曙光 A ray of hope appeared
新年あけましておめでとうございます。年頭にあたりまして謹んでご挨拶を申し上げます。
コロナ禍が覆った闇を曙の閃光が差して消し去る
ことを期待した昨年末でしたが、完全なる終息は
見えず、急激な円安や物価高騰を受けた一年でした。
行動規制は行わないとの政策により、様々な行事の
再開とともに旅行支援やインバウンドの解禁など
少しづつではありますが、人の動きが見られる状況
も生まれており明るい兆しが見えております。
さて、利用者の皆様にお知らせがございます。
本日時点で大阪のタクシー業界において、130社
1万1392両（率にして78％）が運賃改定（値上）
申請をしており、本年中に改定が実行されます。
時期は遅くともインボイス制度が始まる10月を
目途としております。改定の理由につきましては、
労働環境の改善、燃料費高騰、配車アプリや
キャッシュレス決済などの先行投資ですが、何より
重要なことは利用者サービスの改善であり、公共
交通の役割をはたすことであります。
業界の話題から我が社の話題に移しますと、毎年
年頭には1年間「休まずに頑張った」
「無事故であった」「永年勤続」「接客優秀」の
方々への表彰をしております。
運輸安全マネジメントへの取り組み安全安心の
確保のためには、安全思想の普及・強化に向けて、
経営トップから現場まで社内一丸となった安全管理
体制を構築し、積極的に取り組むことが不可欠です。
当社において年間合言葉を乗務員から募集しており、
毎年多くの社員から秀逸な作品が集まります。
今年の合言葉は、
「防衛運転で無事故無違反
みな（南）神様のおもてなし
ブラボ－な業績で 有終の美を飾ろう」
に決まりました。
「安心安全」「神がかり的な接遇」「高収入」
というタクシー運転者の理念や目標を、流行語を
用いて上手くまとめたことが当選の理由です。
ヤクルトの村上選手、全力でバッターボックスに
立っても打率でみると３割超え程度、全力で営業、
接客しても結果は思うように出ないことがあるのが
タクシー業の宿命です。お客様の「ありがとう」が
我々にとって大きな励みになります。
本年も変わらぬご愛顧ご支援をお願い申し上げます。
ありがとうございます。
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