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転職相談でよくある質問集③【不安点編】

転職相談でよくある質問集③【不安点編】

人生の節目、大きな転換期…人との別れもさる事ながら出会いもそうです。冠婚葬祭だけでなく、人間として生きていくのに不可欠なもの、それは「生業」です。

その選択肢の中にふと「あ、タクシーの仕事ってどうなんだろう?」と知人の勧めを含め外部等の情報で小耳にし「タクシードライバーかぁ…」と疑問に思いながらも、勇気を出してタクシー求人サイトの転職相談へ相談を頂いた方々からのご質問などを、いくつか例を挙げてご紹介したいと思います。

今回はタクシー会社に関らず、どんな業種でもつきものである、「不安点編」です!

「会社の雰囲気ってどうなの?」

気になるタクシー会社の雰囲気。朝から活気がある営業所も多く、仲間同士の情報共有の場でもある。(写真は東京都足立区のつばめ交通)

会社の雰囲気…すなわち社風や文化とも言いますけども、転職時は今まで培ったものが即出せるかと言うと、必ずしもそうではありません。まず転職先の会社に慣れることが先決と言えるのではないでしょうか?

ところで『タクシーって車に乗ってる時間が圧倒的に長いのに会社の雰囲気なんて気にする必要あるわけ?』という疑問が湧いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?実際にそういった質問も頂いた例もあります。

実際はどのような感じなのでしょうか?

和気あいあいとした雰囲気が特徴

やはり現場には「答えがある」。とある国民的ドラマの映画でも、主役が「事件は現場で起きてるんだ!」というフレーズがあるほど。話や机上の内容との答え合わせができる場でもある。

 

初めての業種なだけに、皆さんが気にするであろう「会社の雰囲気」…人によっては上記でお伝えしたように『タクシー=車の中にいることが多いから気にしない。』という人も。そうは言っても出庫・帰庫・休憩時にどこかの街や駅でふと同じ営業所の仲間に出会ったりする訳ですよね。

タクシー会社によって雰囲気は様々。基本は和気あいあいとした雰囲気でタクシードライバー同士の意見交換やアドバイス、何かあってもそこで愚痴をこぼしてストレスを発散できるような環境でもあるので、比較的のびのび仕事ができる土壌があります。
そういった雰囲気なども含め、転職道.comでは実際にスタッフがタクシー会社を訪問し、取材を慣行しておりますので、転職相談でお問い合わせの際は、現場の『ナマ情報』が聞けるというメリットがあります!

どうです?やはり気になりませんか?

気になる人間関係

事前に社風や人間関係はなかなか知り得ることが難しいもの。一人で転職先を探すのであれば尚更である。

特に知りたい部分としてウェイトを占めているのが「人間関係」ではないでしょうか?
『さすがにこればかりは入社してみないとわからない…』確かにその通りなのですが、ある程度同じタクシー会社で働く方がどのような方で、どんな雰囲気なのか。そのあたりは転職前に抑えておきたい情報ではあると思います。

実際に人間関係は、乗務時間中常に一緒にいる訳ではなく、かといってタクシー乗り場や街中でふと一緒になった際や出庫帰庫時に情報共有したりと、比較的メリハリのついた間柄で人間関係を構築しやすい環境と言えます。

また部活動なども盛んなタクシー会社も多く、釣りや草野球、ゴルフなど、大勢で楽しむ時間も作れるのも特徴ですし、また一人の時間が欲しい方は運転中の時間はお客様をお乗せする際を除き、一人で仕事をする時間が圧倒的に多いのもタクシードライバーの特権です。
休みの日も仲間と過ごすのもよし。或いは一人で趣味に没頭するのもよし。家族サービスするもよし。上手に人間関係を構築していきましょう。

100%とまでは行かないまでも、転職道スタッフが取材訪問時にお話しした際の様子や、転職相談で企業様とディスカッションを行った時の情報を基に、そんじょそこらの求人情報とは違う部分をお伝えの上、人生の節目『転職先』のご提案をお手伝いいたします。

「何を基準に探したらいいの?」

闇雲に仕事を探そうとしても、様々な条件や噂によって「どうしたらよいか分からない」という壁に直面することも。

「昔から運転の仕事がしたかった」、或いは「タクシーの仕事をしたかった」という方はそう多くはいません。

仕事をしなくてはいけないと思い当たった矢先、何かのきっかけで「タクシードライバー」という業種に辿り着いた方もいらっしゃるでしょう。

或いは深夜のタクシー利用で「とても丁寧に対応してくださった」という事がきっかけで転職を決めたという方も過去にはいらっしゃいます。
ですが、仕事→業種→タクシードライバー…ここまではなんとか辿り着いても、その後の重要な『会社選び』で相談者のみなさんが行き詰ってしまうケースが多いところ。「何を基準に選んだら良いかわからない」という点です。

あなたのライフスタイルを基に、どの会社が良いか提案

長いタクシードライバー人生を送って頂くためにも、希望条件やニーズを転職相談ではじっくりと伺います。

正直なところ、「好条件」を謳う会社は多くあります。

それらのタクシー会社が希望条件とマッチ、あるいは相似しているのであれば問題ありませんが、自分自身のライフスタイルや方向性とは真逆にもかかわらず好条件に走ってしまうのは、返って仕事が長く続かなかったりするケースが多く、タクシー会社との信頼も落としかねません。

ニーズはとても重要になりますし、100%マッチするかと言われますとどの業種でもそうですが不可能と言えましょう。
ですが、その足りない部分を補えるものが入社後のフォローやご自身の努力でカバーできるような場所であるならば、そのタクシー会社への転職は良いものになるのかもしれません!

「こんなはずじゃなかった」と入って気付く前に、まず自分はどういう時間帯で、どういう条件が合っているのか?どれくらい稼ぎたいのか?どういう社風が合っているのか?そういった点をぜひ転職相談でお聞かせください。

「お金がないけど大丈夫?」

どうしても避けて通れない経済事情。現実を受け止めつつ転職の際に要する最善の策は何なのか、考える機会でもある。

切実な相談として取り上げさせていただきます。

非常にシビアではありますが、現実に転職相談でありました例を基にご説明しましょう。

転職・入社時に最低限必要な持合せ額

意外と出費のかさむ転職活動。理想はある程度余裕をもって活動できる資金を蓄えておく。

どのような業種でもそうですが、転職はエネルギーを使いますよね。
気力・体力・忍耐力・そして財力です。すんなり決まればいいですが、面接に係る交通費も基本は自腹ですし、その他写真撮影など雑費が飛ぶ飛ぶ…。せっかく入社!となっても通勤する費用や生活費もないとあっては、あまりにも厳しすぎる船出となってしまいます。

最低限ですが転職をされた際は翌月まではやりくり出来るだけの費用は持ち合わせておきましょう。15万円~20万円という相場が一般的です。

貸付・祝い金は入社すぐではない

入社祝い金支給の待遇を謳う求人は多くあるが、採用時即お渡しということではまず無いという事は肝に銘じおこう。

タクシー会社の条件表には『貸付あり』『入社祝い金あり』という会社も多くあります。

それらはとても魅力的ではありますし、良く捉えれば「タクシードライバーにとってのモチベーション」にも成りうる「カンフル剤」となるものです。ですが、タクシー会社の役割は「運送業」「接客業」という社会での役割があり、決して「金融機関」ではありません。

入社後に即祝い金をお渡し、貸付ありという会社は皆無と申し上げて良いでしょう。条件や時期は差がありますが、『入社祝い金』の付与は概ね入社もしくは乗務開始から1~3か月程度が多いでしょう(諸条件はあります)。

貸付に関しても、当人と会社間の信頼の下成立するというものが最大条件であるが故、入社後1~2年に応相談というケースが一般的です。

但し本来一般の会社ではそういった制度すら敷いていないのが通例ですので、そこだけは忘れないようにしましょう。

債務整理・自己破産内容など

人それぞれ事情はある。それを踏まえて今自分自身が「今後どうしたいか」という事が重要である。

タクシードライバーへ転職される方の前職を伺うと、「経営者であった」という方もいらっしゃれば「一般社員」「アルバイト」と言った多岐に渡る職歴を見かけますが、夫々事情がおありなのも事実。
なかなか身内にも、会社にも話しづらい、もしくは話しておくべきなのか…というような内容もありますよね。

少々シビアな話になりますが、こちらも以前いただいたないようで「債務の整理を行っている」という内容。
※法律の専門家ではありませんのでお答えできる内容にどうしても限りはありますが、ご容赦くださいませ。

一般的に債務整理は『1:過払金請求・2:任意整理・3:民事再生・4:自己破産』と大きく4つが分けられます。

1と2の場合、手続き的には事務的な内容になりますので、勤務先等から借りがあるという事でなければ公になることはありません。

ですので特段これから面接に行かれる際に1~2の手続き等を行っていたとしても、特にバレてしまうということはありません。3~4の場合は、通常バレないケースが多いですが、勤務先等から借りがある場合は当然ながら公になりますし、また裁判所での手続きとなりますので「金融事故情報」として債務者の個人情報が官報に掲載されてしまいます。
その際転職先の関係者の方が偶然それを拝見していて判明したら…という事もあります。

ですので、3~4の場合は、状況によっては面接時にお伝えしても良いかもしれません。但し状況をお伝えした上で「今後タクシードライバーとして頑張っていきたい」という覚悟の思いを伝えることが重要です。

過去実際に面接で債務整理をされていらっしゃる方と同行したことがありましたが、タクシー会社側の面接担当者様もご理解があり「一から綺麗にして頑張っていくという事ですね!」と快い回答を頂き、内定となった経緯もあります。【債務整理の諸々詳細は割愛させていただきました。】

「外国籍でも働けるの?」

ダイバーシティ化の進む昨今、外国人ドライバーの活躍はそこまで珍しいものでもなくなりつつある。(写真:日の丸交通世田谷営業所)

近年タクシードライバーで注目されている「外国人ドライバー」。
夕方のニュースでも東京の日の丸交通が「GO DRIVERSITY」を掲げ、タクシードライバーのダイバーシティにいち早く着目し、東京首都圏でも多くの外国人ドライバーが活躍するようになりました。

それでは実際に日本に在住の外国籍の方々にとってタクシードライバーというお仕事は、狭き門なのでしょうか?

就労制限のない在留資格が最低条件

外国籍の方は就労時の資格がいくつかある。一つ一つクリアすることは容易なことではないが、その分就業後の信頼感も生まれる。

以下は抜粋になりますが、外国籍の方タクシードライバーへ就労する際に必要な条件となります。

▼①就労制限のない在留資格をお持ちの方
「永住者」・・・他の在留資格から許可基準を満たして永住許可を得た人
「日本人の配偶者等」・・・日本人の配偶者及び二世(父又は母が日本人)
「永住者の配偶者等」・・・永住者の配偶者及び永住者の実子
「定住者」・・・3世、4世、日系人と婚姻した非日系の人、中国残留孤児の配偶者・子など

▼②日本語能力試験(JLPT)N3レベル相当以上の方
日本語能力認定書をお持ちでない方は、選考時に社内日本語試験を受験していただきます。
JLPT以外の日本語能力認定書をお持ちの方は、お問い合わせください。

▼③日本の普通自動車運転免許証を取得して3年以上が経過していること
外国の運転免許証を取得して3年以上経過している方は、取得期間を維持したまま日本の免許証に切替ができる場合がありますのでご相談ください。

【日の丸交通:『外国人のドライバー採用募集』より抜粋】

活躍する外国人ドライバーも多い

多国籍ドライバーの登場は国際化、ダイバーシティ推進をめざす国内の情勢においてもプラスに働く材料には違いない。

上記のように日本語が流暢に話せることが基本条件とはなりますが、場合によってはその語学力や母国ならではの慣わしとキャリアを生かしてお客様をおもてなしすることが可能です。

実際に都内タクシー会社に所属するブラジル人のタクシードライバーの方でも、一度東京首都圏で営業のコツを習得し、特別区武蔵野三鷹地区の1日平均営業収入を大きく上回っている方もいらっしゃるのです。

確かに『タクシードライバー=日本人』というイメージが日本に住んでいる以上定着しておりますが、違っていたって良いではありませんか!タクシー会社へ現場視察の際、二度ほど男性の方で北米出身のドライバーさんともお話をさせていただきましたが、大変に紳士的でしたし、異国の地で一生懸命に働いていらっしゃる姿は感動さえ覚えます。

永住者・定住者・それに係る配偶者に関して

就業に関しては日本語がある程度で接客業に問題なければ、国籍が違えど、平等にタクシードライバーとして乗務するべきである。

日本には外国籍で多くの永住者・定住者の方々がいらっしゃいます。
明言は避けますが多くの観点から「自分には就労は出来るのだろうか?」「差別的な扱いを受けないだろうか」という心配なご相談も頂きます。

実際タクシードライバーの方でも日本国以外の外国籍をお持ちの方で勤務されていらっしゃる方も多くおりますし、当然ながら生まれ育ったのも日本な訳ですので、実際の日常生活でも何の不自由なく自然な日本語で生活されているのですが、国籍なや出自などがタクシーのサービスや運転に支障をきたすものでは一切ございませんのでどうかご安心ください。

万が一そういった理由で面接や採否を断るような会社がありましたら、縁のない会社と考えれば良いだけの話です。

「タトゥがあるけど…大丈夫?」

実際のところ、仮に乗務となれば隠すことはできても、何かしらの時にバレてしまうという危惧もある。自慢するなんてもっての外である。

今やそこまで珍しくはなくなったとも言えますが、未だに市民権を得るには程遠い「タトゥ」。
若気の至りで昔、勢いでやってしまったという方など、相談でも時折頂きます。

但し先ず、『正直に話して下さった』点は評価をさせてください。
どうしてもタクシードライバーは接客業柄、『お客様に不快な思いをさせてはいけない』のも当然ながら、共に働く仲間同士に対する配慮も同様です。

タクシー会社で働く仲間で、そのような場面に境遇してしまったら、言葉の掛けようがありませんよね。

原則的には「不可」。…但し一度ご相談ください

「タトゥあり」はタクシードライバーへの転職は「基本的には厳しい」と思っていただきたい。その上で転職に対する気持ちを伺った上で一度タクシー会社へ相談という流れは吝かではない。

「実はタトゥをしています」と正直に話して頂いた方に限って、お電話口や直接相談でも「人柄は良いのに…」という方が本当に多く…事実を隠すよりは遥かに良いと考えるのは少々相談を受ける立場として考えが甘いのだろうかとも思う日々です。

まず気に留めていただきたいのは「原則不可」という事。
そのうえで、「タクシードライバーとして働きたい理由」をご相談ください。今後どうしていきたいかを誠実にお聞かせください。そのうえで一度タクシー会社へと相談・精査させていただきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は少々シビアで突っ込んだ相談内容を盛り込みましたが、実際には「なかなか誰にも言えなくて、相談すらも躊躇ってしまっている」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
特に転職先の会社の雰囲気、金銭関係や国籍など、面接でもさすがに突っ込んでは聞きづらいという部分もあるかと思います。(さらに追っての詳細は専門家へ教えを乞うのをおススメいたします。)

ぜひ不明点はどんどん聞いていきましょう。またこの記事を通じタクシードライバーへの転職を検討される際に何か少しでも良いので、答え合わせが出来たらうれしい限りです!

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