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タクシー配車アプリGOが業界初の全国47都道府県で利用可能へ!需要アップでよりどこでも働きやすく
「どうする?GOする?」と聞いて、知らない人はもはやいないのではないか思うほど全国レベルに広がりを見せているタクシー配車アプリ…おなじみのGOですが、2025年9月下旬に島根県でのサービス開始することが明らかになりました。
これによりついにタクシー配車アプリGOは全国47都道府県すべてで利用可能ということになります。
これはタクシー業界にとって非常に大きな意味を持つニュースであり、文字通り日本中どこでもGOアプリを駆使してタクシーを配車できるという事になります。えらい時代になってしまったものです笑。

GOアプリとは?
今更ながらなお話しかもしれませんが、GOについて少しご説明しましょう。
タクシー配車アプリ『GO』(以下:GOアプリ)は株式会社Mobility Technologiesが展開するタクシー配車アプリで、スマホアプリで乗客とタクシーをマッチングする「配車機能」を持ち、さらに事前に目的地を指定できることからタクシー運転手目線からしても効率的な営業が可能になりました。
今では当たり前になっているクレジットやQR決済など各種キャッシュレスにも対応しており、事前決済・事前確定運賃といったサービスも行っております。
発足から5年あまりにも関わらず、都市部から地方まで全国に急拡大中しております。

(筆者は『流し営業』が大好きですが…。)
全国対応『どこでも働ける・稼げる時代』へ
GOアプリが全国対応になったことにより、タクシー運転手の働き方に以下のようなメリットが生まれています。
1. 移住・転職後もアプリで営業できる
都市部のタクシー会社から地方への移住や転職後も、GOアプリを使った営業スタイルが継続可能。
同じアプリ・同じ操作感で仕事ができるため、場所が変わっても営業の質が保たれます。

もちろん東京ほどではないにしても…お客様からの注文も意外と多く、移住後の不安が一気に消えた』
(50代男性/元都内タクシー運転手)
2. 地方でも「配車注文」が安定化しつつある
これまで地方では「流し営業が難しい」「待機時間が長い」と言われてきました。
そこで登場したのがこのGOアプリ!
配車アプリの手軽さが受け、効率よく乗客とマッチングできるようになり、天候や時間に左右されずに仕事を確保できるようになっています。

(軽井沢町内タクシー運転手・40代男性)
実例紹介!
ここで実際にGOアプリを導入したことでどのくらい配車利用が増えたのかという実例を紹介します。
実際のタクシー事業者で起きている事例や現場の声を参考に、いかにGOアプリの恩恵が強いという点を実感して頂けましたら幸いです。
都内ではタクシー需要が2倍近く!その代償も…
東京都内での実績として、大手四社日本交通グループに所属しつつ、自社としても関東県内最大級のタクシー事業者として名高い『飛鳥交通グループ』の事例を挙げましょう。
GOを導入したことにより、配車アプリ経由の乗車が全体売上の約半分以上(1日あたりの営業回数が平均40〜50回)に増加したのです!
過去には月の売上が導入前に比べて約1.8倍にアップした実績もあり、都内の流し営業で空車の時間帯現象=タクシー運転手の収入向上へと繋がっています。
しかしながらその代償として、「タクシーがなかなか捕まらない」といったお客様からの声もここ5年間では顕著になってきたのも事実なのです。

(40代/都内ベテラン乗務員)

(流しでタクシーをよくご利用される某タクシーユーザー様)
軽井沢での観光需要をカバー
国内外の観光客に今も昔も大人気の観光地「軽井沢(長野県北佐久郡軽井沢町)」では、シーズンごとの大幅な需要変動がネックでした。
しかしGOアプリの導入によりシーズン中の観光客からの注文数が急増。ユーザーの「今すぐ乗りたい」ニーズにGOアプリが即応することから、需要と供給が追い付かない事態に…。

軽井沢のみならず、箱根などでも応援乗務員や臨時営業に駆り出されることがあり、こちらもGOアプリに対応という形で、タクシー運転手の売上も安定しやすくなっています。

短期間でもしっかり稼げる環境が整ってきたように感じます。」
(応援乗務員・50代)
GOアプリで稼げる運転手になるためのポイント
ここでは『GOアプリ』で稼げる運転手になるためのポイントを挙げていきたいと思います。
よく調べないと…「え?アプリ?うちはそんなのないから!」ですとか「あーわが社は●●です」という流れになりますので、必ず調べた方が良いですよ!
対応したタクシー会社を選ぶ
まずは「GOアプリ導入済」の会社を選ぶことが最優先でしょう。
仮に」導入していても「乗務員数に対する配車台数のバランス」が悪い会社もあるので、実績や評価をチェックして選ぶと尚良いです…しかしまずは導入・未導入がポイントです。
研修・サポート体制のある会社
『今までは利用側としてGOアプリは触っていたけど…今度はタクシー運転手側としての利用か…大丈夫かな?』
おそらくそんな不安に駆り立てられることもあるかと思います。
タクシー業界未経験の方でもGO操作に慣れるために、アプリ操作の研修や地理対策(GOのナビはなかなか独特なので…)、さらには配車時における接客研修、インバウンド向け対応などをしっかり行ってくれる会社を選ぶことが大切です。

GOは“働きやすさ”も後押し
GO導入により得られるのは売上だけではありません。
タクシー運転手にとってはメリットが非常に多いのも魅力です。
それは何より働きやすさに現れていますのではないでしょうか。
例えば「配車注文の増加によって空車走行が減る」 「乗車率が上がる」…これは即ち「売上を懸念する精神的な負担の軽減につながる」ということに直結しますよね。
更にはGOアプリの特徴として『アプリ内評価制度』というものがあります。そのため 真面目に仕事を行う運転手が報われるといった「働きやすさ」が向上する要素も多くあり、環境設備が整っていると言えましょう。

もちろん、弊害やデメリットもあるんですが、それを凌駕するくらいGOアプリ導入は、在って損なしですので、是非タクシー転職における判断材料にしていただきたいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
GOアプリがついに全国対応…“※どこでも安定的にタクシーで稼げる時代の始まりが到来”と言っても過言ではありません。
※地域平均値として。
この度のGOが全国47都道府県対応」というニュースはまさに、タクシー業界の働き方そのものを大きく変える一歩と言えましょう。
首都圏のみならず、地方でも効率よく乗客を獲得することができ、経験や地理感覚に頼らず営業できる。
さらに地域に縛られず、柔軟に働くことが可能になりました。
これからタクシー運転手を目指す方、転職を考えている方にとって、GOアプリ対応の会社を選ぶことは、まさに未来への先行投資と言い切っても良いのではないでしょうか。