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転職前に知っておこう!タクシーの燃料はガソリンじゃない?

タクシードライバーへの転職を志す人はたくさんいますが、意外と知られていないのが、タクシーに使われている燃料のことです。

【12月】転職前に知っておこう!タクシーの燃料はガソリンじゃない? (2)

ほとんどのタクシーはLPガスを使用

タクシーのトランクに荷物を積んだことのある人であれば、トランクの奥に、ガスボンベが積んであるのを見たことがあるかもしれません。これは、LPガス(LPG=液化石油ガス)のボンベです。LPガスは可燃性ガスのプロパンとブタンを混合したもので、常温では気体(ガス)の状態ですが、圧縮すると液体の状態になり、体積も非常に小さくなります。そのため、小さなガスボンベにたくさんの燃料を詰めこむことができます。

LPガスのメリット

取り出せるエネルギーの量がガソリンとは異なるため、一概に比較はできませんが、燃料代をガソリンよりも安く抑えることができ、なおかつ二酸化炭素や環境汚染物質の排出量がガソリンエンジンよりも少ない、という利点もあります。また、自動車の構造についても、燃料供給システムが大きく異なる以外は、エンジン本体などの基本構造はガソリン仕様車とほぼ同等です。

そのため、メーカーは生産がしやすい上に、通常のガソリン仕様車をLPガス仕様車に後付け改造することも比較的簡単です。実際、LPガス仕様に改造する業者もあります。ガソリン仕様車よりも車両本体の調達コストは若干高くなるものの、ランニングコストの低さといった長所でカバーできることから、日本のタクシー業界ではLPガス仕様車が主流となっています。

【12月】転職前に知っておこう!タクシーの燃料はガソリンじゃない?

どこで燃料を入れるの?

LPガス仕様車は、通常のガソリンスタンドでの給油とは異なり、専用のLPガススタンド(通称オートガススタンド)を利用してガスを充填します。LPガススタンドは、全国に約1,500か所設置されているほか、営業所敷地内に設置しているタクシー事業者もあります。

LPガスボンベは安全なの?28

 

タクシーの多くは、LPガスボンベを積んで走っているため、「危なくないの?」と不安視する声もたまに聞きます。やはり、ガスというと「ガス爆発」というイメージもつきまとうため、無理らしからぬ心配かもしれません。

しかし考えてみてください。ごく一般的なガソリン仕様車の場合、極めて引火しやすいガソリンを積んでいます。しかも、燃料タンクの肉厚が薄いため、交通事故によって燃料タンクが破損し、車両火災もたびたび起きています。一方、LPガスは、常温では気体となる物質を高圧で圧縮して液体にしたものです。

つまり、高圧の状態を常に保つ必要があるため、LPガスのボンベそのものがガソリンタンクとは比べ物にならないほど頑丈にできています。燃料タンクに関していえば、ガソリン仕様車よりもむしろ安全だと考えても問題ないでしょう。

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