何を学ぶ? 職業訓練校の種類と選び方

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何を学ぶ? 職業訓練校の種類と選び方


職業訓練校は場所によってコースや内容に違いがあり、自分が何を学びたいのかをよく理解したうえで、慎重に職業訓練校を選ぶ必要があります。ここでは職業訓練の探し方やよくあるコースの内容、選び方のポイントなどをご紹介いたします。自分にぴったりの職業訓練を見つけましょう。

職業訓練の情報はどこから得ることができるのか?


職業訓練の情報は、一般的に各都道府県のハローワークのWebサイトや、厚生労働省の職業訓練Webサイト、または各ハローワークの窓口で確認することができます。

しかし、Webサイトにある情報はデータベースや名前が統一されておらず、どれが公的な職業訓練なのか非常にわかりにくいことが多いです。また、職業訓練のコースや場所などの変更や変化が激しいため、Web情報が更新されておらず古かったという声もよく聞かれます。できればハローワークの窓口で最新情報を入手するようにしてください。

職業訓練はいつでも受けることができるわけではなく、開始日や修了日、受講期間、受講場所などが決まっています。失業期間中に求めている職業訓練があるかどうかも相談してみてください。

職業訓練校の種類


職業訓練校には「求職者支援訓練」と「公共職業訓練」の2種類があります。

・求職者支援訓練


求職者支援訓練は民間のスクールで行われることが多いです。受講料が無料(教材代などを除く)で、失業保険の給付期間が終了している方、自営業などで失業保険未加入の方も受けることができます。

所得や資産が少ないなど、一定の条件がそろえば月10万円程度の給付金を受け取ることも可能で、生活資金を気にせず安心して訓練を受けることができます。

求職者支援訓練のコースは大きく「基礎訓練」と「実践訓練」にわかれており、基礎訓練では一般的なビジネスマナー、文書作成ソフト、表計算ソフトなどの使い方の基礎などを学びます。

一方、実践訓練はさまざまな分野にわかれており、Web開発やWebデザインなどのIT関係の訓練をはじめ、販売、事務、営業、医療、介護などいろいろな職種の訓練があります。

・公共職業訓練


公共職業訓練は都道府県が運営している職業訓練校や民間のスクールで行われることが多く、失業保険の受給資格がある人のみ参加することができます。設備が整っており、講師も経験豊富なベテランの人が多いため、より内容が濃く実践的な訓練を受けることができます。もちろん、失業保険を受給しながら学ぶことができますので、資金面の心配もありません。

コース内容としては、パソコンスキルや事務などといったデスクワーク系の職業訓練もありますが、金属加工、溶接、造園など、実技を伴うコースも多くありますので、実際に現場で行っている作業に近い職業訓練を受けることができるのが魅力です。

コースの選び方


「とりあえず何か受講しよう」という考えはやめて、身につけたいスキルがあるコースを選ぶようにしましょう。コースによっては6か月から1年以上に及ぶものもあり、受講してからイメージと違ったと気がついても苦痛を伴うだけです。

まったく違う分野にチャレンジしてみることも大切ですが、本当に自分に合っているのかどうか予備知識をつけるなどして慎重に選ぶようにしてください。

また、失業保険の給付金が支給される訓練かどうかで選ぶことも大切です。失業保険の支給がのこっている場合は、「公共職業訓練」を選択すれば失業給付を受けたまま訓練に参加できます。


このように職業訓練校には多くの種類があり、失業保険の給付の有無によっても参加できる訓練校が変わってきます。これらの特徴や種類を理解し、自分に合った職業訓練校を選ぶようにしましょう。