趣味を仕事にすることで生まれるメリット
まずは趣味を仕事にすることのメリットをみてみます。
・モチベーションが維持しやすい
趣味は元々好きなことですから、高いモチベーションを保ちながら仕事に臨むことができます。多少残業しても我慢しやすいですし、トラブルが起こっても乗り越えられるでしょう。モチベーションを維持できるのは、仕事を続ける上でもっとも大切なポイントです。・熱中できるので技術が上がりやすい
好きなことなら自ら積極的に勉強できるので、自然とスキルが磨かれていきます。技術が上がれば、その分新たな仕事の依頼も増加するかもしれません。・大きなやりがいを感じられる
やはり仕事に対する満足感が違います。好きな分野で思ったとおりの成果が出たとき、大きなやりがいを感じられるでしょう。忙しくても充実した日々を過ごすことができるはずです。・自分に誇りが持てる
充実感を持って仕事に臨むことで、自分のことが好きになってくるといわれています。好きな分野でスキルアップしていく自分に誇りを感じ、自信を持てるようになるのです。趣味を仕事にすることで生まれるデメリット
趣味を仕事にするのは、もちろん楽しいことばかりではありません。趣味を仕事にする上で注意したい部分もあります。
・趣味として純粋に楽しめなくなる
今まで自由に楽しんでいた趣味も、仕事となれば責任が生じます。高いクオリティを求められたり、期日に追われたりする日々が訪れるかもしれません。つらい気持ちが強くなり、好きなことでも純粋に楽しめなくなることも考えられます。・仕事とプライベートの区別がつきづらくなる
たとえ休日に趣味を楽しんでいても、どうしても仕事のイメージがつきまといます。仕事とプライベートの境目が曖昧になり、オンオフの切り替えがうまくいかなくなった結果、身体と心を休めづらくなるかもしれません。・意にそぐわない仕事をしなくてはならないことも
基本的にはクライアントの要望に沿った仕事をするために、自らのこだわりとは反する成果物を求められることもあります。その選別をするのも趣味を仕事にする醍醐味ではありますが、軌道に乗るまでは多少の我慢も必要かもしれません。・給料が下がる可能性もある
クライアントが納得するだけのスキルやキャリアを持っていなくては、お金を稼ぐことはできません。転職した場合は以前よりも給料が下がることもあります。独立開業などは、軌道に乗せるまでかなりの努力を必要とするでしょう。好きなことを仕事にすることのメリットとデメリットは表裏一体です。良いこともあれば悪いこともあります。ただ憧れるだけでなく、それぞれのポイントをきちんと把握してください。上記を参考にして、自分が趣味を仕事にすることに向いているかどうかを一度考えてみてはいかがでしょうか。