、料金は4000円ほどです。

北千束と北千住

「北千束」と「北千住」、これも非常に似た間違えやすい地名です。「北千束」は大田区にあり、東急池上線の駅名です。「北千住」は足立区にあり、JRや東京メトロが交差するターミナル駅です。

北千束から北千住へ向かうにはタクシーでおよそ80分、料金はおよそ9,800円です。

浅草と浅草橋

「浅草」と「浅草橋」、こちらも橋の有無しか違いがないため、タクシードライバーが間違えやすい地名です。「浅草」は東京都台東区にあり、観光名所として知られる地域です。「浅草橋」は、同じく台東区にありますが、商業地帯が広がるエリアであり、少し異なる目的地です。

こちらは同じ台東区のため距離は近く、タクシーでおよそ10分、料金にして900円ほどの距離です。

まとめ

タクシードライバーをやる以上、聞き間違えはどうしても起こりがちなミスです。どっちか少しでも迷うことがあれば再度聞き直すなど、お客様からの指示をしっかり確認しましょう。目的地を間違えるとお客様に迷惑をかけるだけでなく、営業効率にも影響が出ます。地名の特徴や地理をよく理解して、間違いを防ぐよう心掛けましょう。

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