タクシーメディア by転職道.com

タクシーに関わる求人から利用者まで全ての情報をお届けします

タクシー転職大学とは?タクシードライバーに関する情報が豊富

タクシー転職大学とは?タクシードライバーに関する情報が豊富

自分が好きなこと、得意なことを仕事にするというのは大変なことも多い反面、やりがいを得ることも多いでしょう。

例えば、車の運転が趣味で、その趣味を仕事にしたいと考えたときに、タクシードライバーが選択肢に挙がったことはないでしょうか。

とはいえ、自分でもできるのか、収入はどうなのか、勤務はハードなのかなど、いざ仕事として考えみるとわからないことが多いものです。

そんな方におすすめしたいのがタクシー転職大学というサイトです。タクシー転職大学では、タクシードライバーの業界のことや、タクシー業界への転職について有益な情報が豊富に掲載されています。

タクシー転職大学とは

タクシー転職大学は、2021年4月にリリースされたタクシー業界に関する専門サイトです。
「現役タクシードライバーが教えるタクシー業界のすべて」というキャッチコピーに偽りなく、全国のタクシードライバーによる生の情報が豊富にそろっています。

タクシー転職大学のユニークな特徴として、各情報記事を「授業」、授業記事提供者を「教授」と名付けていることがあげられます。

この授業記事は、なかなか見ることができない貴重な内容のため、読んでいくうちに自然にもっと知りたいと思えるような内容になっています。

また、教授にはタクシードライバーだけでなく、会社の採用担当者や社長、運行管理者などさまざまな業界関係者が名を連ねており、多角的・総合的な情報が得られます。さらに検索機能があるので知りたい情報をスムーズに探せます。

収入や給料形態について知りたければ、授業科目「給料」
仕事の内容についてなら、授業科目「勤務」
採用されるポイントについてなら、授業科目「面接(現在は「その他」項目内)」

他にも「入社前・研修」や「福利厚生」から「グルメ」まで多彩な授業科目が用意されています。

もちろん教授の職種も選択可能です。

まだ開設したばかりなので、これから授業記事がもっと増え、さらに充実した内容になっていくことでしょう。

タクシードライバーになりたい人、転職を考えている人におすすめのサイトです。

タクシー転職大学の授業記事ってなに?

タクシー転職大学にはタクシー業界の「今」の情報が随時授業記事として更新されています。実際の内容についてさらに詳しく説明します。

教授のインタビューが掲載されている

タクシー業界の有用な情報は、各教授からテーマについて直接インタビューしたものをまとめ、授業記事としています。

教授自身の勤務先や勤続年数などのプロフィールも載っているので、自身が勤務可能な地域の会社を探したり、会社のイメージを掴んだりすることが可能です。

記事のテーマは前述のように給料や面接、勤務実態に関することが多いのですが、その内容は教授によって実にバラエティーに富んでいます。

具体的な日々の売上額、どうすれば効率良く街を回れるか、給料をアップする方法、面接で大切なことなど、タクシードライバーになりたい人が本当に知りたい質問に答えてくれる内容になっています。

タクシー関係者の「生の声」を載せているので、タクシー転職大学でしか知ることのできないリアルタイムの情報も見つけられるかもしれません。

また、タクシー業界関係者がいろんな観点から具体的に情報を寄せてくれるので、入社してみないと分からないことも事前に知ることができます。

求人も掲載されている

ただ情報だけ載せて終わりではありません。タクシー転職大学では教授が所属しているタクシー会社の求人情報も掲載されており、サイトからそのまま実際の応募につなげることが可能です。

その会社に勤務しているタクシー関係者の情報により、どのような会社か、雰囲気はどうなのかなどをある程度事前に把握することが可能なので、入社後の極端なギャップを回避することができるでしょう。

また、希望する会社の採用担当者の授業記事はそのまま面接時の参考となるので安心して面接に臨め、その結果採用される確率が上がることが期待できます。

現在は地域が限定されていますが、授業記事の担当教授を全国規模に広げることで、求人情報も今後全国地域に拡大される予定です。

おすすめ授業記事の紹介

タクシー転職大学に掲載されている中から、おすすめの授業記事をいくつかピックアップしてみます。

タクシードライバーはやる気が一番!

教授プロフィール
・採用担当者、丹沢政利教授
・東京都品川区大井交通株式会社
・タクシー歴9年

授業内容
面接時に必ず聞く質問、不採用になるケース、採用後の流れなどが分かりやすく順を追ってインタビュー形式で載っています。

面接時に前職につき、退職理由を聞くのは乗務員同士のトラブルの可能性を未然に防ぐため、タクシードライバーは運転技術が必要なのはもちろんだが何より接客業なので受け答えがちゃんとできているかを注意して見ているなど、他のタクシー会社の面接時であっても気をつけたい情報を採用側から教えてくれています。

とはいえ、採用のハードルは決して高いというわけではなく、「この会社で働きたい」という気持ちをしっかり伝えることが大切ということです。

地理を覚えれば稼げる!地理マスターになるコツ

教授プロフィール
・タクシー乗務員、外岡泰教授
・千葉県千葉市、有限会社稲毛構内タクシー
・タクシー歴2年

授業内容
タクシードライバーに欠かせない「地理」に関するさまざまな情報が載っています。外岡教授は、タクシー歴は2年ほどなのですが、現在新人ドライバーへの地理の教育指導を行っており、地理に関してはベテランといえます。

乗務員証取得の際に勤務地域(都道府県)の地理試験を受けるが、実際の地理見聞はその後の社内研修でしっかり身に着けること、地理教育で最初に何から覚えてもらうか、教育期間はどれくらいか、などかなり詳細な内容です。

また、カーナビに頼りすぎるデメリットや、自分でできる地理の記憶方法、どうしても地理が分からなくなった時の対処法など、教育指導だけでなく実際に業務に携わるドライバーとして非常に有用なアドバイスが豊富に載っています。

タクシーの給料は安定?不安定?

教授プロフィール
・タクシー乗務員、小池英年教授
・東京都杉並区三幸交通株式会社
・タクシー歴15年

授業内容
タクシー業界独特の賃金形態とそのメリット・デメリット、有給や休日出勤に関することから事故を起こした場合のペナルティーに至るまで、教授が包み隠さず質問に答えてくれています。

転職や就職を考えていて、賃金面は重要事項です。タクシードライバーは原則歩合制ですが、その中でも賞与の歩合の有無でまた分かれるなど複雑なものなので、ざっくりであっても予め知っておくことは転職先を決めるうえで大切なポイントとなります。

教授自身の毎月の売上額やだいたいの歩合率、1日の乗車回数なども載っているのでかなり具体的に収入や勤務時間のイメージが作れます。

歩合制は頑張っても売上がなければ収入にならないという厳しい部分がありますが、逆に売上を上げる工夫を考え、それが成功すれば収入アップに即つながることもあります。

人によって向き不向きのある実力主義のシステムですが、その中で賃金を安定させるやり方なども伝授してくれるなど、大変濃い内容となっています。

以上の授業記事については、広くどの地域のタクシー会社に通用するものが多いですが、地域や会社限定のものもあります。内容を吟味して就職・転職活動に役立ててください。

まとめ

タクシー転職大学はタクシー業界に興味がある人、実際に働きたい人を対象に、現職ならではの視線でさまざまな情報を教えてくれるサイトです。「授業」の名のとおり非常に勉強になりますし、職業ルポとしても興味ある部分に切り込んだ読み応えのある内容になっています。

2021年4月に開設したばかりですが順調に記事の更新を重ねており、タクシードライバーになりたい人への今後さらなる情報の充実が期待できるサイトです。

Return Top